2004/07/22 更新
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「自然朴の会」山行記録

薬師岳(早池峰)
(1644.9m)


山行記録

2004年07月18日(日)   曇り

コースタイム
 小田越登山口 9:30 → 10:18 大岩 → 10:27 樹林帯抜け → 10:39 稜線標識 → 10:53 薬師岳山頂 → 11:05 昼食 → 12:17 小田越山荘 → 12:21 遠野口 → 12:25 小田越バス停


 昨日(17日)は生憎の雨となり、やまびこMLCの皆さんとは宿での懇親会で楽しいひと時を過ごさせてもらった。
 今日の予定は各々別と言う事で、やまびこMLCの皆さんは秋田駒に再度登ると言う 事で通行規制が始まる前に八合目まで車で登りたいと5時頃に出発された。 私らは5時半に起きて外をみると雨は止みかけている様子だったが食事を終え宿を出ようとする頃には本降りになってきた。 この様子では 田沢湖付近は無理と考え、とりあえず仙台方面に戻る事にした、皆で行き先を考えながら盛岡に向って走っていると、前方の岩手方面の空が幾分明るく、天気予報でも太平洋側は曇り か晴れと言っていたので、早速移動時間と工程時間を考え、早池峰の薬師岳が良いのではとなり、そのまま盛岡を通り越し 薬師岳に向った。 早池峰は交通規制が実施されており、自家用車は入れない(13時以降は可)ので岳の駐車場に車 を置きシャトルバスで入山する事になる。 駐車場には8時30分頃に着き9時のシャトルバスに乗る事が出来た。  小田越えにはバスで30分ほどで着き、帰りのバス時間を確認すると早速に歩き始める、雨は降っていないが歩き始 めの木道は濡れており滑りやすく緊張する。 木道から土の登山道に変わると足元の緊張が取れほっとする、登りも中ほどになり岩が積み重なった所を覗いて見ると「ヒカリ苔」が黄緑の蛍光色に光っているのが随所で見られる、今回は湿 気が多くガスで日も差し込んでいないので良く見えた様だ。 樹間から早池峰方面を見るとかすかにガスを通して斜面が見える程度でほとんど見えない、クサリが付いた大岩を過ぎて少し登ると樹林帯から石楠花や這い松の低木帯に出る、風が直接当り肌寒く感じられる、石楠花の花も少しだけだが花開いて歓迎してくれていた。 稜線の標識が有る岩陰で休憩をしていると、ガスに隠されていた山頂部が一瞬だけ姿を見せてくれた、 腰を上げ山頂に向う、10分ほどで山頂に着いたがガスので視界が利かない、風も強く寒いので少し下ってから昼食にする事にして下山開始となった。 途中で立ち昼とし早々に下山し帰りのバス停に戻った、バス停に着くと登山者は早池峰山の登山口側に沢山いるが岳方面行きのバス停には誰も並んでいない、バス停に先頭で並ぶと他の登山 客が後ろに次々と並び始めて40人位の列になった、発車時刻の少し前に到着したのに一番先頭に並べた、なんともラッキーな事だ、 もちろんバスでは降りやすい前の席に皆んなで座る事が出来、岳に到着後は直ぐに自分らの車に戻り、WTNの自宅には15時45分 に戻る事が出来た 。



登山口 登山道 早池峰
小田越登山口からは木道で入山する、濡れていると滑りやすく注意が必要だ 木道が終わるとホットする 樹間から早池峰方向を見ると微かに山肌が見えた
光苔 光苔 光苔
ひかり苔が見られ始める ひかり苔をストロボを使って撮影 ひかり苔をストロボ無しで撮影
大岩 大岩 低木帯
大岩には鎖も付いている 大岩を上から見る 樹林帯を抜けると石楠花と這い松に変わる
這松 稜線 薬師岳
ガスと風の稜線付近 稜線の岩陰で休憩 ガスが切れ一瞬だけ山頂が見えた
山頂直下 山頂 撮影
山頂直下 ガスの中の薬師岳山頂 山頂で記念撮影
山荘 登山口 バス停
小田越山荘 遠野登山口 小田越バス停留所

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