Jan. 17. オフレポート

神木

Jan. 4 突発オフ よりもはるか昔より 同じ場所 計画されていた、あるオフの記録である。

JR 神田駅北口 17 時集合。やはりこの直前から書き起こすのが筋というものだろう。
ぜんぜん参加希望を出していなかったオフということもあり、 銀座線神田駅についたのは 16 時 35 分。 ここのところ降り続いて今も残っている雪の関係で、ことによれば合流に間に合わず、 という可能性も無いでもなかったが、無事時間前に到着。 前回と違って早めに到着しておくといった奇特な人は居なかったらしく誰もいない。 一見それらしくも見えなくもない集まりが二つほどあったが、 もしそれだったら知らないふりして私は帰る。.... いやなんとなく迫力があったので (^^;

どこかで時間をつぶさねばならないが、神田という駅は私の徘徊範囲の外側にある。 この駅から東南西北いずれの方角でも 300m も歩けば見知った街なのだが、 神田駅の周辺では時間の使い方が難しい。南口にたまに行くカメラ屋があった筈なのでそれを 探しにぐるっと駅を回るとそこは北口だった。なんでやねん。

さて、この一回りの間に たく K さんが到着、正確には戻ってきてたようで、合流。 40 分すぎだったと思う。 ちなみに彼も早くのうちに来ていて、その辺で時間を潰していたそうだ。 ほぼ全員の顔を知っているということで、先に来ていたのだそうだけど、 幹事が手にしているはずの『アルジャーノンに花束を』がどんなものだか知らないという。 ちょいとそれの説明などをした。

数分で ユズハさん到着。待ち合わせ場所の正確な場所は、今いるところではないとのこと。 ... それにしても、 幹事とゆーのはそこまで細かく集合場所の地理を覚えておかねばならんのであろうか、 というほど、前回といい今回といい、集合場所の指定が細かい。 その方が確実なのは確かなんではあるが、 人に訊けないほど細かい。自力で探すんではリスクは同じようなもんではないだろうか。 それはともかく、 それらしい広告の柱の前にたたずむ人一人、手には目印の『アルジャーノンに花束を』 つまり彼が幹事の いく さんであると。無事合流を果たす。

時に集合時刻 20 分前。 しばらくして sako さん、そして時間ちょうどに p.t.designer さん到着。
BBS のオフで私は集合時間というものは集合しはじめる時刻だと習ったのだが、 こちらのオフでは集合時間というものは、集合が終っている時刻であるらしい。 一つ賢くなった。

徒歩数分の距離で、ほりごたつな料理屋に到着。 と書くと多分、飲み屋さんなところを想像するかもしれないが、そんなことはない。 夕食には時間が早いということもあるが、ごくまっとーな料理屋、 もっとも 23 時とかにはそういうのに化けるのかもしれないが。

前回の無アルコールと異なり今回はコトの最初からアルコールが入る。 アルコールの善悪については論じたくないが、 前回、後半ステージになればなるほど話が濃くなっていった (つまり最初はペースがとれなかった)ことを考えれば、 アルコールはレベルを上げておく最も簡便な方法ではある。 ただし話の精密さ、論理の緻密さへの悪影響も確かにあって、 展開された話の質に関しては難があったかもしれない。

ただしこれは、眼の前で展開されていた女性陣による超高速マシンガントークを除く、 ことになるかもしれない。横で聞いているだけで意識の全部が持ってかれる (こちらの会話が止まる) ほどの会話がえんえんと文字通りまったく止まらずに続けられていた。

もうひとつ、基本的に驚くべきことは、.... 私は 17 日中に家に帰るつもりだったのだ。 17 時からだったので、21 時までに帰り着くのは無理かもしれないということで 21 時に閉まるところはどーとかこーとかなどと事前に考えていた位である。 そういえば先週あった関西の人達のオフでは徹夜してたなあ、などと今ごろ気付いたのだが、 たのむからそういうことは事前に言っておいて欲しかったかもしれない。 18 日への影響を頭でさらう必要があった。

さて、例によって話の内容については省略させていただく。

料理はそこそこに美味かった。ただ、こういうところでは、 私は、 ふつー誰もその味に期待しないワインを赤白両方頼んでそのデキで決める傾向にあり、 ... で、その結果については、まあ、想像通りである。

20 時すぎ、2 次会の場所を探して右往左往。 カラオケを「セガ」に限るというのでそういうことになった。 JoySound というのはあったようだが、結局は徒歩で。小川町界隈まで出張ることになる。

小川町のドレミファクラブにて、カラオケスタート。 同じビルの下の階の漫画屋さんにも心を惹かれるものがあったのだが、 閉店まで 30 分を残すのみでは意味がないのでそのままカラオケ屋さんへ。 このときの心残りが翌日少し影響がでたのだが、その件についてはもうすこし下で述べよう。

宇宙戦艦ヤマトだったかなんだったか、たく K さんのえらく渋い選曲(ED ?)でスタート、 ... と思ったら選曲ミスで、一曲目は OP 系の景気良い曲であった。 ま、そんなもんだろう。
時に 21 時 30 分のことであった。

アニソン縛り(例外 2 曲)の中、 私の最初の選曲は銀河鉄道 999 の劇場版、だったはず。これ以降、 個人的には主に松本零士系の攻撃に徹した。女性陣は ああ女神様、奇面組に集中攻撃をかけていた。 たく K さん、p.t.designer さんの絨毯爆撃は呆然としたが、終ったあとで前回のオフ で唱った歌は避けた、というのを聞いて格の違いを思い知ったものである。 いくさんのさりげなくどこにあったんだそんな曲、みたいな攻撃も渋かった。

ところで、カラオケボックスなるものは私は初めてである。 同じカラオケといえども、も少し小さい音の伴奏であることが多く、ちと耳が痛かった。 腹式呼吸をもってしても声量限度に近い声だと、高低差が足りなくなる。 表声で 6 度、裏声で 3 度ていどしかでていない。 これくらいだと 「想い出がいっぱい」、「守ってあげたい」あたりは特 A の忌避対象になる。 前者は たく K さんが選択、後者は私が選択して結局、歌ったけど :-)
そういうこともあって、歌うのがやや難しいスレイヤーズ系(林原、奥井) を先に潰しておこうと思ったのだが、最初の 1 曲目でコケてしまった。無念。

そうそう、初めてといえば、"Komm, susser Todd", それに「魂のルフラン」 いずれも初めて歌った。なにしろ歌詞知らなかったから。 曲は MIDI などでけっこう聴くんだけどねぇ。

気がつけばすでに 0 時をまわる。帰る手段がなくなり、2 時間づつ 2 度延長し、 4 時すぎに出ることになるのだが、
.... 午前 2 時での延長であと 1 時間それとも? という選択で悩まんでほしい。 午前 3 時の寒空の中をうろつくつもりはあんまりないぞ。 とはいえ、午前 4 時にでて何がどうなるという話でもないかもしれない(五十歩百歩^^;)。

ラスト数曲は滞在時間とのにらめっこ、曲の長さの計算こめて誤差十数秒で終えた。 最後の三曲は「残酷な天使のテーゼ」、「魂のルフラン」、「残酷な天使のテーゼ」である。 "Fly me to the moon" そういえば誰も歌わなかったな。見当たらなかったせいだけど、 べつのところにあったかもしれない。

p.t.designer さんがバイファムに色気を出した時、これで英語の部分が分かるか? と思ったりもしたが、手を出したのは ED の方であった。まあ、難しいしな。

さて、午前 4 時の寒空、雨がぱらついている中を散歩、御茶ノ水方面へ。 目の前に新御茶ノ水駅の入口、ただしあまり馴染みのない入口だったからおそらくは 神田小川町の入口だったと思うが、4 時の闇の中では方向がいまいち。 まあ、方向は間違いようのないところだから問題になることはない。

御茶ノ水駅に動いたのは、朝食のためである。 さすがに小川町、神保町になにかしらを期待する気にはならない。

さて、駅を目の前にして。 某ビルの 4 階に渾然と輝く看板、漫画図書館、が目に止まる。 30 分 190 円、そういえばどこかで耳にしていたような気もする。 こういうのは値段の付け方が難しいだろう。 内容が充実していれば 30 分 190 円は安いと感じるが、通常はあまり興味が持てまい。 とりあえず絶版系の様子を見て回るが、出来たのは最近なのか、 あまり品揃えにセンスを感じない。集まったものを並べてみました、というのか、 他では手に入らないものはここでもやはり見ることはできそうにない。 それでは目録を事前に閲覧できないようだし、ここの魅力が無いだろう。 とりあえずマガジン、サンデー、チャンピオンの最新号を読んで、 『美夕』、『タイムタイム』と回ってあとは『一球さん』の読破にかかった。 1 巻から順に 12 巻まで読んだところで 7 時も回ったし、ということで外にでる。
... しっかり 2 時間半 950 円分のモトはとったかもしれない ^^;

朝食は近くのマクドナルドにて。 10 時まではメニューが違うとは知らず、いろいろ考えたのがしっかりパーになった。 6 時間ほども歌ったのだし、炭酸を頼むような度胸はなくポタージュにしたのだが、 ふざけて熱かった。失敗した。

これで解散し、新御茶ノ水から大手町経由で帰宅することになる。 早朝の下りの空いた列車に横殴りに降り注ぐ陽の光、 という構図は毎度の徹夜明けでの密かな楽しみの一つだったのだが、 雨が降っていてはそんなことを望むべくもない。
神田のきちんと除雪された町並みと、 地元のまだまだ雪の残る風景との対比を比較、楽しみながら帰宅の途についた。


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