2.9 ペナン島 ・ ジョージタウン観光

ジョージタウンとは
ペナン島の人口約60万人のうち50万人が、このジョージタウンに生活しているそうです。イギリス植民地時代に国王・ジョージ3世にちなんで街の名前がつけられました。なので、イギリス植民地時代の建物も多く見られるのがこの街の特徴でもあります。住民の約6割が中華系ということでチャイナタウンの大きさが目につきますが、インド系、マレー系などの民族も少数派ながら生活しているので、モスクやヒンズー教寺院、キリスト教教会なども見ることが出来ます。まさに、多民族国家を象徴した活気ある街なのです。
涅槃仏寺院です。地元では「スリーピング・ブッダ」といって親しまれているこの仏様、なんと、全長33メートルございます(笑)
1845年にタイ仏教寺院として建立されたということですが、なかはとってもきれいでビックリ。この大きな仏様の下には写真では見難いですけど…金箔に包まれたお坊さんのミイラがありました。金箔を自分の具合の悪い部分と同じ場所にミイラに貼り付けると治るという言い伝えがあって、今も多くの人が貼りに来るとか…。私ははじめ、これがミイラだとは気がつきませんでした(^-^;
この仏様の後ろには12子の占い仏がずらっと並んでいたり、下には熱心な信者さんのお骨も納められていたり・・・とにかくアンビリーバボーなお寺でした。

ちなみに、堂内の写真撮影は基本的には禁止ですが、この仏様の前で記念撮影代金を払うとOKになるそうです。私たちも撮ってまいりました(笑)
カピタン・クリン・モスクです。比較的インド系住民が多く住んでいる通りに建立されています。当時、比較的裕福だったインド人・カウダー・モフディーンが建てたモスクだそうですが、建立年が1801年とか!ペナンでは最も古いモスクとして知られているようですが・・・とてもそんな古くに建てられたとは思えないほどきれいでした。
中には入れなかったのですが、敷地内にはお墓や井戸も存在しているようです。清潔感のある美しさが目をひいたモスクでした。
1786年にイギリスのフランシスス・ライトが最初に上陸した場所とされている、コーンウォリス要塞です。当時使った大砲が何体も海に向かって配置されているのが印象的でした。
ちなみに、この大砲に触れると子宝に恵まれるという言い伝えもあるため、多くの女性が訪れるのだとか。私!?私はいまのところまだ子供が欲しいと思っているわけではないので(笑)・・・でも、一応触ってきました(^-^;
すごく暑かったこの日ですが、向こう側に広がる海がとてもきれいで風も心地よかったです。
コーンウォリス要塞から見た、ジョージタウンの入り口にそびえる時計台です。1897年、イギリスのビクトリア女王の即位60周年を記念して贈られた時計台だそうですが、これもまた、そんな古い時代からあったとは思えないほど美しいものでした。
今回は遠くからしか見ることができませんでしたが、次に来た時は近くまでいって眺めてみたいと思います。
コーン・ウォリス要塞敷地地内の公園で変わった乗り物を発見。これはトライショーといって、ペナンのジョージタウン観光用乗り物だとか。自転車の前に客席がついているタイプで市内見物にはもってこいの乗り物らしいです。ちなみに、このトライショーはめちゃくちゃ派手な様相ですが(笑)ほとんどはもっと地味でした(^-^; 私たちは観光案内の人の車(しかもベンツ!)で案内してもらっていたのでのれなかったのですが、次回はチャレンジしてみようかなぁ〜。
もひとつちなみに、トライショーの前にそびえている木は私の大好物のマンゴーの木だそうです。実はまだ小さかったんですけど(^-^;
中華系の人が多く住む街に入ってまいりました。この時期はちょうど中国で言うお正月期間だったので(旧正月というやつです)、街のあちこちにこういった赤で飾った建物が多く見られました。で、なんでこの街に来たかというと・・・中国福建省から渡ってきたクー一族によって建立されたというクー・コンシーを見に来たのです。が・・・ちょうどお正月期間ということでガイドさんも粘ってくれたのですが(このガイドさんもクーさんという方で、「自分もクー一族の末端だからいいだろう」と交渉してくれました 笑)、その熱意伝わらず残念ながら見学できませんでした。かなり立派なお寺だそうで・・・見たかったけどねぇ〜。まぁ、時期がお正月ということで仕方がないです。
ちなみに、代わりに連れて行かれたのが
近所のお土産屋さんでした(笑) そこでピューターなどお土産を購入した私たちなのでした〜(^-^; (何も買わないというのも悪かったし… 笑)
帰り道、ジョージタウンの中心にあるビル・コムターを発見!65階建ての円筒形が特徴のペナンでは最大のビルで、街のどこからでも見ることが出来ます。古い町並が多い中で一際近代的な雰囲気をかもし出しているのが印象的でした。
今回は近くで見ることはできませんでしたが、中にはオフィス・レストラン・ショップなど、近代的な施設がたくさんあるそうです。58階の展望レストランが最高のロケーションだそうなので、次回は是非中に入ってみたいですね。
ペナン空港で飛行機に乗るまでのんびり買い物をしていると…なんと外は豪雨になっているではありませんかっ!これが南国特有のスコールというやつで、雨水も当たったらすごく痛そうでした(^-^;;; ということで、飛行機の到着が約1時間遅れるというハプニングが。でも、前日のこの時間はたしか・・・ホテルのお庭のリクライニングチェアでのんびり居眠りをしていた私たち・・・(笑) いいときにペナンに着たもんだとしみじみ思ってしまったのでした〜(^-^;;;
ちなみに、南国の雨は一気に降って降るだけ降るとやむというのが特徴です。私たちが乗り込む頃には上がっていて太陽も顔を出していました。
ついにペナンともお別れ・・・。帰りの飛行機からペナン大橋が見えたので激写してみました。ペナン島と本土を陸路で結んでいる全長13.5キロの長い橋です。85年に8億円を投じて完成したらしく、まだ新しいようですね。橋の下はかなり狭くなっているため、船などは遠回りして行くとか。一度わたってみたい橋です。
帰りの飛行機から見た景色です。いや〜・・・本当に夕日がとってもきれいでしたぁ〜。また時間がたったらもう一度訪れたいペナン島!皆さんも是非行ってみてはいかがでしょうか。

それでは、次のKLCC観光へGO!