天空博物館
博物館入口
現象解説
観察記録__
文献紹介__
関連サイト_
Garden Menu
Interaction
天空博物館__
SF読書録___
etc.____

環水平アーク circumhorizontal arc

環水平アークと内暈 環水平アーク
環天頂アークと同じような氷の結晶に対し、 環天頂アークのときとは逆に図1 のように、 側面から入って底面から出ていく光を考えると、 太陽の約46度下に虹色の帯が現れることになります。 環天頂アークと同じく、天頂を取り囲む円の一部として現れますが、 高度が低く、水平線 (これも天頂を取り囲む円です) に平行に近く見えます。 そこで、このアークを環水平アーク (水平弧、水平環) と呼びます。 水平、とはいえ目にはちょっと上に反って見えます。 英語では circumhorizontal arc です。

長さも環天頂アークと同じく、方位角にして約108度程なのですが、 同じ方位角でも天頂付近に較べて水平線付近は長くなりますから、 図5のようにかなり長い虹色の帯がみえることになります。 色は、やはりこれも環天頂アークと同じく、太陽に近い側が赤になります。 太陽高度が58度以上のときにしか見られないので、 あまり緯度の高い地域では見ることが出来ません。 また、決して環天頂アークと環水平アークが同時に見えることはありません。

内暈 と環水平アークが同時に見えることもありますが、 このとき、 環水平アークの上に反った弧が太陽を中心とする円かどうかは判りづらいので、 外暈の下のほうと誤認識されることも多いようです。 両方が見えていないと区別は辛いでしょうし、 どちらともいい難いような状況の場合もあるかと思いますが、 明るく、色がはっきりと分離していれば環水平アーク、 と思っていればだいたい正しいかと思います。

環水平アークの虹色の帯はけっこう太くなる場合もあり、また、 薄雲の中に現れることも多いので、 彩雲と思ってしまう場合もあるようです。 確かに、写真によっては彩雲と見紛うばかりのものもありますが、 色の分かれ方 (環水平アークなら横に同じ色が並ぶ) や、 彩雲では比較的淡い色になることが多いことなどで見分けられると思います。

氷晶光路図: 環水平アークの氷晶の姿勢と光の経路
名称: 環水平アーク
name: circumhorizontal arc
氷晶の形状: 六角柱(平板)
姿勢: 底面/上面を水平に
光路: →[側面→底面]→

関連項目

環天頂アーク 外暈 下部ラテラルアーク

Contact: aya@star.email.ne.jp.cut_off_here