2004/11/14 更新
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「自然朴の会」山行記録

額取山・一切経山
(1009m)(1949m)


山行記録

2004年11月06日(土)〜07日(日)  晴れ/曇り

コースタイム
 11月06日(土)
 御霊櫃峠登山口 9:40 → 9:48 風神・雨神 → 10:28 大将旗山 10:38 → 11:30 額取山山頂12:04 → 12:53 大将旗 → 13:33風神・雨神 → 13:40 登山口

 11月07日(日)
 浄土平登山口 9:10 → 9:20 鎌沼分岐 → 9:46 鎌沼・酢ヶ平非難小屋分岐 → 9:49 酢ヶ平非難小屋 → 10:00一切経分岐 → 10:19 一切経山頂 → 10:21 五色沼 10:27 → 11:13 登山口


 今回は久しぶりのフルメンバーでの1泊2日の山行になりました、山は無理しないで楽しみ、夜は今年の5月に泊まって良かった裏磐梯の「リゾートインみちのく」に泊まり来年の計画を打ち合わせる総会としました。 1日目は東北自動車道の郡山南ICから出て多田野から猪苗代に抜ける御霊櫃峠から大将旗山を通り額取山を往復しました。 御霊櫃峠には電波塔が有り峠道の両側に約10数台分程の駐車スペースとトイレが有ります。 峠に着くとすでに7〜8台ほどの車が止まっておりそこそこの登山者がいる様です、支度を整え電波塔と反対側の柵の間から登山道に入ります、歩き始めは幅が広くゆるい登りからの始まりです、この丘を登りきった所に「風神と雨神」の祠が有ります。 峠から額取山(j地元では安積山(あさかやま)と呼んでいる)迄はこの様な大小のピークを7つ程越して行かなければならない。 祠からは一旦下りになるが前方には岩山が壁の様に立ち塞がって見える、コースを目で追うと壁の中央を直登する様に見えるが岩の下部に着いて見ると左に廻り込み樹間に付けられた少し急だがトラバース道を登り岩の上部に出ることが出来る、ここからの展望も良いがここはまだ2目のピークなので先へ進む。 少し下り平坦な尾根道を大将旗山に向かう、大将旗山は額取山より標高が高く(1056m)有るのだがなぜか額取山の方がメインとされている。 大将旗山の登りで少し汗を絞られるので山頂で一本入れる、息を整えたところで先に進む、標高差で70mほど一気に下るとゆったりした尾根歩きとなり小さなピークを3つ程越し最後に額取山への標高差50mほどを登り切ると山頂部に着く、山頂部は細長く三角点と標柱は奥に有る(夏出や磐梯熱海方面から登って来れば手前になる)、今日は1000m付近から上に雲がかかっている様で山頂からの展望はせっかくの紅葉も薄靄にかすんでもう一つと言うところだ。 山頂には4〜5組の登山客が腰を下ろし休んでいるが昼食を済ませたところで下山にかかる、帰りもいつもの下山と違い来た時と同じピークを越さなければならない、と言う事はもう一つ同じ山を登るのと同じではないかと今頃気がついても後の祭りだ、でも2時間弱の食後の運動と思えば又楽しい、そして今夜のビールもおいしく飲めるぞ〜と言いつつ帰路も快調に歩き登山口に戻った。 峠からは猪苗代湖に向かって下る、猪苗代湖畔に着いたら半時計廻りに裏磐梯に向かう、この辺りの湖水は湖底の石が良く見える程きれいで透けていた。 今夜の宿は今年の5月に磐梯山近辺の山々を遊び廻った時に泊まった民宿「リゾートインみちのく」に又泊まる事にした、ここは食事の内容も良く風呂も部屋毎に貸切で使用できる展望風呂が2種類(檜風呂と岩風呂)有る。 2日目は8時に宿を出て浄土平に向かい一切経山に登る、駐車場に着き支度をして出発するが風が少し強く寒いので一切経への直登コースを登らずに鎌沼の方から登る事にする、私らのコース取りが正解だった様で直登コースを登っている人たちを見ると、コースのきつさと風が強いせいで休み休み登っている様子が見える、鎌沼方面からのコースは少し遠回りになるが緩く登り上げるのと尾根筋ではないので風もあまり当たらず快適に歩を進める事が出来る、鎌沼手前で酢ヶ平非難小屋が右に見えて来ると一切経への分岐標識が有るのでそこから右に入り酢ヶ平非難小屋の横を通り一登りすると一切経への直登コースに合流できる、ここからは緩い登りを20分程で山頂に着ける。 直登コースを登って来た人は息を弾ませているが私らは余裕で山頂にこれた、さすが山案内人(YMZ)の状況判断は的確だ、山頂の三角点からさらに先に足を進めると五色沼(吾妻の瞳)が足下に青い湖面を見せてくれる、対岸の先には家形山そして西吾妻までの縦走路が続いているが今日はここから引き返す、帰路は直登コースを下る、この急坂を登らなくて良かったと内心思いながら下り駐車場に戻った。 風も冷たく天気も思わしくないので鎌沼方面は次に若手メンバーが一緒の時に取って置く事にして今回はこれで帰る事にした。 


 


御霊櫃峠登山口 登山口 風神・雨神
御霊櫃峠登山口に有る案内板 峠道のここから登山道に入る 左写真の丘を登りきった先にこの風神と雨神の祠があります
岩山 急坂 急坂
最初のピークを越すと前方に岩山が見える、登山道を目で追うと岩山の真ん中を登る様に見える 岩山部分の登りは直登りでは無く左手の林の中を巻くコースになっているが傾斜は急だく 回り込むように登り込むと岩山の上に出る
岩山の上 大将旗山 額取への登り
岩山上部の方向表示板、ここが登山口から2つ目のピーク 岩山から少し下り登り返すと大将旗山の山頂に着く 大将旗山から尾根歩きとなるが途中3つのピークを越し写真の坂を登り切ると額取山の山頂となる
額取山山頂 山頂 紅葉
額取山山頂、三角点が有る、山頂はあいにくの薄曇で展望はいまいちだった 薄曇だが雲の合間から日も射し風が無いので暖かく半袖で気持ちよく歩けた 山頂部の紅葉はすでに終わりの様だが中腹は見ごろのようだが生憎の薄曇で写真写りはあまり良くない
下山 山頂付近 下山路
額取山の山頂部は細長い、写真の手前に山頂標識が有る、前方の先が大将旗山から御霊櫃峠方面への下山口 下山口から大将旗山(中央やや左のピーク)方面を望む 戻り初めて最初のピークは笹原の中のゆったりした道、前方の一番高いピークが大将旗山
下山路 大将旗山に戻ってきました 下山路
大将旗山への登り返しから振り返ると額取山がだいぶ遠くなった 大将旗山に戻って 登山口手前のピークに戻って来た
振り返る 戻って来ました 猪苗代湖
大将旗山をバックに日も射してきた中で笑顔の記念写真 登山口までの下り、登山口には車が20数台が止まっていた、朝は10台弱だったが人気の有る山の様だ 峠から猪苗代方面に下り湖畔を今宵の宿の裏磐梯に向かう、紅葉に彩られた山とかすむ磐梯山が湖水の向こうに見える、湖水は底の石が見える程澄んでいた
宿に着いて 貸切ヒノキ風呂 いい湯でした
宿ではいつもの銘酒の勢ぞろいで記念写真、前に並ぶのはメンバーのマイぐい呑み 宿泊した宿の一押し貸しきり展望ヒノキ風呂(岩風呂も有る)、この宿は5月に続き2度目、宿は「リゾートインみちのく 展望風呂は別棟に有り部屋毎に予約貸切制になっている、チェックインの時に空いている時間帯に予約を入れる事が出来る、先着順
浄土平駐車場 橋 登山口
2日目、浄土平奥の駐車場から歩き始める 小さい橋を渡ると間もなく一切経と鎌沼方面への分岐が有る 分岐に有る案内板
鎌沼方面へ 吾妻小富士 木道
今日は少し風が強いので一切今日への直登はやめて鎌沼の方から廻る事にした 鎌沼方面への登りで振り返ると吾妻小富士が形良く鎮座している 階段状の登りから木道に変わると登りも終わる
分岐 酢ヶ平非難小屋 鎌沼を振り返る
鎌沼と一切経への分岐に有る案内板、左が鎌沼で右が酢ヶ平非難小屋を通って一切経への道となる 林酢ヶ平の非難小屋、少し前まではよほどでないと入る気になれなかったひどい状態の小屋だったが今は立派な小屋に生まれ変わった、中はコンクリートの土間で壁際にベンチ状の板の間(幅は狭い)が有る 非難小屋から一切経への直登コース合流点に登り着き振り返ると鎌沼が見える、左の山すそは東吾妻山の裾野
一切経山頂 三角点 五色沼
一切経に登り着くと誰が建てたか判らないが「空気感謝塔」が立つ大ケルンが出迎える ケルンの後ろに三角点が有る 三角点から先へ少し下がると五色沼「仮称:吾妻の瞳」(別名:あずま ひとみちゃん)が青い瞳で出迎えてくれる、ただし青い瞳は晴れた日限定です
帰路 直降路 駐車場
雲が出てきて風も冷たくなって来たので早々に下山しました 下山は最短コースの直登コースを戻ります、このコースを登りに使うとかなりの急登になります 駐車場に戻って風が冷たいので早々に車の中に・・・・

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