![]() | ![]() |
岡山にてロシアアニメ映画祭
2001年9月1〜2日、岡山にてロシアアニメ映画祭が行われる。
掲示板:松本周滋様より
(2000.12.30)
名古屋でロシア映画
名古屋シネマテークにて、2001年2月3日より、下記の予定でロシア作品が上映される。
12月,シネフィル・イマジカにて「銀河」、「スウォーズマン(東方不敗)」、「Z」など
シネフィル・イマジカで12月,
リディア・カヴィナ テルミンコンサート
ロシア生まれの電子楽器「テルミン」のコンサートが開催される。ロシア人テルミン奏者のリディア・カヴィナ,日本人テルミン奏者の竹内正実ほかが出演する。 概要は次の通り
11月,シネフィル・イマジカにて「コーカサスの虜」など
シネフィル・イマジカで11月,「Checkpoint(1998年,ロシア)」,「コーカサスの虜(1996年,カザフスタン=ロシア)」,「ブリキの太鼓(1979年,西ドイツ=フランス=ポーランド)などが放送される。スケジュールや作品の概要はこちらを参照。
(2000.11.5)
「ロシア・アニメ映画祭2000」のスチル
同映画祭で上映される予定の二大長編作品「イワンのこうま」と「雪の女王」のスチルを公開する(クリックで拡大)。
![]() | ![]() |
提供:キネマ旬報社
(2000.10.18)
「ロシア・アニメ映画祭2000」の詳細とタイムテーブル
(株)キネマ旬報社様より、本映画祭のプレス資料をいただきました。各上映作品の詳細やタイムテーブル、関連イベントの紹介が書かれたたいへん詳しい資料なので、ここで公開します。
こちらをクリックしてください。
(2000.10.13)
『きりのなかのはりねずみ』原画展
絵本『きりのなかのはりねずみ』(福音館書店)の発売を記念し、11月3日〜11月19日(10:00〜20:30、ただし最終日は18:00まで)、東京渋谷・パルコ一号館B1Fのロゴスギャラリーにて原画展が開催される。入場は無料。
(2000.10.8)
全ロシア的コンベンション「ロスコン2001」
2001年2月15日〜18日、モスクワにて、初の全ロシア的大規模コンベンション「ロスコン2001」が開催される。同コンベンションでは、キール・ブリチョフによって「アリス賞」が選定される。
詳細は、同コンベンションのサイトを参照。お近くの方は是非ともご参加を。
(2000.10.8)
ファンタジー専門コンベンション「ジラントコン2000」
本年11月4日〜7日、カザンで「ジラントコン2000」が開催される。
詳細は、同コンベンションのサイトを参照。お近くの方は是非ともご参加を。
(2000.10.8)
新SF雑誌「ファントム」の詳細
今月に創刊される新SF雑誌「ファントム」の詳細がわかった。
同誌は、他の雑誌とは違い大判のB5版(他はA5版)で、グラフィックを多用する構成をとっている。誌面は「SF」、「ファンタジー」、「ポピュラーサイエンス」、「コミックス」の各部に分かれ、若い世代の興味を広く満たすことを目的としている。
(2000.10.8)
新SF雑誌、さらに創刊「スタートリップ」
「イェースリ(もし)」、「ファントム(幻影)」に続き、さらに新しいSF雑誌が創刊された。誌名は「スタートリップ(宇宙旅行)」が創刊された。
翻訳と国内の有力作家が中心で王道路線「イェースリ」、翻訳中心で守備範囲が広く若者向けの「ファントム」、国内の若手を中心とした構成の「スタートリップ」と、SF専門誌もそれぞれ多様化してきている。
(2000.10.8)
ロイヤル・ナイツ 40周年記念コンサート
日露両語でロシア民謡やポピュラーソングを歌い続ける同グループの40周年記念コンサートが、本年10月28日(土)、東京・新橋のヤクルト・ホールで行われる。開場6:00、開演6:30、料金6500円(全席自由)。
(2000.10.1)
ロシア・ソヴィエト・アニメーション映画祭2000 上映予定作品
東京都写真美術館にて11月4日〜5日、14日〜18日に行われるロシア・ソヴィエト・アニメーション映画祭2000の上映予定作品を紹介する。
以下のリストは、分類上のものであり、上映プログラムとは必ずしも一致しない。また、訳題については訂正される可能性がある。一部作品については、これまでに日本で公開されたことがある。
●ロシア・アニメーションのはじまり:スタレヴィチの人形アニメーション
カメラマンの復讐 | 1912 | 10min. |
アリとキリギリス | 1913 | 5min. |
ベルギーの百合 | 1915 | 11min. |
●ソビエト・アニメーションの誕生
惑星間革命 | 1924 | コミサレンコ、メルクーロフ、ホダターエフ共同 | 8min. | ロシア構成主義美術映画の傑作「アエリータ」の強い影響を受けた革命SFアニメーション! |
ソビエトのおもちゃ | 1924 | ジガ・ヴェルトフ | 13min. | 「キノ・プラウダ」等の実験的ドキュメンタリーフィルムで知られるヴェルトフの実験的作品。 |
スケート | 1927 | ユ・ジェリヤブーシスキー | 7min. | 極めて単純化した線画による動きが見事。 |
中国っ子の冒険 | 1928 | エム・ベンデルスカヤ | 18min. | 中国革命を背景にした人形アニメーション。 |
郵便 | 1929 | エム・ツェハノフスキー | 16min. | 世界中を旅する男を追いかける一通の手紙のユーモア溢れる物語。 |
●ソビエト・アニメーションの発展
習慣のとりこ | 1932 | ア・プトゥシコ | 15min. | 後にソヴィエトの特撮男として名をはせたプトゥシコの人形アニメーション。人形の細かな仕草の人間くささがすごい。 |
スイカ泥棒 | 1934 | ア・イワーノフ、エル・サゾーノフ | 10min. | 手書きサウンドトラック!による音響面での実験アニメ。 |
バザール | 1934 | エム・ツェハノフスキー | 10min. | スターリンの不興を買い製作が中断された実験アニメーション。 |
オルゴール | 1934 | エヌ・ホダターエフ | 20min. | 風刺アニメーション。 |
皇帝ドゥランダイ | 1934 | イ・イワノフ=ワノ、ブルンベルク姉妹 | 11min. | |
新ガリヴァー | 1935 | ア・プトゥシコ | 78min. | 実写と人形アニメーションを組み合わせた一大力作。パペットのモブシーンがすごい。 |
にぎやかな航海 | 1937 | ヴェ・ステーエフ | 13min. | |
イワシコとバーバ・ヤーガ | 1938 | ブルンベルク姉妹 | 11min. | |
おろかな子ねずみ | 1940 | エム・ツェハノフスキー | 10min. | 音楽は、ショスタコーヴィチによるオリジナル。 |
船乗りシンドバッド | 1944 | ブルンベルク姉妹 | 21min. |
●戦後の二大長編アニメーション
イワンと仔馬(「せむしの仔馬」改題) | 1947 | イ・イワノフ=ワノー | 60min. |
雪の女王 | 1957 | エリ・アタマーノフ | 65min. |
●ユーリ・ノルシュテイン作品集
「25日 最初の一日」(1971)から「話の話」(1979)に至る全6作品
●ロシア・アニメーション90年代セレクション
アトラクション | 1995 | ア・ジョーミン | 3min. |
ニュールカの風呂 | 1995 | オ・チェルカーソフ | 10min. |
ルサールカ | 1996 | ア・ペトローフ | 10min. |
おばあさん | 1996 | ア・ゾロトゥーヒン | 10min. |
私は海のほとりで暮らしていた | 1997 | エス・ウシャーコフ | 10min. |
ローズ・ドール | 1997 | ヴェ・オリシワング | 10min. |
夜の到来 | 1999 | エス・フィリッポワ | 6min. |
むかし海のそばで | 1999 | ア・ハリティディ | 6min. |
秋の訪れ | 1999 | イェ・ソコーロワ | 8min. |
乳母 | 2000 | エス・セリョーギン | 18min. |
主催:ロシア・アニメーション映画祭実行委員会
事務局:キネマ旬報社内
フィルム管理:エース・ジャパン
(2000.10.1)
絵本「きりのなかのはりねずみ」発売
ユーリ・ノルシュテインによるアニメーション作品「霧につつまれたハリネズミ」が福音館書店より絵本として10月18日に発売される。概要は以下の通り。
(2000.9.30)
ロシア・ソヴィエト・アニメーション映画祭続報
ノルシュテインは11月1日に来日。その他に、タルーサのアニメーション映画祭のプロデューサでもあるゲラーシモフ、ゴスフィルモフォンドのドミトリエフ副所長がゲストの予定。
11月3日には、既報のとおり東京国際映画祭の一環として一部の作品が上映され、引き続き東京都写真美術館にて11月4日〜5日、14日〜18日に全作品の上映が行われる。
(2000.9.30)
速報:アレクサンドル・ソクーロフ監督がSF賞「遍歴者賞」受賞
本年9月24日、ロシアのサンクトペテルブルグで行われたSF賞「遍歴者賞」において、日本でも人気のあるアレクサンドル・ソクーロフ監督が、作品『日蝕の日々』に対して幻想映画部門賞を与えられた。(写真右がソクーロフ監督。左側はSF作家のアンドレイ・ストリャロフ)
(2000.9.26)
東京国際映画祭にてロシアアニメ上映
東京国際映画祭の企画「シネマプリズム」にて、11月3日、渋東シネタワー3においてロシアアニメが上映される。
(2000.9.26)
ロシア・アニメ映画祭
本年11月、ロシア・ソビエト映画祭として、ロシア・ソビエトのアニメーション作品を紹介する映画祭が企画されている。
(2000.9.26)
タルコフスキー映画祭〜未来への残像〜
遅きに逸しているが、9月9日(土)〜10月6日(金)の期間、吉祥寺バウスシアターにてタルコフスキー映画祭が行われている。
タルコフスキー監督の最高傑作にしてストルガツキイ兄弟原作の『ストーカー』が、9月30日(土)〜10月6日(金)、1:00/4:00/7:00に上映される。
また、アレクサンドル・ドブジェンコ映画祭が、
10/14(土)〜10/27(金) [大阪]テアトル梅田
10/23(月)〜11/2(木) [大阪]PLANET+1
の予定で行われる。
(2000.9.26)
『アンジェイ・ワイダ 自作を語る』
『灰とダイヤモンド』などの作品で知られるポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダの回顧。詳しい作品データが便利。スタニスワフ・レムが脚本を書いた『部品のよせあつめ』についても触れられている。
ツルゲーネフ原作「ムムー」上映
9月23日より、銀座シネパトスにて、ツルゲーネフ原作の映画「ムムー」が上映される。スケジュールは、12:15/14:25/16:35/18:45〜20:35。
詳しくは以下のURLを参照。
http://www.walkerplus.com/tokyo/2MAAS001.html
http://www.sankei.co.jp/mov/tokyo/g_pat.html
(2000.9.15)
シネフィル・イマジカにて、「尼僧ヨアンナ」ほか
CS放送のシネフィル・イマジカで、幻想作品「尼僧ヨアンナ」ほか、ポーランドのイエジー・カワレロウィッチ監督作品が放送される。作品および放送日時は、9月の作品リストを参照。
(2000.9.8)
「テルミン エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男」発売
世界最初の電子楽器、特異な非接触の演奏法、SF映画などに使われる不思議で未来的な音……テルミンとして知られる楽器を発明したロシア人レフ・テルミンの伝記と、テルミンが作り出した文化を紹介した本。テルミン演奏者・竹内正実氏による渾身の一冊。
「アエリータ」上映
本年9月20日(水)、経堂の日ソ会館にて、18:30より『第6回名画鑑賞会「アエリータ」〜マヤコーフスキイ没後70年記念』が行われる。
詳細は、日本ユーラシア協会まで。
(2000.8.27)(掲示板:松本周滋様より)
新SF雑誌創刊
本年10月、ロシアで新しいSF雑誌が創刊される。誌名は「ファントム」。発行元の「ゲームランド」は、コンピュータ誌「ハッカー」、ゲーム誌「遊びの国」、同じく「ソニー・プレイステーション」を発行している。
(2000.8.26)
天王星賞発表
本年7月末にトムスクで行われたコンベンション「アエリータ-トムスク2000」にて、「天王星賞」が発表された。
大天王星賞(優秀作品) ウラヂミル・ワシリエフ「大キエフの魔術師」
小天王星賞(人物) ヴィクトル・コルパエフ
(2000.8.26)
東京国際映画祭にてロシアアニメ
本年、11月3日(金)、東京・渋谷で開催される東京国際映画祭にて、「雪の女王」や「せむしの子馬」などのロシア・ソビエトアニメが上映される。
東京国際映画祭のWebページ
(2000.8.25)(掲示板:松本周滋様より)
『フルスタリョフ、車を!』大阪シネ・ヌーヴォにて上映
本年9月9日(土)〜9月22日(金)、アレクセイ・ゲルマン監督の『フルスタリョフ、車を!』が大阪・九条のシネ・ヌーヴォにて上映される。
また、同時期にゲルマン監督の過去の作品とヴィターリ・カネフスキー監督の作品もレイトショー上映される。
詳細は、シネ・ヌーヴォのWebページを参照。
(2000.8.25)(掲示板:シネ・ヌーヴォの竹山様より)
第8回広島国際アニメーションフェスティバル
本年8月24日(木)〜28日(月)、広島市において広島国際アニメーションフェスティバルが開催される。
ショートアニメーションによるモスクワ物語「オプティマス・ムンダス」の上映や、フョ−ドル・ヒートルーク特集が行われる。
広島国際アニメーションフェスティバルのWebページ
(2000.8.15)
シュワンクマイエル作品発売
8月19日に『アリス』、9月21日に『ヤン・シュワンクマイエル短編集』、『ファウスト』、『悦楽共犯者』のDVD及びVHSが日本コロムビアから発売される予定。各4,700円(税抜き)。
なお、『短編集』には、『フード』、『石のゲーム』、『ワイズマンとのピクニック』、『肉片の恋』、『フローラ』、『アナザー・カインド・オブ・ラブ』、『スターリン主義の死』及び『プラハからの物語』が収録される予定。
(2000.7.29)
ユーリ・ノルシュテイン監督来日
8月1日よりラピュタ阿佐ヶ谷で行われるラピュタ・アニメーションフェスティバルにあわせてユーリ・ノルシュテイン監督が来日する。それにともなって開催されるイベントは次のとおり。
チェコアニメ映画祭2000
本年8月12日(土)〜11月3日(金)、中野武蔵野ホールにて「チェコアニメ映画祭2000」として、ベネシュ監督の「Pat&Mat」や、ハシェクの原作による「兵士シュヴェイク」などが上映される。詳細は下記URLを参照。
レン コーポレーション
(2000.7.25)
「ストラーニク(遍歴者)-2000」開催決定
本年9月21日〜24日,サンクト・ペテルブルグにて,ロシアSF作家会議「ストラーニク2000」が開催される.今のところ予定されているのは,セミナー,映画祭,遍歴者賞授賞式など.アメリカからのゲストとして,ロイス・M・ブジョルド,ロバート・ジョーダン,アラン・ディーン・フォスターが予定されている.また,俳優のHiroyuki Tagawaが参加する可能性もある.
近郊にお住まいの方でぜひ参加したいという場合にはご一報ください.
(2000.7.9)
「ズヴェズドニイ・モスト(星の橋)-2000」開催決定
本年9月14日〜17日,ウクライナのハリコフにて,SFフェスティバル「ズヴェズドニイ・モスト-2000」が開催される.同フェスティバルでは,「エピグラム-エフ」と名付けられた作品コンテストの結果が発表される予定.
ウクライナにお住まいの方でぜひ参加したいという場合にはご一報ください.
(2000.7.5)
「ファンダム-2000」開催決定
本年7月26日〜29日の期間、ロシアのペルミ(カザンとエカテリンブルグの間にある都市)にて、SFイベント「ファンダム-2000」が開催される。主催団体はSFファンクラブ「ソラリス」。ファンクラブが単独で開催する典型的な地方コンベンションである。
(2000.6.28)
「アルカジイ&ボリス・ストルガツキイ兄弟賞」発表
6月21日に発表された本年度の受賞作は次のとおり。
「アエリータ-トムスク2000」開催
本年7月19日より24日まで、シベリアのトムスク(ノボシビルスクとクラスノヤルスクの中間)にて、「アエリータ-トムスク2000」が開催される。クラスノヤルスクで開催されていた「幻想作家会議」が「ストラーニク」に吸収されて以来、シベリアで開かれる唯一の大型コンベンションということになる。なお、同大会では、「大天王星賞」および「小天王星賞」が発表される。
西シベリアにお住まいの方でぜひ参加したいという場合には、ご一報ください。
(2000.6.22)
ストルガツキイ兄弟の世界「弟子達の時代3」発売
ストルガツキイ兄弟作品の小説世界を用いて若い作家が競作する「弟子達の時代」の第三巻が、АСТ-TERRA FANTASTICAより発売された。参加している作家は以下のとおり。
6月、CSN1にて、ミハルコフ作品「太陽に灼かれて」など
CSN1にて、ニキータ・ミハルコフ監督作品「太陽に灼かれて」、ラッセ・ハルストレム監督特集、キューブリック監督作品「突撃」など。
作品 | 制作国 | 制作年 | 放送日時 |
太陽に灼かれて(ミハルコフ) | ロシア=仏 | 1994 | 6/5 12:45〜ほか |
やかまし村の子どもたち(ハルストレム) | スウェーデン | 1986 | 6/3 18:00〜ほか |
やかまし村の春・夏・秋・冬(ハルストレム) | スウェーデン | 1986 | 6/9 14:15〜ほか |
マイライフ・アズ・ア・ドッグ(ハルストレム) | スウェーデン | 1985 | 6/2 14:00〜ほか |
ギルバート・グレイプ(ハルストレム) | アメリカ | 1993 | 6/6 21:00〜ほか |
突撃(キューブリック) | アメリカ | 1957 | 6/7 9:45〜ほか |
6月、シネフィル・イマジカにて、「ファンタスティック・プラネット」、「ガンダーラ」など
シネフィル・イマジカで6月に放送される主な作品は以下のとおり。
作品 | 制作国 | 制作年 | 放送日時 |
アナザウェイ | ハンガリー | 1982 | 06/01 03:10ほか |
ファンタスティック・プラネット(ルネ・ラルー) | チェコ=フランス | 1973 | 06/04 14:40ほか |
ガンダーラ(ルネ・ラルー監督) | フランス | 1987 | 06/08 01:30ほか |
The Stowaway | オランダ | 1997 | 06/24 21:00ほか |
6月10日、横浜にてキラ・ムラートワ監督作品「長い見送り」上映
本年6月10日(土)、横浜市の姉妹都市提携35周年記念「シネマ&トーク」として、ウクライナ映画「長い見送り」が上映される。
横浜シンポジア(関内の産業貿易センタービル9階)にて、13:50〜16:05。
詳細
(2000.5.19)
プーシキン原作「オネーギンの恋文」5月20日より
アレクサンドル・プーシキンの「エヴゲーニイ・オネーギン」が映画化され、「オネーギンの恋文」(原題:ONEGIN)という題名で公開される。新宿の「シネマスクェアとうきゅう」にて5月20日より。また、大阪の「梅田ガーデンシネマ」にて6月中旬に公開されるとのこと。
作品紹介・上映情報
(2000.5.13)
シグマ-エフ賞決定
ロシアのSF雑誌「イェースリ」の読者賞「シグマ-エフ賞」が決定した(日本のSFマガジン読者賞に該当?)。
ゲルマン監督作品「フルスタリョフ、車を!」(追加)
「道中の点検」、「戦争のない20日間」などで知られるアレクセイ・ゲルマン監督(ロシア)の作品「フルスタリョフ、車を!」(1998年)が、本年6月17日(土)より渋谷のユーロスペースで上映される。詳細は、同作品のWebサイトを参照(配給:パンドラ)。
同作品は、本年5月11日付け朝日新聞夕刊の「窓」欄で紹介されるなど、注目されている。
なお、アレクセイ・ゲルマン監督が、ストルガツキイ兄弟の「神様はつらい」を映画化するという話があり、昨年初頭、ボリス・ストルガツキイがメディアにインタビューを受け、映画化について語っていた。
また、5月27日(土)より、ユーロスペースにて「ゲルマンVSカネフスキー特集」がレイトショー公開される(「道中の点検」、「戦争のない20日間」、「わが友イワン・ラプシン」、「動くな、死ね、甦れ!」)。
(2000.5.11,13)
カタツムリ賞、インタープレスコン賞決定
サンクトペテルブルグにてインタープレスコン2000が開催され、本年度のカタツムリ賞およびインタープレスコン賞が発表された。受賞作は以下のとおり。
●カタツムリ賞
ボリス・ストルガツキイが選ぶ賞。
ペレーヴィンの英訳二冊
5月5日より、渋谷「EGG Gallery」にて、クララ・タマシ展「神曲その他」
ルーマニア・トランシルヴァニア生まれの作者による個展。
5月5日〜17日、12:00〜19:00(最終日17:00)木曜休み。
EGG Gallery
(2000.4.30)
6月、シネスイッチ銀座にて「ルナ・パパ」
監督:バフティヤル・フドイナザーロフ、主演:モーリッツ・ブライプトロイ、チョルパン・ハマートヴァ、1999年、ドイツ・オーストリア・日本合作。
タジキスタン、ウズベキスタン、キルギスでロケ撮影されたファンタジー。
シネスイッチ銀座
(2000.4.30)
5月、シネフィル・イマジカにて、「アリス」、「ガンダーラ」など
シネフィル・イマジカで5月に放送される主な作品は以下のとおり。
作品 | 制作国 | 制作年 | 放送日時 |
エレンディラ | フランス=メキシコ=西ドイツ | 1983 | 5/1 8:10ほか |
Damini(ダミニ、稲妻の女) | インド | 1993 | 5/2 11:10ほか |
Requiem(レクイエム) | スイス=フランス=ポルトガル | 1998 | 5/2 15:00ほか |
コーカサスの虜 | カザフスタン=ロシア | 1996 | 5/7 11:20ほか |
パサジェンカ(ワイダ監督) | ポーランド | 1963 | 5/10 8:10ほか |
大理石の男(ワイダ監督) | ポーランド | 1977 | 5/10 9:40ほか |
Medea(王女メディア) | デンマーク | 1997 | 5/11 12:10ほか |
Non,or the Vain Glory of Command(ノン、あるいは支配の虚しい栄光) | ポルトガル | 1990 | 5/13 21:00ほか |
予告された殺人の記録 | イタリア=フランス | 1987 | 5/15 13:20ほか |
ガンダーラ(ルネ・ラルー監督) | フランス | 1987 | 5/19 8:10ほか |
ファンタスティック・プラネット(ルネ・ラルー) | チェコ=フランス | 1973 | 5/19 9:50ほか |
アリス(シュワンクマイエル監督) | スイス | 1988 | 5/21 21:00ほか |
ゲルマン監督作品「フルスタリョフ、車を!」
「道中の点検」、「戦争のない20日間」などで知られるアレクセイ・ゲルマン監督(ロシア)の作品「フルスタリョフ、車を!」(1998年)が、本年6月に渋谷のユーロスペースで上映される。詳細は、配給会社パンドラのページを参照。
(2000.4.13)
アエリータ賞ほか、発表される
ロシアSFの功労者に与えられるアエリータ賞ほかが4月1日に発表された。
4月、シネフィル・イマジカにて、ガルシア・マルケス原作映画特集など
シネフィル・イマジカで4月に放送される主な作品は以下のとおり。
作品 | 制作国 | 制作年 | 放送日時 |
コーカサスの虜 | カザフスタン=ロシア | 1996年 | 4/1 15:30ほか |
A Moslem(ロシア人回教徒) | ロシア | 1995年 | 4/2 14:00ほか |
エレンディラ | フランス=メキシコ=西ドイツ | 1983年 | 4/6 8:10ほか |
予告された殺人の記録 | イタリア=フランス | 1987年 | 4/6 10:10ほか |
Balkanisator(バルカン冒険旅行) | ギリシャ=スイス=ブルガリア | 1996年 | 4/4 8:30ほか |
The Cloud(ザ・クラウド:雨降るブエノスアイレス) | フランス=ドイツ=イタリア=アルゼンチン | 1998年 | 4/8 0:00ほか |
Death Watch(デス・ウォッチ) | フランス=西ドイツ | 1980年 | 4/29 0:00ほか |
渋谷・ユーロスペースでアキ・カウリスマキ特集
本年4月29日(土)〜5月12日(水)、東京渋谷のユーロスペースにて、「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」や「コントラクト・キラー」などの作品で知られるフィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの特集上映「アキ・カウリスマキ ゴーズ・ニッポン!」が行われる。
スケジュール(各回入替) | 13:00 | 15:00 | 17:00 | 19:00 |
4/29,30 | パラダイスの夕暮れ | ハムレット・ゴーズ・ビジネス | 真夜中の虹 | 浮き雲 |
5/1,2 | マッチ工場の少女 | パラダイスの夕暮れ | ハムレット・ゴーズ・ビジネス | 真夜中の虹 |
5/3,4 | 愛しのタチアナ | ハムレット・ゴーズ・ビジネス | レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ | マッチ工場の少女 |
5/5,6 | ラヴィ・ド・ボエーム | レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ | レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ モーゼに会う | アキ・カウリスマキ★ミーツ★ロケンロール |
5/7,8 | パラダイスの夕暮れ | アキ・カウリスマキ★ミーツ★ロケンロール | コントラクト・キラー | レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ |
5/9,10 | レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ モーゼに会う | コントラクト・キラー | マッチ工場の少女 | ハムレット・ゴーズ・ビジネス |
5/11,12 | 真夜中の虹 | 愛しのタチアナ | ラヴィ・ド・ボエーム | パラダイスの夕暮れ |
なお、『アキ・カウリスマキ★ミーツ★ロケンロール』は、赤軍合唱団とレニングラード・カウボーイズの競演ライブフィルム「トータル・バラライカ・ショー」と、短編作品4本の特別プログラム。
入場料:大人1400、学生1200、前売券:1回券1200、3回券3000円。
(2000.3.28)
ストラーニクのCD-ROM
ロシアのSF作家会議(コンベンション)である「ストラーニク」のCD-ROMが発売された。写真、作家の講演のビデオ、過去の受賞作などを収録している。発売は同会議を主催するテラ・ファンタスチカ。320ルーブル。
(2000.3.12)
ファンタスティック・アニメコレクション
六本木・俳優座トーキーナイトにて、3月11日より「ファンタスティック・アニメコレクション」と題した特集上映が行われる。上映作品と日程は以下のとおり。
チェコアニメ特集〜幻想の国チェコの魔術〜
3月10〜12日、パルテノン多摩にて、「チェコアニメ特集〜幻想の国チェコの魔術〜」が行われる。ベネシュ「Pat&Mat」、ヤン・シュワンクマイエル作品が上映される。上映作品、時間、料金などの詳細についてはこちらを参照。
(2000.3.9)
巨匠とマルガリータ
ロシア・ファンタスチカ屈指の名作として有名なブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」が新訳で群像社より出版された。「巨匠とマルガリータ」はブルガーコフの代表作で、過去にも翻訳・出版されてはいたが、現在では古書として探すしかなかった。この機会に未読の方は是非ともご一読を。
インタープレスコン2000
ロシア最大のSFファン・コンベンションであるインタープレスコンが今年も行われる。
今年の5月4日から7日、サンクトペテルブルグ郊外のペンション「白い太陽」で行われる。同コンベンションでは、例年通りインタープレスコン賞(ファン投票)およびカタツムリ賞(ボリス・ストルガツキイが選考)の授賞式が行われる。なお、ノミネート作品はすでに発表されている。
参加費用は70〜250USドル。日本からの参加予定、海外ゲストの予定は今のところ無い。参加希望の方はメールでご連絡下さい。
(2000.3.7)
アエリータ2000の詳細
先日もお伝えしたように、本年の「アエリータ2000」は3月29日より4月1日、エカテリンブルグ市のホテル「大ウラル」にて行われる。予定は以下の通り(かなりアバウトだが、こんなもんでしょう)。
・3/29 | レジストとオープニング |
・3/30,31 | セミナー |
・4/1 | 授賞式(エイプリールフールの日だが賞はホンモノ) |
参加費用は、1日174ルーブル。日本からの参加予定、海外ゲストの予定は今のところ無い。参加希望の方はメールでご連絡下さい。
(2000.3.3)
宮澤俊一氏死去
ロシア文学の翻訳家、特に演劇方面で活躍された宮澤俊一さんが、本年2月24日、午前5時48分、肺がんのため死去された。享年67歳。
(2000.2.25)
3月、シネフィル・イマジカにて、シュワンクマイエル作品など
シネフィル・イマジカにて、本年3月、チェコのヤン・シュワンクマイエル作品およびロシア作品などが放送される。
作品 | 監督 | 制作年 | 放送日時 |
シュワンクマイエル短編集 | ヤン・シュワンクマイエル | 1965〜1994年 | 3月1日24:50〜他 |
ファウスト | 1994年 | 3月2日26:00〜他 | |
悦楽共犯者 | 1996年 | 3月5日21:30〜他 | |
コーカサスの虜 | セルゲイ・ボドロフ | 1996年 | 3月17日10:20〜他 |
A Moslem(ロシア人回教徒) | ウラヂミル・ホチネンコ | 1995年 | 3月27日8:30〜他 |
アエリータ2000の開催日と場所が決定
先日「アエリータ2000」のノミネート作品が発表された旨をお伝えしたが,開催日と場所が決定した.本年3月29日より4月1日,エカテリンブルグ市のホテル「大ウラル」にて行われる.
(2000.2.21)
フリッツ・ラング:映像とそのイメージの原型
本年3月4日、14〜25日、東京国立近代美術館フィルムセンターにて、上記題名のイベントが行われる。
(2000.2.15)
中野武蔵野ホールにて、「シュヴァンクマイエルの世界」
本年2月19日〜3月3日、中野武蔵野ホールにて、21:20より上記のタイトルでレイトショーが行われる。上映作品は、「ヤン・シュヴァンクマイヤーの部屋」、「部屋」、「自然の歴史(組曲)」、「陥し穴と振り子」、「闇・光・闇」、「地下室の怪」。詳細などはこのページを参照。
昨年暮れに同名の本(国書刊行会)が出版され、ビデオが再発売、そしてDVDが発売され、CSで放送されるなど、注目が高まっているように見える。
(2000.2.15)
「アエリータ2000」のノミネートが発表される
最も活躍した作家に与えられるアエリータ賞のノミネートが発表された。
アテネ・フランセにてアレクサンドル・ドヴジェンコ映画祭
東京・お茶の水のアテネ・フランセにて、2月26日〜3月10日、アレクサンドル・ドヴジェンコ映画祭が行われる。上映作品は、ズヴェニゴーラ(1928)、武器庫(1929)、大地(1930)、航空都市(1935)、シチョールス(1939)、ミチューリン(1949)。
スケジュール、料金、各作品の詳細は、こちらを参照。
(2000.2.1)
にいがた国際映画祭にて「火を噴く惑星」他上映
本年2月19日〜27日、新潟市で開催される「にいがた国際映画祭」において、ソ連・ロシア映画作品――「火を噴く惑星」、「妖婆・死棺の呪い」、「こねこ」が上映される。
上映スケジュール、その他の詳細はにいがた国際映画祭のホームページを参照。(掲載時現在、ページは更新されていない)
(2000.1.27)
2月、シネフィル・イマジカにて、カウリスマキ作品とシュワンクマイエル作品
シネフィル・イマジカにて、本年2月、フィンランドのアキ・カウリスマキ監督作品、チェコのヤン・シュワンクマイエル作品が放送される。
作品 | 監督 | 制作年 | 放送日時 |
浮き雲 | アキ・カウリスマキ | 1996年 | 2月2日10:00〜他 |
シュワンクマイエル短編集 | ヤン・シュワンクマイエル | 1965〜1994年 | 2月20日11:00〜他 |
ファウスト | 1994年 | 2月26日3:20〜他 |
「ストルガツキイ兄弟の世界」の発行が完了
これまでに出版されたストルガツキイ兄弟全集の中で最も充実した内容となった「ストルガツキイ兄弟の世界」(МИРЫ БРАТЬЕВ СТРУГАЦКИХ. ПЕРЕВОДЫ、АСТ-Terra Fantastica)シリーズだが、どうやら昨年11月13日付けで紹介した翻訳作品の巻が最終となるらしい。
アルカヂイ・ストルガツキイが翻訳した上田秋成の「雨月物語」や、第五福竜丸の被爆事件を扱ったルポルタージュ「ビキニの灰」は、結局収録されないままとなる。
(2000.1.23)
ミールはビジネス・パーク兼宇宙リゾートに
ミールに数千万ドルを出資しているアメリカ企業の経営者は、ミールをビジネスパーク、そして宇宙リゾートにする計画だという。
出資するベンチャーキャピタリストのウォルト・アンダーソンは、ワシントンを拠点として通信関連企業への出資で財を築いた人物。ミールを復活させるための資金として、すでに七百万ドルをロシア側に支払い、追加で一千四百万ドルを支払うという。
支払いはバミューダにある企業「ゴールド・アンド・アッペル」を通して行われるが、アンダーソンおよび他の投資家と、ミールを所有するエネルギヤが、ロシア、アメリカ以外の国に新会社「ミール・コープ」を設立する。
前出のキャピタリストによると、ミールへ行くための費用は、当初は四千万ドルほどだが、いずれは二千〜二千五百万ドルにまで下がるとしている。
(13日付)
(2000.1.15)
ISSはさらに数ヶ月遅れる
ロシアのISSのモジュール「ズヴェズダー」は、ミールが再び活動をする期間程度は、打ち上げが延期されると公式筋が明かした模様。ズヴェズダーはロシア政府の資金難から計画が後ろ倒しになっていたが、プロトンロケットの二度にわたる失敗により遅延が決定的となった。ズヴェズダーの打ち上げには、プロトンが必要になる。事故を起こした二段目エンジンの製造工程の不備については、エンジンを製造しているヴォロネジが六月末までには解消するとしている。しかし、ロケットが準備できても、打ち上げるまでには四十五日かかるため、モジュールの発射は早くとも八月の末になる。なお、軌道上には、ザリャーとユニティの二つのモジュールが存在するが、アメリカはその間に点検作業をする予定。
(11日付)
(2000.1.13)
ミールに新たなる乗組員が?
昨年の八月より無人になっているミールに、新たなクルーが乗り込むかもしれないとのこと。米国の企業「ゴールデン・アップル」が二千万ドルの投資をし、最低四十五日のミッションのため三月にクルーが乗り込むと、エネルギヤのスポークスマンが語ったという。
(10日付)
(2000.1.11)
[ ロシア・東欧SF関連ニュースへ ]