UP CoffeeBreak(56)
作成日:2004/05/16
更新日:2004/09/18

いまさらDVD

さて、ホームシアターは作ったものの、ホトケ作ってタマシイいれず、ではないですが、コンテンツが無いと宝の持ち腐れ。
ケーブルテレビのおかげで、いち早く地上波デジタルの恩恵を預かったものの、それだけでは物足りないのが人情というもの(?)。
で、イキオイDVDが物欲の対象になる訳ですが、何せ国産DVDのお値段の高いこと。
今や右肩上がりどころか、涙ぐましい努力で何とか平行線を維持していてすら、年金だ、消費税の値上げだとかで、あぁもう八方塞のサラリーマンの懐具合。

にも関わらず、一度知った悪癖忘れがたく、今日もその悪癖『大画面』に耽る日々な訳です。


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INDEX


LG製DVP-S500の顛末(その2)[2004/09/18]
日本語字幕付[2004/09/12]
為替差益/損?[2004/08/31]
日本人流の戦い方[2004/06/21]
コピーワンス放送はユーザーに受け入れられつつある?[2004/06/19]
LG製DVP-S500の顛末(その1)[2004/06/12]
DVD Fantasium(その1)[2004/06/04]
海外版DVDを試す2[2004/05/16]
海外版DVDを試す[2003/06/07]

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LG製DVP-S500の顛末(その2):[2004/09/18]

以前、LG電子製のDVDプレーヤーDVP-S500を買って、リージョンフリーにしようとしていた訳ですが、この度やっと成功しました。
といっても自分で調べた訳も無く、「岩窟王の CINEMA KINGDOM/映画とDVDの王国」に手順が追加されたからです。ホント、助かりました。

もう3ヶ月にもなるんですねぇ...
最初はメニュー方式でできるのでは...と簡単に考えていたんですが、これはダメ。
で、ファームウェアの書き換えかと思ったんですが、これがなんと海外型式が分からない。
DVP-S500って、海外ではソニーのDVDの型式なんですねぇ。
同じような仕様のプレーヤーは山ほどあるし、意外と写真付きのサイトって少ないしで、貴重な人柱の方の登場を待っていた甲斐がありました〜〜。
(ちなみに、対応する海外型式はLG 5000シリーズなんだそうです)

ということで、CD-Rをお持ちの方なら手軽に処理ができます。
実際、ファームのダウンロードから始めて、海外版のDVDで確認終了するまで20分とかかりませんでした。
ま、そこから現行のホームシアターに繋ぎ込むのに時間がかかりましたが。
これで、ツインDVD体制となった訳です。あーめでたい。


LG DVP-S500のファーム(リージョン管理ツール)の入手はこちらから。

LG 5000 series Firmware fix

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日本語字幕付:[2004/09/12]

別に日本語の音声は無くても全然問題ないのですが、日本語字幕は当方必須(あるいは字幕無しでも日本語音声付)なので、そのあたりが買い物のネックになることが多いです。
普通、欧米で発売されているDVDの字幕は圧倒的に英語のみが多く、複数の字幕が付いているものでも、SpanishだったりFrenchだったりで日本語字幕なんて壊滅状態な訳。
もっとも、アニメ等の日本発のDVDにしても、音声は日本語で字幕に英語を付けましたという程度なので、日本語字幕なんて...のようです。

それでも、ということで探してみると、それなりにあります。

  • 米国映画(ALL):English, Spanish, French, Japanese, Portuguese, Chinese, Korean, Thai
  • 米国映画(ALL):English, Japanese, French, Spanish, Portuguese, Chinese, Korean, Thai
  • 韓国映画(ALL):English, Japanese, Chinese
  • 香港映画(ALL):English, Japanese, Chinese, Korean, Vetnamese, Bahasa, Thai
  • ロシア映画(ALL):English, Spanish, French, Japanese, Russian, Italian, German, Portuguese, Chinese, Hebrew, Arabic, Dutch, Swedish
  • ロシア映画(ALL):English, Japanese, French, Spanish, German, Portuguese
  • 日本映画(1):English, Japanese
※括弧内はリージョンコード

スゴイと思ったのはロシア映画で、ヘブライ語ってどこの地域の言語か分からなかった(ヘブライ語はイスラエル&パレスチナの公用語です)。
Bahasaは、Bahasa IndonesiaとBahasa Malaysiaがあるのか...など
昔だれかのエッセイで、ロシアでは多言語の同時通訳の会議が日常茶飯事だ、とか、マイナーな言語でも専門家がきっちり育成されている、とか読んだ気がするけど、これはその辺りに要因があるのでしょうか?

ただ、正直なところ、タイトル見ても分からないものばかり。
それでも「メン・イン・ブラック」、「デイライト」、「ダンテズ・ピーク」、「ダーティハリー」シリーズなどがあります。
中でもダーティハリーには米国映画としては異例の8カ国(English, Spanish, French, Portuguese, Japanese, Chinese, Korean, Thai)の字幕が付いてます。

まぁ海外ものは期間限定とはいえ、1500円シリーズや2500円シリーズなどが既にありますから、そちらが充実してくれる方が助かるけどね。

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為替差益/損?:[2004/08/31:修正2004/09/12]

例えば、DVD Fantasiumなどから購入する場合、銀行振込とクレジットの2通りの精算方法があります。
で、銀行振込の場合円で振り込む(円建て)訳ですが、クレジットの場合はドルで引き落とされる(ドル建て)訳です。
まぁどちらが得か、と言えば、場合によるんですが、実際にはどの程度の差がでるのかというのをシミュレーションしてみました。

実際、クレジット払いで今年の2月にDVD3枚、4月に4枚、7月に4枚発注してますが、その時の精算金額は$92.44と$98.88、$94.87となっています(送料込み)。
その時々のレートは、1$が106.04円と109.18円、111.68円でした。
で、クレジットの引落し金額は、10,316円(\111.597)と11,110円(\112.359)、10,678円(\112.554)となっています。
表にするとこんな感じです。
発注月 精算月金額($)/レート(\)金額(\) 精算(\)/レート(\)差額
2004/022004/04$92.44/106.04円 9,802円10,316円/111.597円-514円
2004/042004/06$98.88/109.18円 10,795円11,110円/112.359円-315円
2004/072004/09$94.87/111.68円 10,595円10,678円/112.554円-83円
え...っと、何だか差額がマイナスなので損しているような気になりますが、発注時のレートは為替相場の終値なのに対して、精算時のレートには為替の手数料が入っているためだと思います(たぶん)。もちろん、精算時までの為替レートの動きも関係ありますが。
ここからは正確な記録が無くて記憶に頼っていますが、確かこの間の円建ての場合のレートは113円で(あくまでDVD Fantasiumにおいて)固定されていたと思います。
なので、銀行払い(円建て)で購入した場合との差額は、こんな感じです。
発注月 金額($)A:精算(\)レートB:金額(\)差額(B-A)
2004/02$92.44 10,316円 113円 10,445円 129円(+α)
2004/04$98.88 11,110円 113円 11,173円 63円(+α)
2004/07$94.87 10,678円 113円 10,720円 42円(+α)
銀行振込の場合は更に振込手数料(+α)が発生するので、クレジットで支払った方が少しだけお得だったということのようです(あくまで同じタイミングで購入した場合は!です)。
いずれにしても、この程度の購入金額だと思ったほど差がでないのかな(国内版を買うことに比べて、ですよ)。
それよりも、かなり円高に振れていた2月頃にカイダメしておけば...という気がしないでもない、かなぁ。

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日本人流の戦い方:[2004/06/21]

ITmediaのコラム「Intel著作権政策責任者との対話:日本のコンテンツ保護は厳しすぎる――なぜ戦わないのか?」を見ていて、思わず何度も頷いてしまった。
「日本人流の戦い方」あたりとか、「『何も買わない』という選択」とか。

ただ、日本のメーカーに期待といっても、ちょっと難しいかも、とか思ってしまう。
だって日本のメーカーはコンテンツホルダーと非常に近い存在でもあるから。
むしろ、韓国・台湾メーカーの方に期待をしてるのだけど...

と書きつつ、実は先日購入したLGのDVDプレーヤーの件、どうもPAUSEによるコマンドではうまくいかないらしい、という結論に傾きつつある。
いやぁこちらは人柱モードになってしまった。
あれって、元の形式はなんだろうなぁ...


カスタム工房でのDVD改造(or 設定変更)が非常に参考になります。

yamanaka.com

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コピーワンス放送はユーザーに受け入れられつつある?:[2004/06/19]

ITmediaの記事「コピーワンス放送はユーザーに受け入れられつつある――ビーエス・アイ」(2004/06/17)を読んで、ホントにそうなんだろうか、と考え込んでしまった。

少なくとも、自分では受け入れてはいない(けど諦めてる...同じか?)。
我が家の環境では、簡単に書くとこんな感じになっていて、

CATV----|-------------------|
       STB---TV       VHS---PC
        |----VHS
TVとパソコンは離れた場所にあるので、少なくともVHSで撮った番組をPCで視聴しようとすると、NECのキャプチャボードが動作しないのである。
なので、普通ならば地上波のアナログしかPCでは視聴できないことになる。
現状では、コピーワンス対応は各局の独自対応とはいえ、デジタル化されるとBS-iと全く同じで、無条件にコピーワンスになっている。

今のところ、なんとか多チャンネルの恩恵をPCでも受けることができ、1回アナログに落ちたと言ってもまぁ別に問題なく見ることのできる状態でPC上で編集してDVDに残すことができているので、そこそこ助かっているけどなぁ。
この先を思うとチョッと憂鬱になってしまう。

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LG製DVP-S500の顛末(その1):[2004/06/12]

ヤマダ電機でLG製のDVDプレーヤー(DVP-S500)を買ってきた。\6,500也
土曜の限定5台ということで、開店20分前に並んで整理券を貰ってしまった。
実は先週もやってて、たまたま行ったついでに箱が5台積みあがっていて見た(ということは、限定5台もその時点(午前11時過ぎ)では売れてなかった?)のだけど、パンフも無けりゃ箱の表に書いてあることしか言わないし、うーんと唸って、その場は引いてきた...
が、もう\6,500ならいいや、と思いついに買ってしまったのでした。

で、何がいいや、かというと、もちろんリージョンフリー化に失敗しても、です。
とりあえず、開いてTVに映して見た。ふんふん、普通に出力できた。
まーホントに普通です(と言っても、あまり画質にコダワリの無い人間が言ってることなので、その辺りヨロシク)。
とりあえず、今日はバタバタしてるので作業はここまで。
さて、無事に最後まで行き着けるかな?


んーまずはDVD機のリージョンに関する情報なら、ここで

岩窟王の CINEMA KINGDOM/映画とDVDの王国

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DVD Fantasium(その1):[2004/06/04]

海外版の購入先で、ANIME USA以外にDVD Fantasiumも利用するようになりました。
支払方法は、ANIME USAが代金引換などという荒業が使えたのに比べると、(国内)銀行振込(円建)とクレジット払い(ドル建)という、いかにも真っ当な通販サイトです(笑

ANIME USAと比べての利点としては、DVD Fantasiumの方が量、コスト共に優っているということでしょう。単体のコストとしては、明らかにDVD Fantasiumの方が安いです。
クレジットでドル建てにすると、引落し時点での為替レートになるので、円高に振れると送料分くらいは更に安くなったりもします(逆も真ですが)。
それに、アニメ以外のDVDも扱っているという点も大きいかな。

逆に、ANIME USAの利点は、ユニークな配送にあります。まっユニークといっても、単に宅配便で送ってくるので時間指定ができる、発注->配達までが異常に速いことがある、といったところでしょうか。
DVD Fantasiumも以前はヤマトの国際便が使えていたので、時間指定やトラッキングなどかなり便利だったんですが、最近ヤマトでの扱いを止めたので、急に不便になりました。

ちなみに、最近買ったモノはこんな感じです。
・トライガン#2,\1,899($16.96),日本版相当品:\7,140
・ラストエグザイル#2,\2,880($25.48),日本版相当品:\6,090
入っている話数等の違いがあるので日本版とは単純には比べられないとは思いますが、この安さでついつい買い込んでしまいます。

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海外版DVDを試す2:[2004/05/16]

海外版DVDは、当初ゲーム機で再生するつもりでした。
まぁ再生機能そのものや操作性に不満はあるものの(特に買ってはいるリモコンが、バージョンの違いから使えない)、そこそこ使えてました。
音声はステレオだけとか、プログレッシブ再生には最後まで対応しなかった(まぁバージョンダウンして使ってるんだから大きなことは言えないか)とか、いろいろ恨みはあるものの、まっとうな環境は別に構築しているので、それ以上は望まないかな。

ところが、徐々に再生できないモノが増えてきたのです。
最初のうちは再生可否をネットで調べてから購入してたのですが、そのうちに面倒になって、まっいいかと(笑
で、買っても再生できないDVDをどうしたかと言うと、ドロナワ式にパソコン用のDVDドライブを買ってきて、それを禁リージョン2ドライブにしてしまったのでした。
ただ、パソコンある部屋とシアターセットがある部屋は違うので、海外版DVDを大画面で見るという野望は潰えてしまいました。(おまけに、パソコンのスピーカにはお金をかけてないので、音がイマイチ...)

いっそのことDVDプレーヤーをもう一台買っちゃえ、ということも考えてはいるんですが、今のヤマハの廉価版DVDホームシアター機は外部入力が貧弱なので、たとえ5.1chで再生してもダメなんだよなぁ(どうせステレオになってしまう)。
もっとも、海外版と言っても、日本語の音声・字幕があるものしか買わないので、自ずと分野が限られて、結局のところ5.1chなど不要なディスクばかりなんだけどね。

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海外版DVDを試す:[2003/06/07]
(注:ホームシアターの行方から引っ越しました。)

『前々から好きなSF小説が、アニメシリーズ化されてDVDで販売されているんですが、定価で買うとスクリーンを買ってもお釣りがきます』
ビデオ化もされていて、レンタルビデオという選択肢もありなんですが、買ってもいいかなと思って値段を調べて、上記のコメントになった訳です。

で、何かの拍子に思いついて探してみたところ、海外(北米)でも発売されていることを発見。しかも半額以下。
もちろん、北米仕様のDVDソフト(いわゆるリージョン1)は、国内で販売されているDVDプレーヤーでは見ることができません。でも半額以下は魅力的。しかも、DVDの枚数自体が半分になっている。
日本のアニメの場合、どうもDVD1枚の分数が異常に短くて、なかなか買う気が起こらなかった(何か騙されている気がして)のですが、さすが中身(コスト)重視の北米版は違うなぁ...ということで、海外版のDVDを購入してみることにしました。

こんなこともあろうかと、こういったアンケートもしていたくらいなので、北米版のDVDを買っても何とか再生できるかも、という気持ちがありました。
掲示板とかいろいろと参考にしながら、この2つのサイトを比較してみました。

ちなみに、上記2つのサイトでの価格差がどの程度あるかというと、90分のアニメ映画のDVDでこんな感じです。

  • 日本盤定価:7,800円(amazon.co.jpもこの値段)
  • ANIME USA:3,850円
  • amazon.com:$26.98($1=\120だと3,238円)

で結局のところ、最初だしなぁと思ってANIME USAで購入しました。
決め手は、配達日時を指定できること、かな。
これは米国からの直送ではなく、日本国内で中継することで一度チェックが入り(箱を開けて調べる訳ではありません)、そこから送られるためで、多少安心感があることと、何より日本語で発注と郵パックの代引きにできることが大きいなぁ。

Webで購入手続きを取った後でいろいろと見て回っていたのですが、税関で課税される可能性があるとか、やはり商品が着かないとかのトラブルがあるとか、まぁ安いことに対するリスクはやっぱりあるようで、その点ANIME USAは日本に一度持ち込んでから配送するとのことなので、直接輸入するよりは安心かなと思います。

まぁ安く買えてめでたしなんですが、その直後、北米版アニメの販売予定(DVD-X)を見ていたら、なんと4ヶ月先には北米版の販売価格自体がセット価格で半額以下に下がることが予定されている...なんてこったい。
でも、この状態からキャンセルして4ヶ月も待つのも辛いんだよなぁ。

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