ガイ・フォークスの火薬陰謀事件とその背景



(前頁より)


(2)メアリー女王(ブラディ・メアリー)

ヘンリー8世の跡を継いだのは、三番目の妃ジェーン・シーモアとの子エド
ワード6世であった。しかし彼はヘンリー8世の荒婬による先天性梅毒で、
わずか26歳で死亡した。

皮肉にも熱心なカトリック教徒キャサリンの娘メアリーが国王となり、メア
リー1世となった。
彼女は亡父ヘンリー8世から疎まれていたが、女王となるや亡母キャサリン
の「結婚無効」を元に戻し、ヘンリー8世とは逆に「ローマ教皇権の至上主
義」を復活した。
プロテスタントを徹底的に弾圧、処刑したので「血なまぐさいメアリー」
(ブラディ・メアリー)」とのあだ名が付いた。
(カクテルを飲まれる方は多分ご存知・・・)
しかしその在位はわずか5年で他界した。



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