普通、結納というと着物を着て金屏風の前に立派なお品がそろって・・・というのを想像しますが、私たちは簡単にホテル(式場)の料理屋の一室で「食事会」といった感じでしました。

あ、ちなみに結婚式場の決定についての記述を忘れていましたが(爆) 正式に付き合うことになってから割とすぐに二人でゼクシイを見ながら探し始めました。見学したのは5-6会場くらい・・・ほとんど「無料・もしくは格安の試食あり」のところばかりでした(爆爆) 結局、一番最初に見に(食べに)行ったホテルが一番料理が完璧だったということで9月頭頃に決定しました。このホテル、今まで見に行った中でホントに料理がおいしかったんです・・・しかも、500円で披露宴料理のフルコースを食べさせてくれたこともポイント高し!!あまりにも美味しかったもんで、式場を決めてからもういちど「模擬披露宴」に参加して(今度はタダ!!)披露宴料理を食したくらいです(笑) ・・・結局食べ物で会場決めた私たちなのでした(^^; が、よく考えれば自分たちは当日ほとんど食べられないんですよね・・・でも、ホテルを選ぶ基準に料理っていうのはけっこう重要ですよ。ご招待するお客様に喜んでもらえる大きな要素のひとつですから。今式場を選んでいる方がいらしたら、試食も試してみたほうがいいかもしれません。

さて、略式結納をしたのは11月24日。ところが、ここにくるまで我が家では大きな戦争がありました。「結納金はなしに」と両家で決めていたのですが、突然、向こうの両親が「結納金を持ってくる」という話になり大変。向こうは何としても受け取ってもらいたい、こっちはどうしても受け取りたくない、っていうんで、ものすごく私の親を説得するのに苦労しました…。やっぱり新郎側の両親は立てなきゃいけないっていうのもあったんですが、家側のプライドもあるっていうんで、そのジレンマというか葛藤がすごかったんですね。それをどうにか向こうに合わせてもらうよう間際の間際まで毎日のように激論を交わしていました(^^; そして23日の夜、説得に疲れた私はつい
「ああ、もうこんな疲れるんだったらやらないほうがマシだよ」
と口走ってしまったから大変。この言葉に母親が完全にプッツンしてしまい、夜中の2時まで家族で大泣きしながらの大喧嘩に発展!思い出すも凄まじい・・・親とあんなに喧嘩したのは何時以来・・・というほどの激しさで、とても結納前日とはいえないような状況だったのでした。
結局、東京のおばさんに電話で仲介に入ってもらいひとまず鎮火。眠りについたのが明け方の3時頃・・・(爆)

24日当日、私と母の顔はかなりヒドイもので、お互いに目は赤く腫れ放題、疲れきって張りのない肌・・・とコンディション最悪(爆) お互いに一言の会話もないまま会場へ出かけたのですが、彼の実家の両親が一足先に会場についていたので、ここで昨日までの醜態を見せるわけにいかず(笑)平常心を装う私たち。で、少し遅れてカズさんがやってきてみんなでお食事の間へgo。ここでようやく、なんとなく、テンションが整ったのでした(^^;;;
進行はだいたい以下の形で進められました。

1.カズさんの挨拶(前日、私たちが戦争しているときに色々と考えていたらしい(笑))
2.両家でなんとなくご挨拶
3.婚約指輪をカズさんから私へ贈呈
 (ちなみに会社の合間にこっそりと二人で落ち合って選びました)
4.婚約記念品の時計を私からカズさんへ贈呈 (これも休みの日に二人で落ち合って選びました)
5.問題の(苦笑)結納金受取式 (家は用意しませんでした)
6.メインのお食事&おしゃべり (料理は日本料理。お弁当式だったんですが、すごく美味しかった!!)
7.結納の記念撮影 (スタジオで撮りました。私と母の顔は赤く腫れて写っていた…爆)

と、前日あんなに大戦争をした割には略式結納は滞りなく平穏に終了しました(笑)←今だから笑えるって感じだけど。
終わったあとはお互いの両親は家路につき、私たちは二人で「お疲れ様会」の食事をしてました。
とりあえず、これでもうあとは準備だからゴタゴタは当分ないよね、と、二人で話していたのですが… 実際はそううまくいくものでもないわけで。この準備がまた曲者なのでした(^^; この苦労談は「結婚準備」にて。