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無題
ぼくたちの夢はどこで潰え、
今、どこに埋もれているのか?
ひとりぼっちのぼくがただ追い求めた何かは、
いったいどこで形となっているのか?
ぼくの心の大地は悲しみに燃え上がって慟哭し、
打ち壊された世界の幻影は
乾いた風の中に吹き払われている。
踏みしだかれた夢の数々をぼくは拾い、
ただとぼとぼと道を歩いているだけだ。
街にはしたり顔の人々の笑いと
よそよそしい敵意が溢れ、
荒野では風を悼む者たちの声だけが
ぼくの心に共鳴している。
神々の哄笑を聞き流し、土くれを蹴ったぼくの仲間たち。
けれどぼくは、石を打ち鳴らす世界に還るだろう。
丸い球形の星の上で、
時間にひびが入る日にはきっと。
(2015.6.18)
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向殿充浩 (こうでんみつひろ) / 第5詩集『疾駆する風たちに』