会津若松城
  −本丸・帯郭−






城の中心部の本丸とそれを守る帯郭です。
天守台、走り長屋など現在のような形になったのは蒲生氏郷の時代です。

その壱

弓門跡(帯郭内より撮影)

西出丸から帯郭の入口にあたる弓門
(西中門)の跡です。太鼓門同様、立
派な枡形門です。西出丸が駐車場な
ので現代の大手門ですかね。
鐘撞堂

弓門枡形上にあります。江戸時代に
は時守りがおかれ、城下へ時を告げ
ていました。戊辰戦争時も時を告げ続
け、新政府軍の銃撃目標になっていま
した。
帯郭から見た天守閣

いわずとしれた会津のシンボルですね。
現在は郷土資料館になっています。
天守台の石垣

ここの石垣は「野面積み」の技法で詰
まれてあります。
蒲生氏時代の遺構の様です。
鉄門(帯郭側より)

干飯櫓と走り長屋の工事中のためフェン
スがあります。戊辰戦争時、砲撃の死角
がここだった様です。
藩主(容保公)、重臣達はここで作戦・
指揮を執ったとあります。
鉄門内部から見た天守閣と走り長屋

この写真、気に入ってるのですがどうで
すか?(^^)
本丸内から見た鉄門

ここの石垣は「切込みハギ」の技法で詰
まれています。この門を通れば本丸です。
現在再建中の干飯櫓完成予想図です。
今年12月竣工予定、内部は資料館で
平成13年4月公開予定とのことです。
本丸御殿跡

写真はちょうど大広間玄関の辺りです。
その奥に大書院、小書院と続き、左に
表御座所、奥御座、長局とに建ってい
た。手元の本丸御殿略図を見ると、この
広い本丸内が御殿群で埋まっています。

                 その弐へ

二の丸
 三の丸 北出丸 西出丸 戻る