練習日誌 2002年2月

2月3日 大ホール(中央公民館)=合奏日=

 10時から合奏開始。今日の練習は3/3の本番に向けてのものとなる。
 まず、タンギングの練習から入る。2分音符でのBb音階。4分音符、8分音符、16分音符で刻んでの音階練習(F〜Bb)。全音符〜4分音符〜8分音符〜16分音符〜全音符での音階練習=ロングトーンの要素も含む(Bb音階)。
 次に、定演の反省からリズムと旋律線の練習を行うために「ティップス」を使って練習。リズムパターンから6/8拍子の6種(51, 52, 54, 55, 71, 72番)を練習。その後、Bbキーnos.32と33、Ebキーnos.19と20のコラールを練習。

 引き続き、3/3の曲、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」を練習。休憩後、「いつも何度でも」を練習。
 残った時間で「私のお気に入り」を少し音だししてみる。リズム(譜割り)がジャズ独特であること、練習を積み上げないとできないパッセージなどを確認。これからの個人・パート練習でじっくり練習していってほしい。

 次の練習(合奏日)では、「笛吹きパンの物語」「タイタニック」「ラデッキー・マーチ」を詳細に、そして今日練習した「亜麻色の髪の乙女」と「いつも何度でも」を通しで練習する予定。時間があれば「私のお気に入り」か「コーラスラインメドレー」の音だしも。


2月10日 大ホール(中央公民館)=個人・パート練習=

 今日は、テナーサックスの風間さんの妹(新入団員)が来るので、わが家にある赤いクラリネットを持っていく。早速、妹さんが楽器を出したら、みんなが寄って来た。このように赤いクラリネットはかなり目立つ。誰かが、「ソロを吹く時は、この楽器を使ったらいいんじゃない」なんて言ってたが、それも面白いかも知れない。
 それは置いておいて、今日はパート練習ということで、私はサックスのみんなと「My favorite things」(私のお気に入り)を練習した。この曲は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌のひとつで、最近、JRの「京都のCM」でも流れているので、ご存知の方も多いと思う。でも、演奏のスタイルはジャズ。ちょっと、難しいノリだが、カッコよく決まる曲である。
 他のパートは・・・。個人練習が主でした。


2月11日 大ホール(中央公民館)=個人・パート練習=

 今日も個人・パート練習の日。3/3の本番=青少年健全育成大会のアトラクション=のために急きょ、コントラバスの千田君をパーカッションにコンバート。担当する楽器の練習に付き合う。まず、「いつも何度でも」はトライアングル。トライアングルは叩く場所によって、かなり音質が違う。楽器のせいもあるのだろうか。次は「タイタニック・メドレー」。バス・ドラム。変拍子になるところとロールがちょっと難しい。そして、「ラデッキー・マーチ」のシンバル。簡単そうで、非常に奥が深い合わせシンバル。またテンポを一定にするのも、意外に難しかった。f(フォルテ)になるとテンポがあがる。メトロノームでの練習が不可欠だ。
 昨日、今日と連続して参加していたのは、ユーフォの山田さん、チューバの佐々木くん、コントラバスの妻。低音楽器のみなさんの今後が楽しみだ。

PS 「音符ちゃん缶バッチ」が出来上がっていた。超カワイイ!!


2月24日 大ホール(中央公民館)=合奏日=

 軽くBb音階でタンギングの練習とBb, F, Ebの音程をチェック。「ラデッキー・マーチ」の冒頭のEbのコードを鳴らす。そして、テンポのチェック。どうしても f (フォルテ)になると走ってしまうので、その部分を8分音符で刻んで練習。また、四分音符上のテヌートも同様に練習。テンポが安定してきたら、次は、表情がでるようにダイナミクス(強弱)のコントラストを探る。実はこの曲(網代景介編曲)には f f(フォルテシモ)が付いている部分が2ケ所ある。つまり冒頭部分とD.S.(ダル・セーニョ)前。ここの部分をバンド全体が持っている100%のサウンド、ダイナミクスで演奏する必要がある。そしてテーマの p(ピアノ)は柔らかくできるように。トリオの部分は p f のコントラスト。ベースラインと後打ちのラインを揃うように、そうして表情があるようにチェックする。最後は、全体を通してみる。
 次の曲は「笛吹きパンの物語」。全体を通しながら各楽器の出だしをチェック。今回、抜ける楽器もあるので、台本を少し修正し、楽譜のカット部分を指示。その後、部分練習でバランスをチェック。
 最後に「タイタニック・メドレー」。冒頭部分から通しながらのチェック。練習番号D以降のメロディーの1拍めのテヌートとストレス(強拍を意識すること)を指示。K前の木管の16分音符をいろいろなアーティキュレーションパターンで練習。またその後のHrn,Trbの旋律線へのクレシェンドとアクセント付加を指示。N前のリタルダンドのチェック。Nのテンポのチェック。Sのコードの音程を1小節づつチェックするが、3小節めで時間切れ。
 一度、本番をやっている曲なので、一歩進んだ練習ができたと思う。あとは3月3日の本番を迎えるだけ。

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