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2000年 (7月〜9月)

2000 (4月〜6月)2000 (10月〜12月)

2000.9.17.

今日も未明から雷が鳴っていましたが、 昼過ぎにはようやく天気が回復してきました。 14:15頃、電車に乗っていて、高台から街を見下ろすところを走っているときに、 窓の外に虹がちらっと見えました。 虹のてっぺんのあたりだけが地面から顔を覗かせる感じで、 一番高いところでも虹の一番内側がようやく地面すれすれのところでした。 電車からだったので本当に少しの間しか観られませんでしたが、 止まって観ていれば、太陽の動きにつれて“昇る”虹が観られたんだろうなぁ。 八王子にて。

2000.9.16.

台風に刺激された秋雨前線のお蔭で、 今日は朝から雨は降るは雷は凄いはのすさまじい荒れ模様です。 ときどき雨も小止みになるのですが、またすぐに降り出してしまいます。 そんな中、夕方16:50頃、一瞬の隙をついて(?)日が射し込みました。 当然、気づくと同時に東の空を見てみると、暗い空に明るく虹が出ています。 薄くですが副虹も見えます。 この時は雨もほとんど止んでいましたが、またすぐにポツポツと降り始め、 日の射した晴れ間もまた10分ほどで無くなってしまいました。 八王子にて。
下の写真を撮ったときは、主虹だけが見えていました。

2000.9.15.

先月頃、知り合いの間で「実は結構よく見られる現象ではないか」 と話題になっていたにも係わらず、 僕はまだ一度も観たことがなかった反薄明光線 (別名・裏御光) を、 ようやく観ることができました。 やはり、タイミングの問題のようですね。 今日の日の入りは、細かくは把握していませんが、17:50頃のはず。 反薄明光線が見えたのは、17:50頃から約10分ほどです。 知り合いに聞いたときも、見えていたのは10分ほどのようでしたから、 日没直後の約10分間が狙い目なのでしょう。
東の空の V字型、下の写真で判るでしょうか? 左の写真の一番左側の筋が、一番はっきりと見えます。
(写真をクリックすると大きな写真が観られます)
下の写真は、3枚の写真からパノラマにしてみました。 動かして重ねただけなので、 ゆがみのせいでちょこっとずれているところもあるのは御愛敬。

以上、八王子にて。

2000.9.12.

また、megさんから教えていただきました。 朝、日の出のしばらく後 (6:00前くらい?)、横浜で虹が見えたそうです。 写真も頂きましたので、掲載致します。どうもありがとうございます。

2000.9.12.

東海地方は記録的大雨でかなり被害がでたようですね。 東京では昼頃には雨もほとんど止んで、 少し陽も射すようになりました。 というわけで見上げてみると、 内暈の左上45度分くらいがものすごくうっすらと見えました。 すぐ見えなくなってしまいましたが。 13:00頃、五反田にて。
夕方以降はすっかり晴れて、中秋の名月 (満月は明後日になっているのに、今日が十五夜) もきれいに見えていました。

2000.9.10.

午前中から高い空に筋状の雲が広い範囲に出ていました。 当然^^;、何か見えないかな、と探してみるわけです。

2000.9.6.

朝、晴れているなぁ、と思ったらいつの間にやら曇って雨が降ってきて、 でもまた陽が射してきて…。 雨はぱらぱらという程度の状態でしたが、陽が射しています。 ということは、っと。 太陽の位置は結構高いから、見えるとしてもかなり低い位置だな。 と探した甲斐があって、 ほとんど一瞬に近いほどの短い間でしたが、 低い虹の右端の部分が見えました。 探さなきゃ気づかないくらいの感じでした。 8:20頃、八王子にて。
こういう天気でしたから、場所や時間によっては、 もっとちゃんと虹が見えたところもあったのではないかと思います。

2000.9.3.

正午の時報を聞いたころ、ふと窓の外を見ると、南の空に赤い部分があります。 位置を考えるときっと環水平アークです。 ちぎれ雲の中にたまたま一部だけ見えた、という感じであまり“アーク(弧)” っぽくはありません^^;。 赤い部分しか見えないので、彩雲のようにも見えますが…。 氷晶で屈折した光がさらに散乱させられてこんな感じに見えるのかなぁ、 と思うのですが、どうなのでしょう? 12:00、八王子にて。

2000.9.2.

9月に入ったというのに今年最高の暑さ…。 眩しくて見辛かったのですが、13:45頃、太陽の周りに光環が見えました。 府中にて。

2000.8.31.

meg さんから教えて頂きました。 横浜から、真っ白な入道雲のまん中に短い虹が見られたそうです。 ありがとうございます。
この日はうちの親も、アクアライン方面で虹を見たようです。 (9/3掲載)

2000.8.30.

半月近く空いたのは久しぶりのような。 夕方 17:30 ころ、西の空の広い範囲にきれいな彩雲が見えました。 見つけてから 5分くらい後には消えていましたが…。 五反田にて。

2000.8.16.

昨日の月と同じような状態で、 今日は太陽に掛かる光環が見えました。 10:00頃、五反田にて。

2000.8.15.

満月に雲が掛って、中心が白く、 縁に近づくと黄になりさらに赤へと色付く光環が見えました。 22:20頃、八王子にて。

2000.8.11.

ようやく帰り道の雷雨の心配をせずにすむ天気となりました。 夕方、日没間際頃の 18:20、西の空の赤く照らされた雲に、 放射状に黒い筋が見えます。 さらに西にある雲の影で薄明光線 (光芒) になっているんですね。 南のほうを見ると、赤い筋が東へと伸びています。 あれが、もっと近くにあって、複数の筋が東へ収束しているのが見えると、 反薄明光線なんだけどなあ。
その頃、南東の空には半月を過ぎた月が掛っていました。 薄雲が掛っていて、 月のすぐ周り、半径の倍くらいのところまでは白く、 はっきりした輪になっていました。 その外側は普通に「月に照らされる雲」という感じです。 こういうのも光環 (オーレオール) のうちかな。 一応カウント。 写真は 18:40頃です。

2000.8.8.

大気の状態が不安定な日が続き、 今日も午前中から雲が結構出ています。 8:30頃、上層の薄めの雲には上半分ほどの白い内暈が見えました。 輪がはっきりと見える、というよりは、 外側の領域のほうが明るい、という感じの見え方でした。 八王子にて。

2000.8.6.

午前中から積雲が発達してきていましたが、 その上に薄い雲も出ていました。 こういう場合の薄い雲は水滴の割合が多いのでしょうけれど、 12:00頃、太陽の下方に薄く短いながらも環水平アークが見えました。 しばらく観ていましたが、10分ほどで見えなくなってしまいました。 八王子にて。

2000.7.31.

九州の向こうにいる台風の影響があるのかどうかは判りませんが、 このところ風の強い日が多いです。 高層には筋状の雲がまた現れていて、何か見えないかな、と期待させます。 しかし結局は、一昨日観たのと同じような感じで、 内暈の下のほうが淡く見えたのみでした。 10:30頃、五反田にて。

2000.7.29.

ようやく夏の天気が戻って暑くなりましたが、 昼過ぎまでは高層には薄く筋状の雲も出ていました。 というわけで何か見えるかな、と注意してみていたら、 調布にて、12:15頃、淡いながらもきれいに色付いた内暈が (下の部分、やや左寄りに120度くらい) 見えました。 水平環も見えないかなぁ、と期待したのですがだめでした。 残念。

2000.7.27.

まだ曇りがちの天気で時折雨の降る状況が続いていますが、 朝、雲間に覗いた高い空にかかる薄い一様な雲に光環が見えました。 太陽の右下のほうだけに雲が掛っていたのでその部分だけですが、 “雲 (とちぎの空風景)” の p.140 の彩雲の写真の左下のあたりのような、 きれいな色付き方でした。 8:30頃、八王子にて。

2000.7.24.

猛暑が続きますが、前線が西日本から近づいてきていて、 午後からは高層の雲の多い天気になりました。 僕が外を見たタイミングでは少なくともこれといった現象は見えませんでしたが、 18:00頃、内暈の上のほうが微かに赤く、ぼんやりと見えていました。 相当見慣れていないとそれとは気づかない程度でした。 五反田にて。

2000.7.16.

20:57から翌0:54に掛けて、 皆既の状態は 22:02〜11:49 の何と100分以上という月食がありました。 昼間は梅雨明け宣言か? というような良い天気だったのですが、 夜になって少し雲が出てきました。 が、雲に隠れがちだったとはいえ欠け始めてから完全に地球の本影に入るまで、 ちゃんと観ることができました。

皆既の状態になってからしばらくすると雲も切れて、 薄暗い赤い月が見えていました。 皆既の時間が長いとは言え、 こうやって観ている限りでは「だからどーした」 という気もしなくもないです^^;。
月の縁が明るくなって、 だんだんと元の満月に戻っていく様子は雲もなく観ることができました。 八王子にて。

翌朝の新聞には、各紙とももちろん写真入りで記事が出ていました。

2000.7.13.

12:00頃、五反田にて太陽の周りに光環 (白く、縁が色付くタイプ) が見えました。 厚めの雲も出ていたので、光環らしく見えるのは一周に満たない部分のみでした。 夜になって、雲の向こうに月が見えていましたが、今のところ、 光環という感じにはならず (色付いた縁のあるなしを基準にしたいと思います)。

2000.7.12.

18:00頃、五反田にて、夕焼けに染まる空の中に浮かぶ巻積雲 (かな?) が彩雲になっていました。おお、久しぶりに観た気が。 30分後、有楽町付近でもまだきれいに見えていました。 雲のあちこちが、赤や緑に染まる、という感じで、 角度の低いところには濃い赤&緑がちらっと、 というような感じに見えるところも少しありました。

2000.7.9.

台風が去った翌日、筋状の雲がけっこう出ているので、 何か見えるかな、と思っていたら、 流れる雲の中にしばらくの間でしたが環天頂アークが見えました。 形がはっきり判るほどの範囲には見えませんでしたが、 色ははっきりと見えました。 16:45頃、八王子にて。

2000.7.4.

今日は昨日と違って朝から高い空に薄い雲が掛っています。 9:10頃、外へ出ると思っていた通り、太陽の周りにぐるりと暈が見えます。 ん? 暈の上と下が特にくっきりしていて、全体の形は何かひしゃげた感じが…。 おお、外接ハロだ。 たまたまデジカメを持っていたので、撮影 (あんまり時間がなかったのでいいロケーションではありませんが…)。 八王子にて。

その後、下層の雲も増えて暈は見えなくなりましたが、 時折 (八王子 12:00頃、五反田 14:00頃)、内暈の一部分が見えていました。

2000.7.3.

7/4の朝日新聞の朝刊の東京版 (23区南版?) に世田谷から撮った 7/3 の雨上がりの虹の写真が出ていました。 副虹、過剰虹は見えず。 (7/4掲載)

2000.7.3.

大気が不安定な状態で、午前中は晴れていましたが積乱雲が発達していました。 案の定、午後には雷が鳴り出し、15:00頃から激しい稲妻と、 滝のような雨が降り出しました。 東京23区内、ところによっては雹も降ったようです。
16:30頃には北の空が晴れてきて (でも大粒の雨はまだ降っている)、 このまま行けば虹が見える! という感じになってきました。 雨粒が大きいので、色のきれいな虹が期待できそうです。 しかし、そこまで晴れているのに、その後雲がそこから動きません^^;。
それでもようやく陽も射しはじめ、 17:10頃、ついに虹が見えました。 最初に見えた虹の外側に副虹を探しましたが見えません。 が、よく見ると内側にもう一本^^;。 そーいえば最初に見えた虹は内側が赤ではないですか^^;;。
さらによく見ると内側の主虹のすぐ内側にさらに光の筋があります。 おお、過剰虹だ。初めて見た。 下の右の写真で、 虹の紫色よりさらに内側に緑っぽい光の筋 (とさらに内側に薄い紫の筋がある) がわかるでしょうか?
10分かそこらで副虹は見えなくなりましたが、 過剰虹はしばらく見えていました (20分くらい?)。 主虹は30分ほど見えていました。 五反田にて。
主虹と副虹 主虹と過剰虹

2000.7.2.

入道雲がもくもくと沸き上がっている夕方、 西の空を見ると、大きな積乱雲の巨大な影が、 一瞬、積乱雲の背後にあるように見えました。 もちろん、そんなわけはなく、よく見ると手前に薄い雲があって、 そこに映った影なんですけどね^^;。 八王子にて、16:50頃。


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