2004/10/24 更新
[山行記録へ] [トップページ]
title
「自然朴の会」山行記録

三峰山(坊主岳)
(1417.6m)


山行記録

2004年10月23日(土)  晴れ

コースタイム
 桑沼登山口 7:53 → 8:08 急坂取り付き → 8:52 尾根の分岐 → 9:08 北泉ヶ岳〜船形山縦走路・桑沼分岐 → 9:33 水源キャンプ場 → 9:43 熊の平 → 11:38 三峰山山頂 11:58 → 13:20 熊の平 → 13:32 水源キャンプ場 → 13:58 北泉〜船形山縦走路・桑沼分岐 → 14:38 大倉山展望台14:46 → 14:48 大倉山・種沢林道下降点 → 15:01 種沢林道 → 15:12 桑沼登山口


 今日は前回(8月)雨で途中断念した三峰山に再度登る事にしました。 今回のコースは前回の定義から横川林道をやめ、北泉ヶ岳の北に有る桑沼から北泉に向かい船形山への従走路を使い三峰山まで登る事にしました。 桑沼の駐車場には桑沼ハイキングコースを一周すると言う先客が1台いるだけでした、支度を整え駐車場の前に有る水場で水を補給し出発しました。 林道を少し先に進むと桑沼の案内看板が有り桑沼登山口となります。 始めは桑沼の湖畔を時計周りに行き沼を1/3周ほどすると北泉ヶ岳への案内標識が有りここから急登に取り掛かります、始めはそうでもないのですが徐々に急坂になり太いロープも付いた登りが約40分位続きます、30分くらい登った辺りからからは振り返ると眼下に桑沼が一望出来るようになります。 前方に山肌が無くなり傾斜がゆるむと尾根に着き尾根上の分岐標識が立っています、標識には右に「大倉山」で左が「北泉ヶ岳」と有ります。 北泉方向に尾根道を進みます、ここの尾根道は縦走路分岐までは標高差100mほどのゆるい登りで距離も0.6kmほどなので約15分くらいで縦走路分岐に着きます。 縦走路分岐からは船形山方向に道を分けます、ここからは熊の平までは下りになります、下り始めて間も無く急な下りとなり傾斜が緩むと水源のキャンプ場に着きます、ここはちょっとした広場となっていてすぐ近くに水場の沢が流れています。 キャンプ場から10分ほどで最低鞍部の熊の平に到着します、前回は定義から横川林道を通ってここまで来ましたが雨で山頂は次の機会に残しました。 熊の平から三峰山頂までは2時間と少しの登りになります、ゆるい登りがしばらく続き徐々に傾斜が増してきますが、途中で登山道脇の苔むした倒木にナメコや栗たけが付いているのを見つけ採りながらだったので、あらためて休憩も取らず三峰の最初のピーク稜線まで登って着ました、この辺りまで来ると風も直接当たるようになり上空には黒い雲も見えアラレかミゾレの様な物が混ざった降りものが少し落ちて来る様になりました。 ピークを2つ越え3つ目が三峰山山頂です、山頂からは360度の展望になります、西には船形山とその山頂に建つ非難小屋も見え、東には北泉ヶ岳とその手前には紅葉に色取られた尾根が広がって日の当たっている所は錦色に輝いて見えます、北には霧雨の様な物が降っているのか日が当たり虹が出ていました。 山頂では風が冷たいので昼飯だけ食べ20分ほどで退散しました、帰りはさすがに下りなので行きに3時間弱掛かった銃走路と桑沼の分岐まで2時間で戻って来ました、帰り道の水源キャンプ場に2張りのテントが有り今宵宿営するグループが有る様でした。 縦走路分岐から桑沼方面に入り今朝登って来た桑沼分岐を下らずに直進し大倉山に向かいます。 大倉山の山頂には展望台が有り、その一角の右奥に三角点が設置して有ります。 大倉山から少し戻り種沢林道分岐標識の所から下山します、今回はこの大倉山へは改めて登りに来る事も無いと思うのと、朝に桑沼から登った急坂を下りる気にはなれなかったのでこちらの下りを選択したのです。 大倉山からの下るには別に氾濫原を回って戻るコースも有りますが距離も有りすでに7時間近く歩いているので遠回りになるコースは遠慮する事にしました。 林道に下りると桑沼登山口までは10分ほどの林道歩きで戻ります。

 


桑沼登山口 桑沼湖畔 急坂登り口
桑沼から大倉山を周回出来るハイキングコースが有り、そこから北泉と船形山の縦走路に出ることが出来る。ここはそのハイキングコースの桑沼入り口 桑沼湖畔、ここの左手に東屋も有り芋に会にも良いかも知れない 桑沼奥の湖畔から尾根への登りとなる。入り口の案内板には45°の急坂と表示が有った
桑沼を振り返る 急坂後半 尾根分岐
縦急坂の後半途中で振り返ると桑沼が目に飛び込にで来る ロープの付いた急坂も終わりが近づき尾根に登りつく 尾根上の分岐、左は北泉ヶ岳そして右は大倉山の標識が有る、ここを左の北泉方向へ向かう
尾根路 縦走路の分岐 水源キャンプ場
尾根上の道は歩きやすく、縦走路まではゆるい登りとなります 桑沼上部の分岐から大きな登りも無く、16分ほどで北泉から船形への縦走路上の分岐に出る 縦走路分岐から少し急な下りが終わるとキャンプ指定地にもなっている水源に出る、ここでキャンプをする場合右手に少し入った所に水場の沢が流れている
熊の平 天然のなめこ 北泉を振り返る
前回は雨でこの熊の平で引き返した 最登山道脇の苔むした倒木にナメコが生えている、せっかくなのでいただいた 林三峰山への登りも終盤で振り返ると日の光が当たり北泉のピークまで錦のじゅうたんを敷いた様に紅葉が輝いていた
三峰山山頂 山頂三角点 山頂
三峰山山頂、後ろの台形に見える山が船形山で非難小屋も見て取れる、この写真では分りにくいが男性の右肩当たりに見える 三峰山の三角点、右手の白い袋は途中で採ったナメコとくりたけ 山頂は北寄りの風が少し強く長居は出来なかった、小粒のあられ混じりの時雨も風に乗って飛んで来ていた
虹が架かっている 三峰を振り返る 紅葉がきれいに
帰り際に北の方向に虹が出ていた 帰路三峰山を振り返る、左手奥が三峰山の山頂 正面に見える北泉の手前の肩まで戻るのだ、そして左へ延びる尾根の先端部ピークが大倉山になる
熊ノ平に戻って 水源にテントが2張り 縦走路分岐に戻って
熊の平まで戻って一休み 水源のキャンプ指定地に2張りのテントが有った 縦走路と桑沼の分岐に戻った、三峰山山頂からここまでちょうど2時間
桑沼尾根分岐 桑沼展望地 大倉山山頂展望台
桑沼分岐、朝は右手からこの分岐に上がってきた、帰りはここを直進し大倉山経由で戻る 桑沼分岐から少し北に進んだ所に桑沼の展望場所が有る、桑沼までの標高差は150mほど 大倉山山頂の展望台
大倉山三角点 大倉山展望台 下降点
大倉山の三角点は展望台の下右奥に有る 大倉山山頂と展望台は特に高い所では無く、尾根の延長線上に有る 大倉山展望台から少し戻り、種沢林道へ直接下るコースをとる
下降路の紅葉 種沢林道 桑沼登山口
下降路の降り口付近の紅葉も綺麗だった 林道に到着、桑沼登山口まではここから約10分ほどの林道歩きになる 桑沼登山口に戻って来ました、今日は往復7時間程の行程でした

[文頭に戻る] [トップページ]