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未知なるものへの祭壇で
未知なるものへの祭壇で
敬虔な祈りを捧げるひとりの祭司、
灰色の風の下でたなびく
ひからびた曼陀羅。
そのそばでは
複雑な数学記号が石の上にへばり付き、
単純な時間が
色褪せた壷から揮発している。
そうだ!
宇宙の風は未知なるものへと向きを変え、
ひとりの祭師は年をとった。
だからぼくは
秘密の言葉をそっとささやく、
冷たい石の破片に向かって。
(1987.9.19)
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向殿充浩 (こうでんみつひろ) / 第1詩集『未知なるものへの祭壇で』