シンポジウムの趣旨は、産業考古学の観点から、井笠鉄道が地域の社会経済に対して果たした役割をとらえ直し、現在残る同鉄道の遺跡(保存車両や線路、設備跡)とともに後世にいかにして伝えていくべきかというものです。単なる一鉄道ファンとして参加した私としては、いささか肩身の狭い思いがなかったわけではありませんが、講演は専門的ではなく比較的平易な内容で非常に参考になりました。以下、当日あった講演について、私感を交えながらかいつまんで紹介します。講演内容については、シンポの最後に行われたパネルディスカッションで補足された事柄も含めています。
・青木栄一さんのおはなし
・吉川文夫さんのおはなし
・堤一郎さんのおはなし
・全般的感想
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