Sheila Chandra 1965年 ロンドン生れ。 両親はインド人 。
Sheila Chandra の活動は 83年の Third Eye/ Monsoonでのデビューから85年の Nada Brahma までの第1期と、90年の Roots and Wings から96年の ABoneCroneDrone までの第2期に分かれる。
第1期には3年の間に5枚のハイペースでアルバムを発表していたが、 第2期には2年に1枚のペースでの発表となっている。
Steve Coe Monsoon 以後全てのSheila Chandraのアルバムをプロデュース。Sheila Chandraよりかなり年長らしい。
Brahma インド3大神格のひとつ。仏教にも取り入れられ日本では「梵天」となる。
Hildegard Von Bingen 12世紀ドイツの修道女。「天啓」により多くの宗教歌を残した。「ラインの女予言者」とも言われる。また自然科学にも造詣が深く、百科全書的な著作の編纂もおこなったとされる。
彼女の音楽は現在多くCD化されている 。
RaagとDrone この二つはSheila Chandraの音楽の中で非常に重要な要素である。
Raag「ラーガ」>>インド古典音楽の旋律部分を作る時の要素。インド音楽のアイデアの源。
Drone「ドローン」>>低音の持続音。バグパイプの低音部が有名。Sheila Chandraはこの音を自らの血流のように考えているようである。アルバムABoneCroneDroneはこの音に満ち溢れている。
彼女の音楽では、リズムに代りにDroneが使われることがあるという表現をしてもいいかもしれない。
 
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