これまでのこと〜初代バナナの話 -2-
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◆収穫まで バナちゃんの居場所は南東のウッドデッキに決まりました。 午後からはちょっと日陰になるけれど通りからは結構目に付きやすい場所です。 珍しいからみんなに見て貰おう、というのは立て前で結局は自慢したかったんですが。 水やりは1日1回、朝にたっぷりと行いました。 秋の台風シーズンには葉っぱと果実を新聞紙できっちりくるんで被い、 幹と鉢はデッキの手摺りに紐で固定して強風をしのぎました。 あとは全く世話いらずで病気も害虫もなくバナナの実は順調に成長していきました。 その頃、株の脇から出ていた子株が今のバナちゃん1号です。 初代バナちゃんと1号の親子写真でもあれば良かったのですが 当時はまだデジカメを持っていなかったので画像は残っていません。 さてさて肝心の果実のほうですが、10月中旬に結構おいしいバナナが穫れました。 市販のバナナのようにポストハーベストの心配もなく、正真正銘の樹上完熟バナナです。 黄色くおいしそうに色づいた房から順番に収穫して食べました。 サイズの方は輸入のものよりひとまわり小さめで18センチくらい、ひと房に 7〜8本ついていました。 5段も実ったので毎日のように見に来ていた近所の子供達にもおすそ分けし、 「バナナは嫌い」と言っていた夫のおなかにも数本が収まっていきました。 |
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