さて、もろもろ消化したのでその感想を書く。まず:
『名探偵コナン ── 世紀末の魔術師 ──』
前作の『14 番目の標的』がまーまーだった、が灰原が出て来なかった
(時期的にあたりまえ)ので少し期待していた ...
が、少年探偵団自身どーでもいい役所だったので悲しかったかもしんない。
要所でコナンが気づいていなさそうなことを一言喋らせるだけでいいんで、
「身近なところにいるかもしれない」などというそんなもん当然だろ
みたいなレベルのことを仰々しくやらさんでくれ > 脚本屋さん。
探偵じゃないんだから、
灰原のセリフは(誰が犯人かという)結果に対して責任を持たなくていい(ヒントにならなくていい)。
それよりは、
観察力の結晶としての、その場の状況に対してのアドバイスとして有意義であって欲しいと思う。
ちなみにそれ以上に何しにでてきたんや? つうのが大阪の少年。
本気で何の役にも立っとらんな。
『リヴァイアス』 (#25, 「おれであるために」)
一方的な屋内制圧戦をみるとエヴァを思い出してしまうのは悪い癖。
崩壊一直線のヤマ場なれど
すでに配置された駒が適当に役をこなしてるだけという感もないではない。
イクミと姉の真相もそれが現在のイクミの行動の裏打ちになってないのが痛い。
つまり、守るために無理をして孤立し、その守られる者から「無理をしないでね」
と批判されるパターンはこれまで山とあった、その無理をして孤立に至る動機が
「姉さんが自殺した、つまり守り切れなかった、こんどはうまくやる」という 28 文字で説明できる以上の内容を持ってない。 禁忌の恋なら追い詰められはするだろう、そこで自殺にいたるプロセスでイクミが救うチャンスが 客観的に、あるいはイクミの主観としてあったのかなかったのか、 前回はうまくいかなかったとして今回はうまくいくだけの理由付は何か、 なによりもイクミが間違えたというならイクミはどこで何を間違えたのか ──? そのへんが物語後半の竜骨だと思うんだけどな。
「ああ。あれがツヴァイだ」
高屋奈月 『フルーツバスケット』 (1) 白泉社
いらんもの(十二支に化けるあたり)を気にしないことにすればふつーの話で、
ここんとこふつーの話が少なくて飢えてたので買ってみた。
.... なんていうか、こういう問題意識というか、問題の扱い方って流行なのかしらん、
とか思うのは、つまるところそんなんばっか選んでる
こっちの選択基準がアレだということでもある。
くわえこんでる臨床心理学とか精神分析学的知識ってものがあるので AT フィールド :-)
はそのテの初歩的な精神分析をも通さないような形になる。
そこまで極端でなくても防壁は本人の持てる力の限りをつくして組み上げるものだから、
「重いモヤモヤしたモノがあるならば話して下さいねっ」など、他人に言葉を使って説明できるほど論理的な構造を持った 「モヤモヤしたモノ」ならどっちにしても問題なかろうし、 簡単に背後をとられるほどの警戒度じゃ問題として易しすぎると思う。
.... うう゛、徹夜仕事を目の前にしてこーゆー楽しそうなモノを ...
以下のコードが実行時間の 50% を占めてる。もすこし速くしたいのでコード募集!
/* char *p; int *bp; */ for (k = 0; k < 8; k++) { *bp++ = (*p & (1<<(7-k)))? pen_color : COLOR_TRANSPARENT; } p++;
と泣きぬれつつ、メノコで分かるネガティブフラグ最適化で 20% ほど稼いだのを 夜半に流したところでアンロールとゆー力技で 50% アップなんが出てきた。 いきなりそうくるかい、と突っ込みつつ組み合わせ技から アセンブラ出力を眺めてソースを調整という最終奥技を持ち出して 結局もとのコードの 3.5 倍速を実現したところでレースが終了。
── すでに夜が白々と明けかけていた。
だから先祖代々の家訓で CPU レベル最適化に踏み込んではいけない とゆーのがあるのだな。やはり家訓は大事である。うん。
ふたつほど設問を抜粋:
問12:キーボードのタイプは
問21:FORTH,Ada,Algolがなんだかわかる。
結果 ──
98%ぐらい駄目駄目です。 ... 中略 Windowsのコマンドラインでつい「ls」などと叩いて 悔しい思いをしていることが多いことでしょう。 打倒ゲイツOSを掲げて日々精進してください。
実のところ ls に関しては cygwin 入れるからあまりそーゆーことはない。
修行が足りんぞ > 問題作成者。
それとカスタマイズがすんでない UNIX 機で dir とか打って command not found と
やられることも多いかも。alias dir='ls -CF' してあるもんで。
2 周目は嘘つかない範囲でできるだけ猫をかぶって 148.8% に下げることに成功した。
チェックシリーズで他にあるのでは、
インターネット新人類度は -20% ほど、
ダメ人間度は 124% ほど、リベンジダメ度は 136% ほど。こちらはかわいいもんだ。
じゅーぶんに一般民間人してる。
ダメ人間度もなー、『電脳組』とか『あ〜る』とか尋いてきたのちに「バッシュって何?」
だもんなー、/bin/bash があってもチェックは入れらんないよな〜
ソースも面白かった(ぼそ)
ここんとこのニュース 3 題。
Linux/7k のブートローダがようやく Psion5mx に対応した。 カーネル本体はまだまだだけど。
Morphy One の試作基板の配付先の募集が始まった。 Linux/7k が 5mx pro で動きそうな塩梅なので手を挙げるかどうかは微妙。 Morphy Two は Linux/SH 機になる風だが、Linux/SH なんて ARM 系からは言うに及ばず、 MIPS 系からすらも遅れてるんだが、ええんか? そんなのに手ぇだして。
Ng version 1.4 が登場した。 さっそく make して起動。
「をを、dired がちゃんとしてる! C mode もカスタマイズが効く! (でも変数の解釈がヘンだけど :-)」ARM Linux では 170kB と少し大きい。ま、emacs の代わりだからこれくらいあってもいい。 Linux/i386 では 150kB だし、arm に少し損なコードになってるんか。
『イカが敵と接触っ!』
『リヴァイアス』にて、
ヴァイア艦同士による戦闘中に、敵艦に怒ったヴァイアが敵艦に突撃した瞬間の図っ!
── はい、そこでおしまい。テープが切れました、とさ。
バッファ(ビデオテープ)に余裕がないから暫くためると後ろは切れる。
うぐぅ ;_;
神保町で買った本、2 冊あわせて 20000 円弱。 どーせなら明倫館にないかと思ったんだけど、なかった。 新刊でも数が出てないのにそうそう 1 回の探査で見付かるようなことはないか。 そのうちの 1 冊 :
『国際化プログラミング - I18N ハンドブック』 共立出版ようやく購入。locale, L10n, I18n の解説は書籍雑誌含めて見渡してもこれしかない。 しかし値段だけの価値があるかってーと、資料的ありがたみはあんまりないだけに、 高価に感じる。なんでプログラミングの具体例が細かく出て来るんだ。 そーゆーことをすべき本かぁ?
「システム、起動、確認!」ってとこで疲れたので寝ます。ではでは。
「タッチパネルなんだからマウスカーソルいらねーんでない? 直書きのほう使ったら?」なる返事。そりゃそーだわな。 タッチパネル = マウス、のつもりでコードを書いてたから盲点だった。 そう告げたら、
「マウスカーソルねーのが当然だと思ってたい」タッチパネルなマシンって Psion5 位しか使ったことないし、Psion5 の EPOC はそれこそこれまでの使用時間をトータルしても 24 時間に届かん位しか使ってないし、 linux/7k でタッチパネル使うのは MGL2 が初めてだからポインティングデバイスとしては (ふつーの意味での)マウスしかモデルが頭に入ってないって ...
MGL2 の本家の側でマージする間にカーネルや MGL1 の整備をして隣の階層に置いて、 さて一段落とばかりに本家に遊びにいったら linux/7k なコードがマージされた版が出ていた。 対応がじつに素早い。 ま、でも Psion5 的には MGL2 でやることはスピードのチューニング以外には特にないので 動作確認しておしまいだったりもすると。
IOmega の Buz (Zoran Capture + Advansys SCSI combo card) を廉価で手に入れた。
Bt848A の capture card と NCR53c810 の SCSI card からの交換で PCI
スロットを一つ空けようという目論見と、Bt848 (無圧縮キャプチャ) →
Zoran (ハードウエア MJPEG 圧縮/伸長キャプチャ)、
810 (SCSI-2, 10MB/s) → Advansys (USCSI, 20MB/s) というアップグレードを兼ねている。
ATI Wonder 128 (ATI Rage 128 video + capture combo card) にも
AGP 移行を兼ねて心惹かれるものがあったが、Rage 128 の X がイマイチ安定してないという話と、Wonder 128 の capture も linux でのドライバがいま一つ
(Wonder Pro のドライバはそこそこらしいのに ...)ということで今回は回避。
... いや Buz が本気で安かったし (16000 円弱)。
でも構成が大きく動くのでまだ入れ換えてない (^^;
夕方 7 時ごろの路上での話。
昼飯もあんまり食べてなかったこともあって、いいかげん腹が減っていた。
そこにあらわれたるはマクドナルド。「なんか一つ食って帰ろ」
というわけで戸を押しかけて(自動ドアでなかった)、手を止めた。
少し首をかしげてからそのまま向きを変えて家に帰った。
たどり着いた時は半ば以上ダウンしていた。
...... ハンバーガー屋への嫌悪感は空腹感より強かったらしい、という話。
自動ドアだったら何か食ってたかもしれないが ...
アニメとゆーもの。
30 分番組だと by definition, 観るのに 30 分かかり(ま、実質 20 分強だけど)、
それ以上かかることはない。
本に比べると安定した消費時間であってかつ比較的短い。
が、ここんとこ「30 分かかる」という事実が効いてきて、あんまり観る機会がない。
あるていど読み慣れた著者の文庫なら 15 分もあれば読む
(つうか目を通す; 脳という名の 2 次キャッシュにロードする)ことができるので
load average の具合によっては本のほうが消化機会が多くなる。
そんな訳で『ダイガード』、『ターン A』は脱落した。
『CC さくら』すら「やさしいお父さん」
の録画に(痛恨の)失敗して以来「いちおう録るだけ」状態になっている。
ま、一回観てるしな。
『リヴァイアス』が 2 倍速鑑賞モード ... で十分なのはここんとこ総集編としか
いいようのない回が続いてるからだが。
さて。実は増えたのもある。『メダロット』。
ちらとどっかで観たことはあるような気がするが、
実質的には fj.rec.animation での評判で
それならってんで録ってみたメダロットに掛ける橋だかなんだかの回がそこそこだったので
それ以来。どーみても『ポケモン』の柳の下なんだが(だから無視してたんだけど)、
そんなに悪くないかも。キャラクタの造形はカリカチュア化が過ぎて
時々わざとらしさが鼻につくが、ストーリーテリングのバランス感覚がよろし。
しかし鉄人 28 号よりいいかげんなメダロットの操縦法はなんなんだろう ...
あれって人間のほうは何かの役にたってるのか...?
事故は事故として、乗客の反応が「爆発か?!」というのが多かったという
信頼だけは失わないようにしていただきたいものである。
営団の保線管理がコケた事故より第三者による列車運行妨害工作のほうが
可能性が高いと思われているということなのだから。
どっかの私鉄みたいに時刻表はバスより守られないのが当然だ、
とか思われるようになっちゃおしまいである。
10 日現在、「護輪軌条」の設置基準が甘かったのではないか、という論点が出ているが
これは本筋を外している(--;
そりゃあタイタニック号の沈没で多数の死者が出たのは
救命ボートの総定員数が乗客数よりはるかに少なかったからだから
救命ボートを十分に充実すべきだ、というたぐいの論点が意味ないわけではないが
んなことより沈没しないことを考えろよ ...
電源は Silencer, HDD は IBM の DPTA, CPU は fanless, 置き場所を人の位置から少し離し、ついでに HDD を smart drive でくるんで 徹底した静粛化を施してきた atropos の現時点最大の騒音源とは ──
それはディスプレイのハム音。
(まぁ、音量でいえばまだ Silencer のほうが大きいかな?)
Smart drive の効果は凄まじく、マシン使ってる時に従来 HDD の(シーク等の)音で compile とかの状況判断していたのがよくわかった。 HDD へのアクセスの瞬間に体感でマシンのリアクションが落ちるのが 分かるのは変わらないのに、 そこで HDD の音の変化が聞こえてこないから 速度低下を理不尽に感じて気に触る。Diskless WS 使ってるみたい。
ぴったりとケーブル口までフタをしてしまう smart drive, 導電性(ということはつまり伝熱性も良い)スポンジでくるんでアルミのケースで、 しかもあんまり熱くならない DPTA を入れてるとはいっても排熱に関しては気になるし、 5 inch ベイを一つ占領するというデカさがアレだし、 しかも方針的に 2 流(音を減らすんでなしに音を熱に変えてるだけ)だけど、 まあまあ良かったかもしれない。
久しぶりの『リヴァイアス』
人体に影響がでるかもしれないほどのニュートリノシャワーなんざ
ビルの中に入ったくらいでどうにかなるものか .... とゆーのはおいといて、
人類があと 50 億年ほど生き延びることができたらこの手の風景が見られるかもしんない、
と思って SF 的にしみじみしてしまった。