薄井ゆうじの森
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『午後の足音が僕にしたこと』 戻る

こつ、こつ……。
いつからか「僕は」定刻に現れるその音に捉えられていた。
……人知れずざわめき揺れる心を、つかの間のロマンスを、
ピュアな感覚で描いた連作短篇22話。


「あとがき」はこちら


短編集
マガジンハウス
1996年5月23日刊行
定 価 1500円
ISBN4-8387-0785-1
判型B6/237ページ

-収録作品リスト-

・午後の足音が僕にしたこと
・僕は鎖を切ることができる
・夜が僕に話しかけても
・僕のことに気がついただろうか
・水曜日の雨は月曜日の猫
・きみにスプレーしたわけじゃないのに
・たぶん僕たちは地底湖に向かってる
・トマト爆弾が落ちるまで
・霧の夜僕はコンサートに行った
・本が棲んでいる場所
・絵葉書のなかで会える
・僕が見知らぬ猫にできること
・黒い大きな犬を飼っているの
・バニラの香りがしていた
・もっと上手に唄える
・中国語のカサブランカ
・ペンシルバニアの遠い静かな火事
・エルベ河から聞こえてくる音
・午後の三時にペーターと羊は
・海のなかの青いライター
・パタゴニアで買えなかったもの
・六月の雨があたしにしたこと

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