Evangelion Genesis y:x 更新日誌(2003 年 10 月)
10 月 26 日。
久しぶりにネタ帳ひらいて EVA SS 小片ちょろちょろと書く。
しかしそのへんの FF 拾って読むほうがラクでいい ... というのがなんか終わっている。
10 月 21 日。
書き忘れ。さりげに追加。ちなみに追加予定になってたやつはコメントアウトで最初から入ってたりする。
エリスの部屋.
TS 系を検索していて辿りついた TS メインっぽいサイト。ただ IS 以外は本編シナリオを性別入れ換えた if でなぞるのがやっとという
惨々たる有り様。TS モノに対する偏見はこうして強化されていく ...。
- 新世紀エヴァンゲリオン IS
- TS 本編再構築もの。
下手な紹介文なんぞないほうがいいという例になりやすい話。
シンジの位置に男性でも女性でもない中性 (InterSex) を置く ... と紹介されると正直読む気がなくなる。
中性の扱いが下手ならむろんのこと、上手いならなんでそんなもんをエヴァでやる必要があるのか? ってことになりやすい。
実際、中性というものの社会的位置をそこそこ書き込んだ前半は
「なんでそんなもんをここで描くのか」という興味以前の観点が抜けてて読んでると辛い。
しかし、シンジ(シンリ)-カヲルの関係を hetero-sexual 化することで緊張を緩和し、
カヲルの出現を(再構築系としては)極端に前倒しすることを可能にした点に
レゾンデートルを見出した中盤以降になって物語が安定しだす。
これまでの EVA SS でなされたもののうえに考察を積み上げながら、人称の荒れた ── というか
もはや文章中で「私」とあった時にそれが誰であるか前後を読んでも特定できないことがあるような文体で
なんとか戦闘描写、精神戦を描こうとする姿勢はわりと好み。
子供と大人の両側の問題を描く ──
特にキール=ローレンツが一方的悪役で「ない」、かつ感情移入を許す程度に描写されているのは珍しい。
三者(レイ、アスカ、シンリ)三様のシンクロの実態の設定など、おもしろいバランスを与えながら、でも
いまひとつ使いきれてない
(内容的にシンリに負担がかかるのは当然としても、
物語の構造としてシンリに負担がかかる(= 設定上のアラとか穴とかをぜんぶシンリの設定に押しつける)と
バランスさせた意味がなくなる)とか、なんか rodeo を見てるようだ。
うゆきゅうの王国.
着実な仕事師という印象のサイト。興味の置き方が一風面白く、そしてそれを物語の最後まで忘れずに初志貫徹する。
文章密度は高いし脇役な人物まできっちり描写してくるのもいいんだが、
話が波をもたずリズムが一定で、読むのを中断すると、この密度では途中参入でペースをつかむのが難しい
... ので内容を思い出すのに結局最初から読む必要があったり。
アスカの(レイへの)面倒見がよく、そのわりにむくわれなさそうなのが 2nd RING のアスカと並んで不憫に思うこともある。
アスカというのはもうすこしヤな奴だと思うのだが、てゆーかもすこしヤな奴として描写してくんないと読んでて辛い。
- 深紅の記憶
- 本編再構築。シンジとレイの過去に何かがあった ── ことが焦点。
逆行スーパーシンジ君でもないのに綾波育成計画なのはアヤナミストの陥る罠の一つであろう。
当人が当人らしく苦労するのは当然としてアスカの苦労が涙もんだったりしなくもない。
38 話のトウジ、アスカの描写が一押しだが
はっきり言っていきなり 38 話を読もうとしてもそもそも文章が読めまい、てのは上の総感で書いたとーり。
- 優しい時間たち
- 本編再構築、リナレイ風味ながらかなり幼い。シンジの過去が焦点。
ほんのすこし作者の筆力が話の重さについてけてない物足りなさがある。
三人の苦悩の描写のことだけど。この反省をうけてか『深紅の記憶』では筆力がきっちり追い付いてるのがなんか凄い。
- 死神
- ファンタジー。この作者には珍しく話がふらついてて書き辛そう。
この作者のポリシー的にユイを殺すことはできないのではないかと思うが、ばっさりいくか?
かつ丸's Room.
このページにはリンクするなとあるが、トップページはアクセスするとネスケが落ちる -_-;; ので
EVA SS ページのリンクかんべんして。
- 見えない明日で
- シンジ逆行、リツコ視点。比較的早期に逆行であることをリツコが知る。
「逆行であること」は、この話がエヴァ本編と異なる物語である、ということを明示するためだけにあり、
本編のリツコ視点再構築としても作者的にはこの話と同様のモチベーションが維持できそうだという意味で、
これは(すくなくとも主題は)逆行モノではない。リツコ考察もの。
- エヴァンゲリオン SR
- アスカの位置にオリキャラ(ではないかもしれないが)レヰを置いた ... 存在意義ちょい不明。えーと、何がしたいんでしょう ...
バラのなか.
林原兼実氏のサイト。
- WANDERING CHILD
- シンジ単独逆行、LAS 系。
LRS と違い LAS ではアスカがシンジの逆行を知った時に反発し、恐怖するというイベントがあるはずだと思うのだが、
それを描くのは難しいか? ここ(と Q' の「世界の中心で〜」) くらいしか知らないし、
ここのアスカもわりとすぐ受け入れる。
ところで、加持の未来の死を受け入れるミサトがちょっち恰好良い。
10 月 20 日。
EVA FFs 散見。
先々週は風邪ひいて寝てたんじゃなかったんかいと言われると辛いが。ま、それはともかく。
以下はいずれもこの 2 ヵ月だか 3 ヵ月だかで初めて訪れたサイトから。
この手のを bookmark に突っ込むのは「面白かった」より階層が深いとか探し辛いとかで「再び訪れにくい」ことが優先されるので、
面白かったところから十傑とかゆーわけではない。
Genesis Q'.
Genesis Q の三次創作として始まったページということで出来た当初から存在は知っていたものの、
偏見 130% だが三次モノが本家二次モノよかマシなはずなしということでこれまで自動的にスルーしていたサイト。
「Q でなく Q' のほう」てな具合に Q' を指名する記述にたまに遭遇することで訪問。
まず。恐ろしい多作家やね ...
メインコンテンツの各長編が実は同一人物の手によるという当然のことに気付いたのは全部読んだあとで、
なんで作者署名がないんだと憤ってたっつーか。
文体や論理、人物がそっくりというのも投稿募集サイトにありがちな傾向が明確にでた例としてみてたくらいで。
同じ作者なら似ていて当然だと。
同一人物とするとこんどは歴史が辿れ、
各話の更新履歴がないので変遷が見づらいのだが、『Genesis Q'』後期から主義主張が安定しだす感じ?
Genesis Q のサテライトというモノから空気が自立しだして、シンジがややペシミスティックに落ちていく。
ここまで病的だとエヴァ本家本元に出演してたら 24 話ももたずに潰れるか逃げるかして補完発動もなんもないよーな。
それと、
シンジとは対照的に、アスカに関してわりときっちり潰す/再生自立というプロセスを踏みつつも、
それがさほど病的でない(回復不能なところまで踏みこんで、ではどーなるんだという恐怖がない)のがここの特徴かもしんない。
んでは各話別に。
- 世界の中心でアイをさけんだけもの / B version
- LaS、逆行。知識をもってるわりにあんまりスーパーでないが
あまりにもスーパーでなさすぎて 1 周目をよく生き延びたもんだと感心するのは上の総感で書いたとおり。
レイがとっても良くできてると思うのだが、
話そのものにはあんまり感銘うけなかったのは評価する側が歪んでるからということでかんべん。
アラエル戦直後がアスカを救うラストチャンスだろうとどっかで書いたが、
『世界の中心でアイをさけんだけもの』でも救うタイミングはアラエル戦直後になっている。わりと普遍的な結論でいいのかな。
- シト新生
- 上の続編。別分けするほどの量はないが、 REBIRTH:01 がとっても素晴らしかったので、ただそれだけが言いたくて別項。
『HOME〜好きと言う、言葉と共に〜』の第六話その4 といい、アスカの叫びに記憶したくなるものがでてくるのは、
... こっちがアスカ人やってるからかなぁ。
『シト新生』から『THE END OF EVANGELION』への流れで
きっちり完結できたら尊敬すると思ったら『THE END OF EVANGELION』は 1 話で止まっている。
ゆえにうしろのほうは読んではいけない。
- 限りなく 声 響き
- LaS、逆行。スーパーすぎて枯れきったシンちゃん。
第拾九話(シンジの愛情表現とアスカ救済のとっかかり)だけあればいいだろってのはもはや個人趣向のお約束。
ラストがイマイチ(とくにカヲルの使い方)なんだが、
この分野もはや誰も手がでまい。『限りなく 声 響き』相手に喧嘩売るのはたいへんそう。
- HOME〜好きと言う、言葉と共に〜
- 学園系。もちろん第六話 終わり逝く世界 その 4 でしょ。
あのセリフを、周囲の条件ととのえてこれだけ綺麗に埋め込んだ例を他に知らない。
これ以外の部分が惰性で流れていたとしても腹立たんつーか、
きちんと話になってんだけど惰性に見えてしまうほどこの節にインパクトがあった。
それともうひとつ。本編系レイの LARS では一般にシンジ-レイを近づけておいてそこにアスカを割り込ませるという形をとる。
レイとアスカのパワーバランス上、そうなる。
この話ではレイをあとから割り込ませるフォーマットを整えようとした痕跡があって、
そーゆー意味でもちょいと目をひいた。痕跡っつーのはつまり、
結局アスカを割り込ませるという形になってしまってるからだけど ...
- Rei's - faction / Asuka's - janktion
- 学園系。シンジがそれなりっつーか、読んでて腹立たないので全部を再読するに耐える。ただ、話が終わってないのが ...。
- ASUKA
- シンジ逆行。前半のシンジが病的であっても他のと異なるありかたはやや好意がもてる。
多産家なわりになんで似たような逆行モドキを量産するんだろというのが不思議なサイトだが、
そのここにある逆行ではこれがいちばん好き。
だが ... ま、終わらんだろ。この流れでは『ASUKA』で描くべきことを書きようがなくなってるもん。
- LOST in PARADISE
- 異世界もの。かなり綺麗に本家エヴァンゲリオンをトレースしてることもあって
作者的シンジ/アスカ/レイのありかたがもっとも鮮明にでてる話。
分量のわりに書くことないのは『ASUKA』とならんで物語のありようを固定した平板な造りだからだろーが、
だったらこっちでなく『ASUKA』読みますぅ。
- Who is the BOY.
- シンジアスカ(レイ)逆行。作話的神様(レイのことね)との付きあいかたとかアスカのつがずはなれずの対人距離感を親しむ話。
第拾-拾壱話がおきにいりってのはここまでみてれば楽に想像つくであろー(笑)。
長くて世界観の描写密度も高いわりにさらっと読む話で、
たぶん本家 EoE までの作者の感想文としての役割も負っている感 (レイが感想の解説役)。
- Love Abduction Stories
- EOE 続編もの。書きたくないけど(省略した他のと違って)項は置かないといろいろとまずいだろというような例ってか。
鬱的インパクトが強すぎて内容覚えてない。えらいキツい展開があったよーな気がするんだが、再読する気にならん。
ちなみにその筋ではこれを "L.A.S." と略することがあるらしい。
CRYSTAL RAIN.
エヴァ以外も含み、また EVA FF も投稿専用ページをもってたりしてけっこうでかい。
アスカが本編よりめぐまれている環境にあることがおおく、逆にレイが完全に話から追い出されている。
プロットの骨格が物語の端々まで行き渡っていて話の造りが美しく、中篇規模の過不足なさ感とあいまって読んでて安心。
ただ心理や行動原理の考察の浅さ甘さがちょっち目について、
心理分析で切れ味がなくて印象に残り辛いかも。特に if もの。
- 適格者選抜最終選考会
- if もの。作者にとっては本意でないかもしんないけどこれがいっちゃん萌えました。
其之参の試験勉強で寝こけるあたり ...
- In The Blue Sky
- Afterものっつーかハイジャックものっつーか。OVA 90 分くらいを想定して描かれた絵が思い浮かぶ。
気合い入り具合がとってもいいっす。
- 策謀
- サハクイエル戦後分岐。『In The Blue Sky』に同じく芯だけでなく枝葉までかっちりしてる感はいいねぇ。
無理なく無駄なく美しく。上手いフィギュアスケートとかアイスダンスを見ているよーだ。
- アタシとママの長距離電話
- if もの。
アスカにこれだけの余裕があればもともと電話なんぞせんでも補完計画が発動するようなことはないだろう
というよーな自己矛盾をおこしているという意味でもベタ LAS っす。
- ワイルド・キャッツ
- after もの。コールドスリープから 2225 年火星へ。
take-out7 氏の SS は 1999 年末よりキャンバスにナイフで切りつけるような暗さを増していく、その端境期にある長編。
S.S. 読んでておおむね想像がついてたので読んでなかったが、やっぱり読むんでなかった。
後半に至って作者の悲鳴が聞こえてくるようだ。
Sinmei/真名.
サイト的にネスケでみると落ちるページが多いのがたまらん。一通り拾ってきたあとは w3m で見てる。
- Sinmei/真名
- シンジに別人が混融する、スーパー逆行シンジ君変形。
孤独という感情についてちゃんと説得力をもたせてきた。
書いてる本人は自信なげだが負の感情をもつアスカに人物としての厚みがあってええ ... が
それを描写した直後くらいに更新が止まってんだよな。第 3 部がいきなり迷走しかけてんのも確かなんだが。
他人のコピーから抜け出て歩きだしたとこでちゃんとささえてやる感想書きは居なかったのかなぁ。
沖縄みやげの 5 段重ねカメのぬいぐるみなんかセンスいいじゃん
( 現地では 8 段積みしてたよーな ... :-)。
ところで。シンジが明らかに(他の二人にくらべ)年長者としてふるまっているため、
精神年齢向上系では当然とはいえ情景を具体的に絵として思い浮かべると
その奇妙さに頭が痛くなってくる。たぶん想像してはいけないんだろう。
たとえばイスラフェル戦から戻ってきた(泣いてるわけでもないふつーの)アスカの頭をシンジがなでるシーンを想像してみる。
あのシンジがあのアスカの頭を撫でる、撫でる、撫でる ... むぅ??
あすかの旗の下に.
フォーマルっつーか。コミュニケーションのプロトコルやらネゴシエーションやらを大切にする
こめどころ氏の傾向と、社会観を徹底して描きこもうとする姿勢が面白い。
礼儀の描写という点では『アンダンテ・カンタービレ』に一歩譲るし、
現地を見て描いているわけではないらしい虚構感の嫌味もたまにあるが。
- 桜が一番好き! / アスカ 25 時
- 異世界コメディ。作者的には軽くかきなぐってるであろう話。設定とか細かい社会描写とか出てこないし。
だが細かさがしつこさ/煩さにつながりかねない作者なだけに、唯一軽く流して読める話でもあったりする。
- 僕のわがままな恋人
- 僕のわがままな恋人シリーズのタイトルロールにしてもっとも雰囲気が違う話。うーむ。
- ドイツにて / 〜 流民 〜
- 書きたいことはひじょーに良く分かるのだがなんでここで書いてるのかが分からない。
根本的な問題として、貧しいドイツっても、
エヴァ 2, 5, 6 号機とそれにたぶん量産機のいくつかを生産するほどの金持ち国が内部分裂気味で飢えるようでは
後日譚の『僕のわがままな恋人』が成立せんやろ。シンジは新聞まったく読まないのか? どういうプロットセンスやねん。
- パンツ
- 学園異設定 LAS. 「おつきあいには形式というものがある」ということを前面にだすとこーなるみたいな。
モノゴトの形式を定めようというときに未来とか過去とかいう観点が二人にない、
あくまで今どーするかという視点しかないのはちと違和感。
まーでもこめどころ氏の名前はこれで覚えた、そういう話。
- 抜錨
- 『抜錨』はどーしたとか言われそうだから項は作ってみたが、えれーイタそうなのでほとんど読んでない。あはは。
帰ってきたおじさんだってエヴァンゲリオン.
光森氏と Shinji 氏によるサイト。サイトの雰囲気が大人なんですが、「おじさん」なんでしょーか。
書いてる話からは「おじさま」に近いハイソな風格を感じるんですが ...。
ところでさっき確認のため訪問したらちょうど 110000 ヒットだったので記録キャプチャをとってみたりして。
- 『加持さんはとてもいい人』
- 本筋系、告白直前のすれちがい話。
このテのすれちがいでは最強の大丸氏『LOST LOVE』読んでしまうと他はどーでもよくなってしまうが、あれは極端すぎて病的
... いちおこっちのシンジは一般人 ... か?
もすこしマナとレイの描写密度を上げたほうが話のまとまりはいいし、LAS 的小話にまとめるなら逆にマナが枝葉すぎるかな。
- 『アンダンテ・カンタービレ』
- 礼儀というものをとっても大事にする人達な話。これくらい人間として出来て当然? とても自信ねーっす。
学園 LAS かつレイ → シンジ、ついでにマナマユミまでいるラブコメオールスターキャストだが、
シンジがしっかりしすぎ、かつレイが力不足なので LAS の枠組はびくともしない。全体を通して
アスカが(作者に)とっても愛されてる様子がうかがえる ...
アスカにまったく圧力がかかってなくて、あたし(シンジに)愛されてますオーラ全開。べつに悪いとは言わんが。
逆にみれば、アスカに成長機会がまったくないということでもあり。
いやほんとは両親の離婚騒動というイベントがあったはずだが、
アスカに圧力かけるのが不憫だったんだろうなぁ、あっさり流されてしまっている。
「とても (たった) 2 学年上の人達とは思えない」なる下級生のセリフがあるが、
たった 2 学年上とは思えない(てか中坊に見えねぇ。イメージ的にアメリカのハイスクールレベル)
ほどの人格の描写はできていても
そーなったプロセス(or 背景)の描写は全滅ということでもある
(「苦労した」という 4 文字はあるから苦労したことになってんだろうが、苦労した or してる描写自体はないという意味)。
新こうずけ秘書館
こうずけ氏のサイト。ニフの豊泰が活動中心てことで『親子』くらいしか読んだことがなかったがまさにその『親子』で名を覚えた。
『愛と夢』やら『ばか』やら読んで暖かい気分で油断してたら『永遠の14歳』は死んだ。
作者のことだから当然誤報オチになると最後の一行まで信じてたのに ...。
- 「愛と夢」シリーズ。
- ネスケ4 ではインデックスページがみれない(たぶんタグ落ち) ので mozilla か w3m を使ってる。
読んでてみたことある設定だと思ったら、そのみたことある設定であるところの『親子』はこのシリーズの一つだったという。
『親子 - after -』は泣きそうになりましたが。ゲンドウさん(なぜさん付け ...)アヤナ抱けて良かったねぇ。
アルミサエル戦後分岐でアスカを救う形になるという珍しい話でもある。シンジ自殺イベントでアスカ救済がなるかってーと、
正直言うとちとビミョーだと思うのだが、ここでは違和感はない。
「(アスカに会って)綾波の話でもするのか?」と吐き捨てたシンジはここには居ないので。
YOU & I.
あっちこっちの投稿短篇で名をみかけるのでいつのまにか覚えた名前の dgx 氏の地元。なんだが遠征に忙しいのか地元は静か。
- baby,your my home
- プロポーズ前夜から二次会まで、な話のはずだがサブタイがなんか凄まじい ...
後悔とか憂鬱とか懺悔とか幻滅とか。
むろんわざとやってる(たしかに内容はサブタイに合ってるが暗くない)んだろうけどサブタイだけみてたらひくってば。
Lovely Angels.
オーナーの zumi 氏の大量の SS だけでなく、投稿サイトとしても巨大、ややニフティより?
- 明日香 - REGENERATION - 2
- 学園系-本編系の人物交換と本編系の救済。『明日香 - REGENERATION -』のほうも読んだことがあるはずだが覚えてない。
ベタ LAS 流れで文章が荒く、本編側の悲惨さがどーもいまひとつ。ま、でももともとそーゆーのを期待するよーな話ではない。
... はずだったがずんどこディック的展開へ。別にいいけどさ。
旋律(書きたいこと)と楽器(フレームワーク)の使い方間違ってる気が。
- めたもるシンちゃん
- これまで『Three children of EVA』と『少女補完』以外無視してきたが、ここでよーやく TS (trans-sexual; 性転換もの)
というジャンルの存在を認識した話。
... しかしふと思い返してみれば「碇メイ」という設定は、TS とゆーよりすでに単なるオリキャラ化してるだけのよー気も。
実際、TS 色の消えた Part 3 別バージョン 『一週間』がいっちゃん面白かったっす。
ゲンドウ氏にはこの程度には心理を代弁してくる人が必要なんやなぁと。ま、ふつーはユイの立ち位置だけど。
Our clear blue sky.
- EVANGELION - for be alive with you -
- というわけで TS をキーにして検索かけたうちではまともだった TS.
シンジ、マナがカップルのまま性転換するのだが、主題的に転換するひつよーがどこにもなさげなのがなんともかんとも。
あきお情報基地ネット局.
- そして僕らを紡ぐモノ
- EOE after. LAS 調。「部」単位で設定された問題を解決していく構造。なんだがその「問題」が
... 解決不能にまでコジれたところから始めるというのがなんともキビしい。
いわゆるイタい、というのとは違う。登場人物からみて(たまたま)「辛い」ということは主眼でも問題でもない。
こういう問題は設定してみようとも思わんて。ただ文章技量的にも構成的にも第一部は読み辛く、
適当に飛ばしておいて文章に慣れてから戻ってきたほうがいいかもしんない。
前後きっちり準備してからの第三部は圧巻。きびしすぎて解決法の先読みが効くが ...。
中途で止まってる第四部は第三部で気ぃ抜けて筆が滑べったのかなぁ。でも第三部とかも終わらないうちに読んでたら
作者に解決できる問題なのかどーかまったく見えなかったろうしなぁ。
The Epistles.
ここもネスケがよく落ちる。しかも CGI の向こう側に本体が入っていてとっても使い辛い。
管理人のターム氏の話は毒気がないので読みやすいからまだしも投稿者さん達のは
読みにいく努力するもんかというと、うーん。めぞんEVA みたいに評価法を取り入れてほしいところ。
現状ではヨソで聞いたことのある作者名のトコを読みにいく以上のことはできん。
- マイライフ
- 本編系異設定。う〜ん。いい話だ。こー、ヤなトコがないってのが素晴らしいです。
- ΔLoveForce
- 本編系異設定。
3 人の関係がサイクリック: アスカ → シンジ → レイ →アスカ になっている ── と書くだけだと無理矢理な対称性なだけに
つまんなさそーに見えるが、そういうものではなく。どんな設定でも状況は作れるもんだと思うのであった ...。
ついでにコメディ色ゼロ。こういう設定しておいてそーくるかい。
最初のうちはレイ → アスカな関係の使い方が弱くて、アスカ → シンジ → レイな構造の話になってるからのよーな気もするが、
レイ → アスカな関係が話に絡んできてもきっちりできてるのはさすがであった。
ただなぁ、もうちょっと否定しろよ > Episode 18 のアスカ。いままでの気配りは何だったんだ。
下にいくほどコメントが短いのは、単に書くのに疲れただけともいう。風邪も悪化しとるし。
10 月 19 日。
心をいれかえる。理由と内容はそのうち。
ちなみに依然として風邪ひきさん。熱もひいて体調に問題は少ないが、咳がけっこうあって集中力的にはあまりよろしくない。
10 月 12 日。
そしてご丁寧に常備薬が切れる ... う〜む。体感ただいま 39 度。
ふつーにいけば 13 - 14 日にピークがきてあとは治るというパターンにおさまる流れだが、
このタイミングで根治を逃すと長引きそうである。... つーか長引いてるし ...
10 月 10 日。
たぶん風邪をひく。間のわるいことに、9 日に体温計が壊れているのを発見したばかりである。
体感では 38 度ちょい越えたくらい。
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