練習日誌 2002年5月

5月12日 大ホール(中央公民館)=合奏日=

9時45分から合奏開始。
今日練習する曲を念頭に、Eb(およびF)の音階を2拍ずつ吹いてから、8分の6拍子のリズムパターン2種、また、8分音符=126のテンポで4分音符、8分音符、それらの組み合わせ、2分音符のリズムパターンを練習(このときHi-HatまたはSus Cymで8分音符の刻みを入れる)。

すぐに「私のお気に入り」の練習に入る。曲の主要部分のFast Jazz Waltz(練習番号AとM)を指定のテンポ4分音符=192で通してみる。できない部分はテンポを落として。練習番号Mからの転調を確実にできるように何度か練習。練習番号EとOのアーティキュレーションと縦のラインを揃える。そして、前奏からAへのrit.リタルダンドのタイミングを練習。

小休憩を挟んでから「Grace」。この曲の難しさは4分音符=62の、いわゆるスローバラードのテンポをいかにキープできるかにある。クラシックのフレーズの揺れに慣れている者にとっては、テンポキープは意外に難しい。そこで、冒頭に練習したように、8分音符の刻みに各フレーズをはめ込む作業をやってみる。3連符以外は、見事にその刻みにはまるから不思議だ。各フレーズを丁寧に入れてみる。そして長い休符のあとのテュッティで入る部分の練習。テンポ感を同じくするのは当然だが、アンサンブルを行う上では、必ずと言ってよいほど「ブレス」が入る(音を出す)きっかけ作りになる。何度か練習の後、ぴったりとはまる。

最後は「Sabana Hotel」。ソリストのアルトサックスとトランペットに前に出てきてもらい通してみる。中間部のアルトサックスと各パートのSolo & Soliを部分的に練習。

次回は、「私のお気に入り」「Grace」「A列車で行こう」を練習予定。


5月26日 おおとりホール=合奏日=

今日は、西コミュニティセンターで、打楽器パートの人手が少なかったために打楽器の搬送に苦労したよう。到着までに、前回と同じように6/8拍子と2/4拍子のリズムパターンを練習した。

その後「私のお気に入り」の中間部、練習番号K(Poco meno mosso=Rubato)とLを練習。Kの3/4からLの6/8への移行は、ちょっと複雑に見えるが、それぞれ8分音符に分割して考えるとスムースに行く。

小休憩後は「Grace」。ソプラノサックスのソロの曲ではあるが、前奏および後半部分に、ホルンのおいしいソロがある。思いきって、ホルンにも前に出てきてもらって演奏することに。透明に奏でるピアノの前奏とバンドをバックに朗々と吹くホルンで、この曲も美しい仕上がりになってきた。テンポキープを注意し、あとはソプラノサックスと合わせるだけ。

最後に「A列車で行こう」を練習。トランペットの荻野君も長期出張を終え合流。鷲宮ウィンドのすっかり定番となったこの曲で、ショウアップを狙う。

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