2004/04/18 更新
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「自然朴の会」山行記録

不忘山(1705m)


山行記録

2004年04月17日(土)   晴れ、風強し

コースタイム
 白石スキー場 7:50 〜 8:25 第6リフト終点 → 10:25 不忘山山頂 10:30 → 11:30 白石スキー場

 お花見てんぷら山行の予定だったがメンバー各々に予定が入ってしまい今回の参加は2名となったので行き先を南蔵王の馬の神に変更し白石スキー場の駐車場で待ち合わせをした。 現地に着いて見ると思ったより雪が少なく馬の神へは難儀しそうと判断、行き先を不忘山に変更する事にした。 車を白石スキー場のゲレンデの方に廻し支度を整え歩き出す。 車が2台ほど有り先客がいる様だ、一般的には元白石女子高の山小屋が有った方に登山道が有るが、この残雪期には普段は歩けない雪上直登コースを登らない手は無い。 まずゲレンデを水引入道の登山口の方に向い第6リフトの終点を目指す。 スキー場のコースで言うとEコースのゲレンデになり上級者コースと言うだけあって、上部の最大斜度は35度有り登りでは汗を絞られる、さらに雪が多少腐り初めており踏ん張ると滑り苦労させられる。 第6リフト終点に着き一息つく、その辺りは一部雪が消えフキノトウが目を出し始めている、少しだけ春のおすそ分けに摘ませてもらいながら息を整える、ふと見ると岩が固まって有る所に目をやると1.5m程のアオダイショウが日光浴をしている、こちらに気が付いたのか岩の間に尻尾から戻る様な仕草をしたので邪魔をしない様にそっとその場から離れる。 ここからは不忘山の山頂までコガ沢の南尾根を忠実にトレースする、なんと言っても今の時期だからと何度もこの辺りを歩いている同行者がいるから取れるコースである、ちなみに同行のYMZは先週もこのコースを歩いたそうで登るにつれて尾根の上部にはその時の下りの足跡と思われる踏み後が残っていた。 今日は天気予報で風が強く強風注意報が出されていると言っていた通り、水引入道や馬の神の方で風の音がすごいがこちらは多少の風は有るがそれ程でもなく2時間半程で山頂に到着した。 YMZの話では山頂近くの雪の量が先週に比べ随分少なくなっている様子だと言う、先週は山頂近くまで尾根に雪が付いておりその上を歩けたが今日は山頂手前から尾根の雪が無くなりぬかるみが出ている。 山頂はやはり西風がまともに当りとても長居は出来たものでは無いので写真を撮ると早々に引き上げる事にした。 下山も登りに使った尾根を下る、雪の上を真直ぐにスキー場目指す下り着いて見ると1時間程で下ってきた。 時計を見るとまだお昼になっていないので各々帰って昼にする事にして分かれた。

地形図:国土地理院25,000図 


スキー場 スキーゲレンデ リフト終点
白石スキー場のリフト乗り場付近は雪がほとんど消えてしまっている スキーシーズンは上級者コースとなる急傾斜まだ雪がたっぷりと残っている 第6リフトの終点、一部雪が消えた岩の所にアオダイショウが日光浴をしていた、長さは1.5m位は有ったかな。
雪原 もう少し 山頂
スキー場の上部から上はまだまだ雪の世界が広がっている 硯石からの尾根が大分近づいて来て山頂までもう少し 山頂部の雪はもう消えている、風に飛ばされて積雪が少ないので解けるのも早いのだろう、今日も風が強く写真を撮ったら早々に山頂を退散した

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