2007/07/14更新
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「自然朴の会」山行記録

藤里駒ヶ岳
(1158m)

白神岳の記録はこちら


山行記録

2007年07月08日(日)  快晴

藤里駒ヶ岳
 コースタイム 黒石沢登山口駐車場 7:25 → 7:29 尾根コース分岐 → 7:36 田苗代湿原入口 → 7:48 田苗代湿原出口 → 7:57 冷水岳分岐 → 8:47 尾根コース分岐 → 8:57 駒ヶ岳山頂 9:15 → 9:22 尾根コース分岐(山頂側) → 10:04 尾根コース分岐(登山口側) → 10:23 登山口駐車場


 昨日の心地よい疲れと温泉とお酒で熟睡し、さっぱりと目覚め、時間を早くしてもらった朝食をいただき、駒ヶ岳の黒石沢登山口に一路向かう。 一部未舗装の部分もあるが大部分は舗装され(一部工事中)た黒石沢林道を世界遺産センターから約1時間でトイレもある黒石沢登山口駐車場に到着する。 先客の車は2台で1組は準備をしている所だった、よく見ると同じ宿に泊まっていた夫婦だった。 今日はここを下山後に家に帰らなければならないので早々に支度をして出発する。 登山口から歩き始めて少し下ると分岐がある、真直ぐ行くと田苗代湿原を通って行くコースで左が尾根コースになる。 湿原から登り尾根コースを戻る周回を予定していたので直進する、すぐに湿原が現れニッコウキスゲなどが目に入ってきたが規模が小さく感じる、この程度の湿原かと思いながら湿原を通り過ぎる大きな湿原がまた現れた、この田苗代湿原は登山道沿いに3箇所の湿原がありさらに見えない奥に後2箇所あるようだ。 湿原にはニッコウキスゲが目立つがピークは過ぎたようで花が終わりかけている物もある、湿原を過ぎゆるい傾斜の登山道を進むと駒ヶ岳と冷水岳の分岐に出る。 駒ヶ岳は左に向かう、ここからは徐々に傾斜が増して行く、初めはブナの林の歩きやすい道だが傾斜が増し始めると大きな石で雨が降ったら沢状になって水が流れるのではと思われる様な歩きにくい道となってくる。 3分の2ほど登ったあたりから後ろの視界が開けてくる、傾斜もきつくなるあたりなので景色を楽しみながら最後の頑張りで登る。 目の前に分岐の標柱が現れると急登も終わりで尾根コース分岐になる、ここから山頂までは視界の開けた尾根を10分で山頂に着く。 山頂からの展望はほぼ360度得られる、北には岩木山が山並みの奥に顔を出している、昨日登った白神岳も見えているはずだが山並みが多くて同定出来ない。 休んでいると宿が一緒の夫婦が着いたのでカメラのシャッターを押してもらい記念写真を撮る。 あまりゆっくりもしていられないので、もう一度展望を目に焼き付けて戻る事にする。 下山は尾根コースを下るが、コースが土留めを兼ねた丸太の階段になっているので、昨日の長い下りで疲労が溜まっている足に結構きつい。 1時間と少しで登山口まで戻り、荷物を車に積み早々に出発する、林道の道幅が狭いのでのんびりしていて対向車が多くなると林道通過に時間が掛かる。 林道ではあまり対向車に合わずに一般道にでて時間も無いけど後は来ることもないと思われるので、「白神山地世界遺産せんたー」に寄って中を見学しながらトイレを済ませ後はひたすら家をめざした。


 (カシミール3Dで作成しました。)

藤駒荘 銚子の滝 滝
宿泊した藤駒荘、温泉宿で立ち寄り湯もOK(250円) 藤駒荘の奥にある社、この裏手に銚子の滝(高さ18m)がある 銚子の滝前景、滝壺近くまで行ける
案内板 登山口 分岐
黒石沢林道を最奥まで入った登山口に駐車場があり案内板やトイレがある 登山口から階段を少し登るがまもなく下りになる 下りきって小さな流れを渡ると尾根コースと田苗代湿原コースの分岐になる、直進が湿原コース
花 花 田苗代湿原
シャクナゲ ウラジロヨウラク 田苗代湿原は3段になっている、ニッコウキスゲが咲いている
冷水岳分岐 登山道 急登
湿原を過ぎ冷水岳の分岐に付くと駒ヶ岳への登りとなる 石がゴロゴロした道になってくると傾斜が急になってくる 後ろの展望が開けると傾斜はさらにきつくなるが長くは続かない
分岐 駒ヶ岳山頂 岩木山
山頂手前の分岐、尾根コースとの合流点 駒ヶ岳山頂、ほぼ360度の展望 遠くに岩木山が顔を見せている
尾根コース 山頂 標柱
帰りは尾根コースを下る 尾根コースから振り返ると山頂が見える コース途中の標柱、今は左に下るが昔は直進してこの先のピークまで行きそこから下ったようだ
ブナ林 分岐 駐車場
ブナ林の中の道になってくれば残り少ない 湿原コースとの分岐まで戻った 登山口の駐車場、建物はバイオトイレ

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