2018.04.08
    午後、東区民文化センターのスタジオ1で、『セシリアあきコーラス』があり、招待されていたので、2人で出かけた。女性コーラス10人。プログラムはなかなか意欲的で面白かった。

    琴の独奏で沢井忠夫の「楽」。次は琴の伴奏でコーラスが柴田南雄の「さくら」。これは面白い編曲で、柴田南雄らしいごっつりした感じの処が出てくる。3人の作曲家による「金子みすずの詩にのせて」はコーラスだけ。ラフマニノフの「6つの合唱曲」でピアノが登場する。これはいかにもねっとりとしたラフマニノフらしい曲。休憩後のやなせたかしの詩と木下牧子の曲による「愛する歌」5曲は判りやすくて良かった。やはり歌は言葉が判らないと面白くない。最後はソプラノサックス、チェロ、パーカッションとコーラス、という変わった編成で、スザンナ・リンドマークの「Missa brevis」。ミサ曲をゴスペル風にやった感じになった。ちょっと不自然かなあと思った。アンコールは復活祭の一週間後、つまり今日、に演奏されるというグレゴリオ聖歌を歌った。これはなかなか良かった。
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