Evangelion Genesis y:x 更新日誌(2001 年 2 月)

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2 月 28 日。
一息つく。

おかしい。先月よりは格段に楽だったはずなんだけどなぁ、 と振り返れば、この機を逃してたまるかとばかりに atropos の更新かけてたのですねぇ。 システムが不安定で余計な負荷というかストレスがかかる格好だったと。

News 回りの設定を終えて UUCP over TCP で某方面から引いてこれるようになり、 ケーブルインターネット移行後は news の subscribe だけになっていた dti は役目を終えた。アサヒネットのほうはホームページがあるから付き合いが続くが。

頻繁に更新がかかる日誌@SS階層と diary@PSION階層については ftp での upload ができ、CGI の検索エンジンがもてる emmie 方面に移そうかと思うが、 日誌@SS階層を個人の管理下にあるマシンの上に置くのは気がすすまん。 (てゆーかさっさと y:x 書け > 私)

メールサーバの設定、ML の設置など mail 回りのほうはまだ設定が残っているし、 webpages のほうの CGI 設置もいろいろある。うぐぅ、めんどくさい。

なんかいっぱい書くことあったような気がするけど、 気力が抜けてるのであとは明日。


2 月 24 日。
昨日録っておいた『ラピュタ』を観る。...... ムスカ格好良いねぇ。これぞ悪役。
2 月 23 日。
ここんとこ増えていたダーコーヴァシリーズの古本の出どころ、 というか、経由地をたまたま知る。自由が丘のブックオフに並んでいたものだったらしい。 だからどーだという訳ではないが。

『アルジェントソーマ』 #20 「戒めと覚醒と」

「!」
... 世界一短い感想 :-)
作品中の「謎」が明かされた時の「衝撃」というものを味わったのは久しぶり。 なにせふつー想定外の展開でも「驚く」というとこまではいかないから、 というより、たかが想定外の展開程度で驚いてたら世の中 生きてくのに色々困るだろう ...

どちらかといえば退屈な作品世界だったが、その描写の細部が生きて来た。 「こういうネタで引き締める予定ならそれはそれでいいから もちょい早めの展開を ...」と思わないでもないけど、 それは脚本の趣味の領分だろうから言わない(書いてるけど:-)

驚きとしては一過性のものなので、日誌に書いてる時点では 既に「技巧に走りすぎ?」という(驚きに対する)反動も浮かび上がりつつある。 「未知の世界とのコミュニケーションの可否」という、 これまでの柱にまで斧を振るうような一撃だから。

まあでも、name server やらなんやら分からん設定で疲れててさぼり気味の日誌を 書いて open にする程度には面白かったということで。


2 月 21 日。
ssh 以外にも /etc/host.conf 見ずに DNS アクセスするもの多数発見。 要は libresolv.so をリンクしてるやつ全部。
.... ええと、そういうもんだったっけ。 Name server 立ててない環境って自宅くらいなもんなので良く分からん。 Debian potato 使ってる parteno にはそういう癖は無かったように思うんだけども、 woody になって仕様が変わった?
やむをえず LAN 内専用の name server を立てることにしたが bind の致命的バグの取りざたされてる最中に なんで name server を新たに立てるハメになるのかがとても不思議。

そんなわけで bind 動かすというのも興が向かなかったので水面下で流行しつつある djbdns を使う。 これ、作者の D. J. Bernstein 氏の発想にやや癖があって、その発想に慣れるまでは いくら付属の (大量の!) document 読んでもさっぱりわからんかった。 複数のプロセスに分散したのが協調してるので全体のモデルが分からんと ほんとーに手も足も出ない。 そーいえば 同じ作者の qmail も設定をねじふせるのに挫折したことがあったなあ、と振り返りつつ。

ふつーは陽にクリティカルセクションを扱うようなことはしないが、 Bernstein 氏は逆に陽に扱うことでセキュリティの見通しを良くしようとする:

  # cd service
  # rm ../service
  # <いろんな処理>
  # cd ..
なんてのがスクリプト内で頻発したりする(最初ミスプリか何かかと思った)。 <いろんな処理> をしている時は いま自分が居る service ディレクトリは消えてるので、他のプロセスは入って来れない。 確かにそれで service 下のモノを他から保護することはできるけど、 こういうクリティカルセクションのロックって ふつーは一つのバイナリ内部に閉じ込めて外から見えるようにはしないと思う。

分かってしまえば 一つのプロセスには頑固ともいえるほど単純な機能しか与えていないのは それはそれで確かに扱いやすい。
自分の NIC に付いた IP address "192.168.0.1" を扱うことを指定すると、 そのプロセスは本当に "192.168.0.1" しか扱わない、"127.0.0.1" (自分自身) すら扱わないってのにはなかなか感動した。

... 今ならきっと qmail 扱えるな :-)


2 月 20 日。
.... 2 日分書いてて疲れた。
2 月 19 日。
というわけで woody 上で 1 日すごす。mail, news を設定してないというのは 使い辛い通りこして意味がない、というわけで Slackware に戻ってきた。 アサヒネットへの upload も woody では設定してないので、Slackware 側に居ないと日誌の upload は無い... (^^;;

~/ が共有されている関係で woody 側の X のフォントと ~/.Xdefault の整備に合わせて 自動的に Slackware 側のたとえば netscape の描画も綺麗になる ... が、ハデになってくぶん少し違和感があるな、やっぱり。


2 月 18 日。
Debian woody 移行その後。というか、mail, news 除いて とりあえず動くとこまでは来た。
mail は受け取ると ML がゴソっと news に投げられるので、news の設定をしないと mail の設定に入れない。で、news の設定はというと postmaster 関連で先に sendmail の設定が必要になるが、 その sendmail の設定のテストん時に news が動いてないと 過って受け取った ML のやつが闇に紛れて消えて行く、 というわけで、テストループのための疑似環境をどっかに作らないと 危なくて設定に入れない。
サーバとホームを同じマシンの上で展開してると面倒い ...

XFree86 4.0.2 が 3.3.6 より遅いぞ、とか bttv が tuner を自前で modprobeするようになってるのに /etc/init.d/ 内で わざわざ個別に modprobe しようとしてスクリプトが warning 吐いてるとか gs に anti-alias が効いてねぇぞとかいろいろあったけど略。
... こういう作業やってて何時も思うんだが、 Distribution 個別の初心者向け入門書というか設定書って なんであんなに薄くてすむんだろう?

/var, /home の移行が神経使う (どこにもバックアップがないモノ ... 送受信中の mail とかを含むから) んだが、 移行前後の非互換に絡む不具合はひととおり把握した ... つもり。

とりあえず、バグとしては

ってのが双壁だった。LAN 内のマシンに ssh で入るのに /etc/host.conf 無視して 外の name server を見に行って 当然「そんなの知らん」と言われるから ssh がネゴに入らない。 ssh がふつーに使われるケース、つまり信頼できないパスの向こう側へのアクセス ... Internet 上の DNS 上に存在するマシンに対しては 問題なく入れるというのがなんとも。
結局 openssl, openssh とも自前で再構築しなおした。もちろん Debian patch 無しで。

ところで ... openssl の 27 bugs ってのもかなりイヤだが、ssh の 178 bugs ての、 なんとかしてくれ (^^;;

二つ目のやつは XFree86 4.0.2 が truecolor の時、 部分的に depth 32 で上がってるような雰囲気の返事をかえすことによる。 depth 24 の時 XFree86 4.0.2 は FbBpp で明示しないかぎり 24bits/pixel なので、 xawtv の 32bits/pixel と食い違って DGA の表示に失敗する。 FAQ に上がっててよさそうな気がするが、キーワードが数字しかないので検索し辛く、 発見できず。
こちらは単に xawtv に -bpp 24 と 24bits/pixel を明示して対処。

X for MGA の depth 24 は 24bits/pixel のほうが 32bits/pixel よりきっちり 4/3 だけ速く、 もはや word の境界揃えコストはゼロ(ハードウエアがぜんぶ面倒みてる)ということだから X server の truecolor のデフォルトが 24bits/pixel になってるのは正しい。 xawtv が 32bits/pixel をデフォルトにするのが obsolete なんだと思う。

ところで、4.0.2 は 3.3.x に比べるとげっそりするほど遅い ... xengine のような rendering だと七難隠れるが、 仮想スクリーンの切替えの描画は目に見えるほどゆっくり(0.3 秒位かかって残像が気色悪い) だし、転送負荷の最も重くなる xawtv も 640x480 が限界で、 704x480 や 768x480 は転送が間に合ってなくてノイズ混じりで使いものにならない。 いったい hardware scaling support!! ってなんの話だ?


2 月 17 日。
突然だが「さくら」の残る 2 話 #52, #59 を見た。 これでよーやく劇場版 II の DVD に手が出せる。 にしても、両方ともえらいベタベタに甘い話だったけど、そういう時期だったっけ ... とみれば「大きなぬいぐるみ」の次と「大切なお友達」の前ですか〜、しょーがないか。 それと、両方とも誰かが孤立する、という話で、同時に観てしまうというのは ちょっちタイミングが悲しかった。

『CC さくら』#52「さくらのひつじ注意報」

ペンギン公園に開いた大穴。そこからクロウの気配が漂う。 さくらと小狼が突入しかけたところでさくらの後ろで穴が閉じてしまった ──
ベタに甘い以外に見るとこない話だが、その甘さもイマイチ。 あわててたということで素手で叩くっつうこと自体、個人的にあまり評価しないが、 というのはつまり、本人の全力であたる ... この場合は魔力全開で、 というのならともかくってことだが、 それよかケルベロスが炎ふきかけたっつうのはナシにして欲しいもんだなあ。 いきなりバリアが解けたらさくら直撃でないかい。

エリオルがひつじさん使ってさくらで遊んでるトコを見る話、という雰囲気でもあるが、 エリオルのキャラがまだちゃんとしてないので脇筋としては弱すぎっす。

『CC さくら』#59「さくらと知世とボールの罠」

クロウの気配を探りに夜の学校に来たさくら、小狼、知世。 突然学校の空間がねじまがり、知世だけが教室に取り残されてしまった。 二人が知世を探すのに難渋しているところに、知世の歌声が届く ──
荒っぽい造りだったけど、わりと面白かった。 前半で「危ない目にあうよ〜」と警告ネタふってそのまんまに突入という素直な造り、 なんだけども、たとえば知世がシャドウを発見した時に歌声が微妙に変化する、位のことは してくれてもバチはあたらんと思う。

空間が捻れてても人間に対する敵意は無かったわけだから、 知世が落ち着いてるのはいい(さくらのほうがおびえすぎ。しょうがないが ...)。 でもせっかくだから、シャドウ(知世は美術館で見たことがある)を見た時に 「あ、発見してくれた」くらいの感情が歌に乗ってくれないと、 逆に「なんだか黒いの」にとりかこまれてへーぜんとしてるという 非人間的な肝っ玉の持ち主になる ...

作者の気分に小狼を応援しようというトコが表にでてきてしまってるようで、 さくら〜知世が軸となっている主筋の脇で妙に小狼の視点が煩いかな。


2 月 15 日。
ちょっとした話ふたつ。

ダーコーヴァ年代記の一括セットがヤフーに出ている。 あっさり 3 万円突破した その昔の競り合いと違い、 1 周回って買い手が付かず、値下がり傾向にあり、ただいま 13800 円。
私もあと 4 冊なので手を出す気はせず。昔の残り 11 冊の時点ならともかく。 かくも時節とは恐ろしいものである。

ところで 22 巻あるうち、ヤフーで出回るのは前期の 5-6 種類で 残りはめったに出て来ない。えらく偏っている。 そんなに出版部数違ったんだろうか。 初期のものが出回る傾向にあるということは、 巻を経るにつれて出版部数が減る傾向にあったということで、..... ううむ、人気無かったんだろーか。個人的には後期のもののほうが評価が高く、 東京創元社も気が短いなあ -_-; という結論なり。

某クロスワードパズル。
ちょい前に「むつかしーよ〜」と見せられたクロスワードパズルあり。 メノコで分かるのは 2 割に届かず、4 割くらいは疑問符付きで想像が付くというていど。 次第にヒートアップして総力戦と化し「仕事にならねぇよぉ」と泣きながら 広辞苑、google はもちろんのこと、 逆引き広辞苑、世界大百科辞典、日本国語大辞典までもちだして パターンマッチの全数チェックという もはや反則通りすぎて「そこまでするか?!」までして ようやくあと 1 つと迫ったところでダウン。 そもそも 2 割くらいが古語だったり方言だったりするんだもん。 よっぽど日本方言大辞典借りてこようかと思った。
で、解答編が届いた。やはり異常に難しかったらしく、回答者は激減していたとのこと ── というのは前置きで、ここからが本題。

カギのヒントは広辞苑から採られていたらしく、一字一句同じものが幾つかあった。 当然ながら、それらについては間違いなくそれだと疑いを持たなかったが、 ... このうちの一つが違っていた。そして、それがラスト一つが解けなかった理由だった。

回答者が広辞苑を見るという反則技を使うことを考慮に入れた上で 問題作成者はトラップを仕掛けていたらしい。

クロスワードパズルの雑誌なりを見たことはないので この世界の常識がどーゆーものであるかよくしらないが、 クロスワードパズルというものは、ンなとこまで なにげにトラップが仕掛けられていたりするような、 そーゆーしろものなのか ...?


2 月 14 日。
隣の階層での問いに結局無力だった奴 ...
だって! だって!! Psion5 で PCMCIA 周りのトラブル一度も無かったんだもの! 本家 ML でも同じエラー出て来たことないし!
「見たことも聞いたこともないのに答えられるわけないよっ!」
... やっぱ便利。使い古されてるような気はするけども。

ああ、ええっと、つまり、 ソースを調べるという手段は残ってるけど、
調べるのは面倒いから嫌、と言うてる訳だけども。 必要ならするけど ...

覚書。
この日 Agenda VR3 Developers Edition を申し込むも、最後の Order Confirmation の段階になって Netscape 4.76 が Transaction Error を起こした。 注文したことになっているかどうか定かでないので Agenda に問い合わせのメールを出す。

注文に失敗してたら縁が無かったということで素直に Workpad を買う予定。
それにしても Developers Edition は量産前の限定生産だったはずだが、 まだ売れ残ってんのか(というかベータテストが延々と続いてるというか)? ンなことで量産機のほうちゃんとハケるのかなあ。


2 月 13 日。
ケーブルインターネット移行前後から 忙しいついでだと称して沈黙していた隣の階層に顔を出す。
... サボリも終わりか(をいをい)
2 月 12 日。
Palm 用 emacs のデキを見ようとして探したが、そもそも無いらしい。 Zaurus 用も無い? キーボードなしにどーやって emacs の有難みを味わうんだ、 という疑問もないではなかろーがそのあたりは本質でなく、 要は emacs lisp の動く virtual machine が欲しいだけなんだけど ... 欲しいと思わんのかしらん? > PsPC 使いさん達。
MMU も pipe (マルチプロセス) のサポートもなしに emacs を載せるのは かなりオオゴトなので出来れば自力移植なんつーことは避けたい (^^;

ところで、この件を google でサーチすると 母艦側で emacs 使いの palm user のページが大量に当たってきて 実に探し辛い。zaurus and emacs でも似たようなもの。うう ... 2000 年 12 月の段階で「emasc on palm があればな〜」という記述があったので 無いんだろうと想像したけども。

『犬夜叉』
祝、桔梗復活!
.... なんだが、すごく笑いを誘う魂もといテルテル坊主のむれ。
シリアス&緊迫なシーンで飛び交うテルテル坊主のむれ。
.... いや、一所懸命描いてるのは分かるんですが、でもやっぱりテルテル坊主のむれ。
こういう時こそ透過光 CG 全開でええのに。

桔梗役が日高のり子ってことで感情表現の奥行きに関して危惧していたが、なんとか及第点かな? ちと解釈ヘンなところもあったが、これは脚本屋のほうがヘンなんだろう。
裏陶の首しめつつ 「お前だ! お前が私を蘇らせた ...」 ってとこ、本筋的に重要ではないかもしれないが大切なシーンだと思うんだが、 あっさり省略されていた。やっぱ首締めてんのがマズかったんだろうな。

厳密にはアニメの表現であってんのかもしれないが、全身黒焦げな裏陶ってのは何か違う。


2 月 11 日。
秋葉のオープンソースまつりを覗いた。 ちらと携帯情報端末なところに Psion な名前があったからだが、 じつはその携帯情報端末なトコは覗いてない。わはは (をいをい)。

で何してたかというと BOF のエミュレータ開発んトコを聴いていた。 携帯情報端末のセミナーと時間が同じなので向こうに行ってないのも言い訳がたつ ... ではなくて、5 分も予習しとけば分かる話を延々と聞かされてもなあ というのが正直なとこであったが、まあ、世の中そんなもんだろう。

展示会では PocketPostPet で NetBSD が動いてるのがウケていたよーである。 驚いたその足で隣の店に買いに行った人がいたり、 ふつー「まさか」と思うしな。 となりに NetBSD な DreamCast も並んでいたが、ほっとかれていた。 インパクトの違いというやつか。

ちなみに私はそのへんロクに見もせずに LaOX 行って Palm と Zaurus と Cassiopeia を触っていた。Palm Vx 級の筐体に Power Zaurus のカラー LCD 載っけた Cassiopeia 出ないかなあ (何を評価してるか一目瞭然 ...)。

D. M. ビーズリー 『Python テクニカルリファレンス』 ピアソン
... まあ、つまり、こういう本が欲しかった訳である。 文字通りリファレンスである。実はこっちの本のほうが『Python 入門』 より発見したのは早かった。購入が遅れたのはこれが Nutshell handbooks のシリーズでなかったからで、... Nutshell から Python の本が出てることは知ってたので、 まずはそっちに気ぃとられるわけで、.... すまん > ピアソン。

とはいえ、肝心の TkInter や Numeric モジュールの説明が皆無っつうのは、 ヒドいんでないかい。OS や Network モジュールやなんかも大切だが、 この二つ、特に Numeric が無かったら Python vs Ruby の戦い :-) は遥かに Ruby に傾いていたぞ。

宮尾岳 『KAZAN』(6) 少年画報社
出てたので購入。... 内容無いな。ヘルザとの衝突から たかだか「人身御供」の文字出すためだけに 1 巻使うとは。

ところで、前回書くのを忘れたが、この話、案外悪い奴がいない。 2 巻の結びの塔の隊長さんが筆頭だが、カザン一行を捕まえて牢に放りこむにせよ、 これで出世できるぞおと喜ぶとことか、なんつーか、こう 真面目〜に仕事しているのが伝わってくる。
ゴルディンのハリード王も真面目〜に仕事をしている。おしむらくは王というには あまりに無能なんだが、でも自分でちゃんと無力なんが分かってるあたり 懸命に王様なお仕事を勤めようとしていらっしゃる(なぜ敬語 ...)。
ラスボスもといヘルザさんも能力一杯に悪役だけど、でもちゃんと悪役なお仕事してるし。

そういう意味では、彼らに罪はない。あっても確信犯的なもので、まあ、本人納得ずくだから そーゆーのは別によかろ。

一方、無知にして無能にして、 文字では書き尽くせないほどの罪を負っているのがゴルディンの一般民衆である。 その存在の在り方はもう吐き気がするほどである ...
水妃という役の人が一人でゴルディン全体の水を生み出していることは既知なわけである。 ... そこでなんで「湯水のように」水を使って平然としてられるかね。 忙しいはずの王ですら謁見の場に出て来ることがあるのに水妃は出て来ることもない。 週に一度くらい断水して休ませるくらいの想像力も無いんかいな。


2 月 10 日。
xkanon のバグとりなぞ。
CD 演奏開始の ioctl(CDROMSTART) が戻って来る前に (CD のウオームアップ〜安定回転などで最長で 3 秒ほどかかる)、 CDROM の演奏チャネルを拾う ioctl(CDROMSUBCHNL) を叩くと カーネルキューに入っているリクエストが一つずつずれる、 という linux kernel (たぶん 2.2.16 〜 2.2.18) のバグのため、 xkanon が CD を演奏しにいった直後に load av. を 1 に張り付けたまま凍っていた。
カーネルの責任であって xkanon 側の責務ではないような気がするが、 xkanon 側で ioctl の叩き方を serialize して対処。
Opening のアニメーションがちゃんと見えるようになったんがけっこう嬉しい。 VNC 経由だと 5 枚/秒程度のパラパラ絵だから。

xkanon は Slackware 3.x では到底うごかんシロモノなので chroot で作った Debian/woody 環境で動かしている。 woody の出来のチェックも兼ねてる訳だが、 そんなとこでバグがあれば そら woody 全面移行も怯むというもので、 最後の障害が取り除かれた、というわけで Debian/woody 移行秒読み開始とあいなりし。

ちなみに xkanon の不具合ということであれば、ぱっと見でもまだ 3, 4 つある。 とりあえずシステムを凍らすほどのものは見当たらない、というだけで。

沖縄の電子メール事件に続いて米原潜の衝突事故。
こういうのが続いても反米感情が盛り上がらんというあたり、 冷静なのか無気力なのか謎な国民性である。 となりの韓国あたりで同じ事件があれば さざかし世論が盛り上がりそうなんだが。
そーいや、韓国とはワールドカップの文字問題もありましたな。 基本的には開幕戦と決勝戦がバーターで、国内表記はともに自分とこが最初、 国際表記を韓国に譲ったかわりに開幕戦と決勝戦の好きなほう(決勝戦)を選んだ、 というのが経緯だと思ってるので、国内表記まで譲るのは譲りすぎ (それを譲るなら当然開幕戦を半分もらわんと)だと思ってるが如何。

じぶんとこの力の無さでアピールするに足りないのを 政治でなんとかしようとするというあたり、ただしく政治が機能している。 けっこう羨ましいかもしんない。


2 月 9 日。
訂正一つ。ちゃんと QuietKey でも 26.7cps, 30cps が使えた。 woody 側でなぜか 26.7cps が使えたので slackware 側でも確認したらちゃんと動いた。 .... わからん。なんで動かなかったんだろう。 キーボードを活線挿抜したあとは使えなくなるとかそういうオチかなあ。 はじめてキーボードを繋ぐ時、マシンの電源入りっぱなしで繋いだから ...

ソフト的にキーボードリピートを実装するとき、 スケジュールタイマを 200Hz にすることは考えた (デフォルト 100Hz)。 これによって 25cps(40ms), 33cps(30ms) の中間の 28cps(35ms) が使えるようになるはず ... なんだけど、 I/O 待ちやらなんやら そこら中に影響がでそうで怯んでいた。やらずにすんでよかったよかった。

ヤフー見に行ったら DELL のメカニカルも IBM 84 も ついでに噂の Cherry の偶数番台 (= メカニカル) も出ていた。 ノミネート級のやつは一通り手に入る勘定になっている。

ちなみに、カウントでは Omnikey を直すというのと ErgoForce の人気がなかった。 Omni の中あけてみたら一個一個キースイッチがハンダ付けしてあって、 二個外してキーを交換して終わり ... と思いきや、 これがまたやったらに厳重&頑丈なハンダで分解できる気がせーへんかった。
EgroForce のほうはマイナすぎたかしらん。 variable keytouch などとのたまいているが、 実際には Omni もキーによってスイッチが異なる (押した状態から力を抜いた時のキースイッチの振る舞いが 2 種類ある)。 というわけで、たいした有難みはない。 たたそーゆーヘンなとこまで作りこんでるだけあって、 メンブレンのわりに叩き感は良かったつうだけの話だが、 まあ、HHK や IBM に比べれば記憶するほどのキータッチでなかったのも確かだ。


2 月 7 日。
キーボードがヘタりかけてる、というわけで DELL QuietKey を Northgate Omnikey のかわりに繋いでみた。

... "DELL" ということだったんだが、高名なりし D100M 系列とは違うモノらしい。 DELL QuietKey SK-1000REW, 横長のキーについてる補助パンタグラフの工作精度はかなり良く、 SUN5 よか押した時のザラつき感もなし。 ただ底打ち感が Omni に比べるとイマイチ。 また補助パンタの針金は Omni より軟らかいのを使ってて少し頼りなげ。
弾性反射するメカニカルキーと 底打ちした力がラバードームでウニィっと熱に変わるメンブレンを 比べてどーするという話はあるし、そのウニィ感としては HHK2 に次ぐ感触ではあるけれど。

というわけで、物理特性はけっこう許せるキーボード、だったんだけど、 この QuietKey ってばキーボードリピートのファームが手抜きで 24cps より上 (26.7cps, 30cps) が使えない。Omnikey 時代は 24cps, 26.7cps を気分により変えていたので、26.7cps な気分の時にちょっちタルい。

... というわけで、キーボードの物理特性とはぜんぜん関係ないレベルで このキーボードは没になりそうである。 モバでやったようにソフトウエアで細工することもできなくはないが、 16cps, 20cps, 25cps, 33cps ... という系列になるため、 肝心の 27cps 周辺で適当なのがない (モバの場合は 27cps で使うほど画面が広くない)。
ううむ、盲点つうか、最近こんなんばっかや。

メンブレン系を秋葉を見てまわったかぎりでは Key Tronic の ErgoForce 3601 が良さ気なんだが、 もちょい重いほうが良いということで手を出してない (とかいいつつ QuietKey は ErgoForce より軽い ...)。 でもやっぱこれかなあ。


2 月 6 日。
交渉事。最初にやることは お互い「何についてどこまで拒否権があるか」 ── ってことだと思うが、 つまり契約書に書いてあるようなことはどーせ守るんだろうが、 「契約書に書いてないこと」をどこまで拒否していいかってやつで、 むのーなのがネゴしてるとコントラクトの真似事だけで何の役にも立たなかったりする。
「手を引くからそっちでやれるもんなら勝手にやってくれ」
というのは強力無比な宝刀ではあるが、 宝刀を実際に宝刀として維持する状態は保険がかかった状態ということで、 効率的にはあまりうまくない。 他の手段ではコスト(だかなんだか)にひきあわない状態を維持するということは、 要するに力の大安売り中ということでもあるから。 高価に売り付けようとするなら相手側の選択肢も増え、保険もきかなくなる。 当然だがよくできている。

... と他人の交渉事ならそれで笑ってればすむ話だが、 自分の利害が関わってたりすると直接ネゴせなあかんか、と思うこともある。 ネゴそのもののコストが高価につくので見てるだけだったが、 今日でその仕事も終わったので関係ない ... よなあ。私の領分については。

ここんとこ購入した本。

W.R.スティーヴンス 『UNIX ネットワークプログラミング』 第2版、Vol. 1. ピアソン
いわゆる 「持ってないといけないんだろうし 持ってて後悔することはないのだろうが でも持たずにすませたい」という本の一つ。 でかくて重くて高価くて通しで読むのが面倒いので今日まで買わずにいたが、 ついに購入、敗北。うぐぅ。でもやっぱりでかくて重くて高価いのであった。 内容的には後悔はないが ... はたして Vol. 2. (IPC 回りについて) のほうはいつまで持たずにすませられるか。

M. Goossens, 他 『The LaTeX コンパニオン』 アスキー
同じく 「持ってないといけないんだろうし 持ってて後悔することはないのだろうが でも持たずにすませたい」本、その 2。 ここんとこ敗北が続いているが、さすがに読んでみれば なんでもっと早く買わなかったかと後悔するていどには内容的に天国である。 もうこれなしでは LaTeX は書けない。
これと、マクロの文法のために「自由自在」、 pLaTeX 特有の癖を押えるのに『日本語 LaTeX2e ブック』、 縦書きの補佐に藤田氏の 2 冊あれば他はもういいや。 奥村氏の 2 冊や「楽々」あたりは「コンパニオン」 読んだあとでは隔靴掻痒感が強い。

ところで、「持たずにすませたい」というのは、 「それを持っていなければならないほどの事態はかなり不幸である」 という認識と表裏一体でもある。 「コンパニオン」(や「自由自在」) が役に立つことになるほど TeX についてシビアな物書きを要求されるような事態そのものは、 やっぱりかなり不幸なことだと思う。

M. Goossens, 他 『The LaTeX グラフィックス コンパニオン』 アスキー
「コンパニオン」の姉妹編だが、 こっちは別に「持ってないといけないんだろう」などと思ったことはない。 「コンパニオン」買ったついでみたいなもの。 原書しかなかった時代には、こちらの訳書のほうを待ち望んでいたような気がするが、 LaTeX2e, graphics package の登場と 中野せんせの『日本語 LaTeX2e ブック』によるサマリがでてきたので価値が低下していた。 『日本語 LaTeX2e ブック』で足りなければ むしろ Postscript の RedBook などのほうが有用だろう。

M. Lutz 『Python 入門』 オーム
ちょっと失敗したかな。 "C++ Annotated Reference Manual" みたいに言語仕様の定義とセマンテイクスを 上から順にかきくだしているだけでいいんだけど。 分かりやすさを重視してモデルケース使って説明されてもヌケが山ほど出て来るだけだから。 同じ原書の後半にあたる 『Python プログラミング』のほうがモジュールの説明とかで有用だったかも。

文が改行で終わる利点とかインデントでブロックを定める有効性とかを 一所懸命説明してたけど、... まあ説明も必要だろうけど、納得した気はしなかった。 つーか、 Python のインデントの修正用に専用の pindent なるコマンドが付属してるという段階で語るに落ちてる気はするぞ :-)

インデントでブロックを定める最大の難点は、 ブロックというものをすべての行の冒頭のスペースで表現してるもんだから、 ブロックまとめて cut & paste したりした時のブロックの修正が一瞬でない、 つまりプログラムが文法的には正しくても意味的に破壊されてるような、 そういうクリティカルセクションが比較的長く続く、ということにある。

ふつーカッコでブロックを示してる言語ではカッコの付け外しだけでブロックが直るから、 ブロックの崩れの修正は一瞬で終わる。
カッコのバランスが崩れてる間に席外してコーヒー飲みにいけるかつうと、 そんな中途半端な状態でソースを放っとくことはまずないと思うけど、 インデントでブロックを表現する言語ではそういう不安定な状態が長く続く。 すごく神経使うんだわ、これがまた。

喜多尚江 『銀のトゲ』 白泉社
喜多尚江の話は基本的に、 軸となる人物 (性格、気質などは話の始まりから終わりまで固定されている; 物語全体の在り方、方向性を定める) に対する 主人公の relationship (こちらに作者の思想、感情が埋め込まれる) という形をとる。 『銀のトゲ』では茨木童子が「軸となる人物」に相当するが、 この位置には桂姫を置いたほうが喜多尚江特有の妙味があるような気がする。 桂姫は喜多尚江にしては珍しい人物なんで、人物配置的には想定の外だろうし、 「軸」を入れ換えたら当然まーったく別の話になるけども :-)
とりあえず、茨木童子がばーさまに化ける下りはウケた。

導入での自己紹介の入れ方の説明がわざとらしく、 デビュー 2 年目あたりの奴の単行本かと思ったら、最近の作。 ... もしかして退化してないか。確かに絵は迷線の少ない最近のものなんだが ...

秋山瑞人 『E. G. コンバット 3rd』 電撃文庫
電撃文庫に入ってるがゆえに読まれることの少ない名作 ... という評価だそうだが、 たしかにそーゆー感じではある。なんとなく O. S. カードな雰囲気。
話としては、ルノアの考える事はわかる、 カデナの考える事も同上。でも作者の思想・哲学に関してはよーわからん。 1st, 2nd 読めばすむ話かもしれないが。

ところで、あとがきで作者がイラスト書きをよいしょしてたけど、 どっちかってーと、イラストなしのほうが正しい読者層に読んでもらえるような気がする。 「表紙が気に入らないから買わないのはダメ」というのもあとがきに出て来るが、 良くも悪くも表紙の水準とどっこいの内容を期待するのは仕方なかろ? また、そうでなければ挿絵屋をまったく信頼していないということを意味するが、 それでいいのか? 絵と話が激しく異なるなら、それは挿絵描きの責任であって、 絵そのものがうまかろうと下手だろうと関係ない。

林譲治 『侵略者の平和』(1)〜(3) 角川ハルキ文庫
... ハルキのような趣味に走ったシリーズは存続のためにも買っておきたいんだが、 シリーズそのものの登場が遅く、買うべき本はすでにどっかで手に入れたあとつうことで 買う本がない。で、迷いつつ買ってみた本。

田中芳樹の『タイタニア』ででてくるワイブル砲による戦闘の元ネタは 林譲治あたりらしいが、設定とかに凝るその凝り方はよくわかるんだが、 .... 設定流すだけで話ができるわけじゃないぞ。 SF マニヤ(not マニア :-) が「自分も書いてみんとす」 とつぶやいて初めて書いてみた話みたい。
人物関係は上下関係しかない会話、しかも 部下を困らす上司の会話しかでてこん etc. etc.
挿絵がまた作者と趣味のあいそうな挿絵で、 というんはつまり仮想戦記の設定画みたいなもん見せられても。

と思いつつ WWW 上の感想を眺めてたら、 そういう風に、つまり設定レベルで愉しむ本らしい。
... でもやっぱストーリーの出来はヒドいと思う。特に 3 巻。

追記。
Feb. 4 のボタンだが、「確かに面白いかも」と思った方が何人か居られた。
そうだよね。うん。面白いっす。機会があったらまたやってみよう。


2 月 5 日。
昨日の「est の S7AX(Ali Aladdin V マザー) と入れ換えようかなあ」 ... と書いたところで あたりをボタンにして(もちろんこの順で)並べれば良かったのだな、とふと思い付く。
そーか、ローディストというんはこういうことを日常的に(?)やってるのか ...
2 月 4 日。
徘徊しててちょっち 面白かった日記(というか、ヘッダというか...)。 内容が、ということでなくて(をいをい)書式のほう。 日記にその日の内容にちょいと関連した FORM ボタン付けてたのが。 こんな感じ? :

「Palm 壊れたよ〜何にしようかなあ?」って書いたりした時に、 適当に名前を並べておいたりするものらしい。

「CCさくら」。
#57 の次は #60 「さくらと大切なお友達」ときて、 しっかり #59 は飛ばされることとなった。うぐぅ。

囲碁 NHK 杯、準々決勝の三村知保 vs 石田芳夫。
三村の名局... とかなんとか解説の王銘碗が言うていた。 実際、中盤で黒(三村)が厚く、 薄目の右辺に白が手を戻せるかどうかが勝負 ... と見てたところで黒が先着してこら石田芳夫あかんやろ、 と思っていたら半コウ勝負を勝ちでおさめて半目差で白(石田)が勝った。 形の薄いはず(コウに弱いはず)なのに半コウ勝負見切っての半目勝ち、 前回の倉橋正行との対決でも形勢やや劣勢にみえたところから さらに 4, 5 手ユルんでだようにみえてきっちり 2 目半勝ち。

両局とも「何故これで勝ってる?!」と思ったり(けっこうヒドい:-)。 4 - 5 目は負けてるようにしかみえない碁が 終わってみればひっくりかえってるというのは 盤面の読みでちょっちヘナった気分(ってどんなだ)。

でもまあ、なんつーか、劣勢(?)でも 踏み込んでいかず(だからユルんでるように見える)にヨセのバランスで何時の間にか勝っている、 攻めるでもなく厚くするのでもなく足早に稼ぐわけでもなく勝負一閃というわけでもなく ましてや思想や美学が表にでてくるわけでもなく、 戦意すらあるんだかないんだかよくわからん、碁盤の上に砂をさらさらと流すだけのような いかにも「らしい」勝ち方でした。

... いや、石田芳夫の本で碁おぼえたので、 ちょっちヒイキにしてるだけだけど。

Windows 2000 を atropos に入れてみた。
話には聞いてたけど果てしなく PCI PnP の取り回しがヘタだねぇ。 「何時の時代のソフトだよ?」と思ってしまった。ちょろちょろいじってみた感触として

結論として PCI card が 2 枚しか使えん。 LAN, Sound, SCSI, Capture と 4 枚入ってるので、Windows 2000 を boot させる時は カードを 2 枚抜かないといけない -_-;
est の Ali Aladdin V マザーと入れ換えようかなあ。

ところで、LAN Card は PLANEX の ENW-9501-F (DEC 21140-AF チップ) で、なかなか意表をついてくれることに Windows 2000 がサポート対象外になっている。 ベータドライバはあったらしいが、今は唯一「未対応」と 明記されてしまってるので不具合かなんかがあったんだろうと思う。 そのわりに、どっかで聞いたことのあるようなないようなメーカのカード Kingston EtheRx KNE100TX PCI FAST Ethernet Adapterとして勝手に認識して ちゃんと 100Mbps で動いてるようである。 写真を見比べても似てないので OEM とかそういうんではないらしい。 てゆーか、linux driver 見ると KNE100TX は 21140-AE なので微妙に違うモノだな。 ちなみに Corega の 21140 系とおぼしきカード FastEther PCI-TX のドライバでは動かなかった(認識すらしなかった)。 動いたというレポートがあったのでついでに試したんだけども。


2 月 2 日。
へろへろと、へろへろ日記 ...

Omnikey の Enter キーが傷みだした。チャタリングの処理が ヘタったのか、叩くと稀に 2 回 CR が入力されてしまう。 まあねぇ、入力に必要な最小圧力の 5 倍かそこらの力で「叩く」ことがある (ハタから「その叩き方はキーボードが壊れるから止めれ」 と言われることは多い) キーだから 他のキーより傷むのが早くてもやむをえないといえばそのとおりだけど、 未だ次のキーボードの選定が終わってない(てゆーかイイのがないぞ)のに、けっこう困る。

目をつけていた IBM 84 キーは代替りして 85 キーになり、バックスラッシュが 「DEC キーボードの悪夢再び」の位置(Z の左)に移ってしまったし ... キーボードは代替りすると叩き感が軟らかくなる定向進化があり、 84 キーはちょっち重かったので「こりゃ次世代がちょうどだな」 と待ってたら配列変えてくるとは予定外 ;_; キー表面だけでなくキーの動く方向が円筒放射状になっている (PFU 言うところの) cylindrical curved sculpture けっこう好きなんだけども。

ところで、これだけの力で外側に開いた小指は打つことができないため、 Enter キーの上まで右掌を移動させた上で薬指で叩いている。 ここで人さし指が手首の捻りにつられて O 〜 P あたりまで移動するかわり 親指と手首つけねが動かずにホームポジションの復帰位置を確保してる。 この捻りがキーを叩くのにけっこうな負担になるため、 Enter キーが一列遠い(捻る距離が増える)日本語キーボードを嫌う原因の 一つにもなっている ... が、要するに自己流をなおすほうが身のためキーボードのためかもしんない。

ちなみに、左手はふつーに教科書通りな打ち方に近い。 右手が外に開くぶん、左手の領域が 6〜Y〜H〜B まで広がってるだけで。 あ、 TAB, Q, 1 は薬指の担当なのが教科書でない。

右手の動かし方といい左手の指がおおむね正しいことといい、 手首を中心に指を横に振るほうが 指を折ったり伸ばしたりするよりも負担が少ないと感じてるってことで。

アニメ散見
1 月期の投票の検討もかねて。 んだけど、絶望的に評価低迷中。

『CC さくら』再放送。
録画してはいるけど次回予告を見てるだけかもしんない。 小狼の話にもう一度見たいような話ないし。 「プラチナ」にせよ「Fruit Candy」にせよ、BGM のほうは ずっとエンドレスで聴いてんだけども。
にもかかわらず、何故か首位。 いちおー録画に失敗したとすれば(持ってるにもかかわらず) けっこう悔しい思いをしそうだが、他のやつは録画にコケても悔やみそうにない。

『おじゃ魔女どれみ♯』
いきなり最終回になってしまった(のでロクに中身を堪能するヒマがなかった)が、 そのまま 3 期目が始まるようである。 無印から順に一人ずつ増えてるようだが、それは手抜きちゃうかな〜。

『犬夜叉』
順を入れ換えて、七宝を早めに出したところからして桔梗の登場も原作 を順に流すのよりは早まりそうである。良いことである。 いずれせよ、いまだすこし耐えるだけの日々が続く。

『アルジェントソーマ』
人物描写が薄くて退屈。 そろそろ切ろうかと思案中 ... と書くつもりでいたがでもまだ見てるな。

『地球少女アルジュナ』
ゴミ。どきっぱり。
中途半端に自然を神聖視する考え方は嫌いだってのを脇においとくとしても、 その扱いが他人から話聞いてそのまま埋め込んでみましたぁな出来。
でも「 CC さくら」劇場版の CM 見るためにまだ見てるような気がする。

ちなみに近所の雀さんのえりごのみの激しいこと、 白米と玄米撒いてやったらきっちり白米から食べてるし、 新しい白米と古いご飯あげたらやっぱり白米から食べる。 ものごとの評価基準みごとに人間そっくりで、 神聖視も敵視もするだけばかばかしい。


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