秋の名残りに(東京都・高尾山 2005.12 by 提灯鮟鱇)


12月といえば北国ではもう雪が降る真冬、南の国ではまだ紅葉の秋、関東地方では
晩秋と初冬が入り混じり秋に咲いた花々が来春のために種を飛ばす時期です。

カシワバハグマの綿毛が晩秋の陽の光に輝いています。
初秋の花はこちらを ご覧下さい。
センボンヤリは春と秋に2回花をつけます。春には白い花が開き、秋は閉鎖花のため花が開きません。
写真は閉鎖花の種です。蕾からいきなり種になります。
センニンソウは夏に芳香のある真っ白な花をつけます。
こちらがその花です。
ボタンヅルは夏に白い花をつけます。
花の様子はセンニンソウと同じです。花だけでは区別が難しいようですが、種の様子から 違いが分かりますか。
クサボタンはセンニンソウやボタンヅルと同じ仲間だそうです。
しかし花だけを見たらとても同じ仲間だとは信じられません。種を見ると納得できますね。
さてこれは何の綿毛でしょうか。花が咲いていれば手がかりになりますが種だけでは 名前を調べるのも難しいですね。
お分かりの方がいらしたらお教えください。
では最後に高尾山のカエデの紅葉をお楽しみください。 オオモミジでしょうか、東京でもカエデはこんなにも美しく色づきます。
 
 
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