唐辛子の育て方(全般)

唐辛子は3月下旬から4月中旬が種まきで、収穫は7月上旬から9月下旬です。
生育適温は20~30℃です。

唐辛子は、葉、青唐辛子、赤唐辛子と成長段階によって食用にできます。
葉は佃煮、青唐辛子は漬物/唐辛子味噌、赤唐辛子は漬物、煮物などになります。

乾燥させた赤唐辛子は安心な消毒薬を作ることができ家庭菜園の必需品に私はなっています。
さらに、乾燥させたまま米に入れておくと米につく害虫(コクゾウムシ)の発生を抑えることができます。

1本の唐辛子からたくさんの唐辛子が収穫できます。家庭菜園では1本栽培すれば十分だと思います。私も大概は1本です。
5月の連休に苗を1本購入して唐辛子を育ててみたらどうでしょう。

唐辛子の種類

唐辛子の種類は日本でも50種類を超えており、世界でみれば100種類をかるく超えています。
私が知っているのは、鷹の爪、日光とうがらし、伏見唐辛子、万願寺唐辛子くらいで鑑賞用に五色唐辛子です。

本サイトで育て方を紹介している品種は鷹の爪になります。

漬物などにも利用しますが乾燥させた赤唐辛子は安心な消毒薬を作ることができるので家庭菜園の必需品として育てています。







唐辛子の植え付け

唐辛子の植え付け場所、栽培間隔

唐辛子は同じ場所で栽培は4年間は空ける必要があります。同じ場所(同じ畝)に栽培すると病気が発生します。同じ仲間の茄子、ピーマン、しし唐も同じ栽培間隔です。
なので、ナス科の唐辛子、茄子、ピーマン、しし唐は同じ場所にまとめて植えると良いです。つい忘れてしまうのがジャガイモの後もNGです。ジャガイモもナス科です。

唐辛子の植え付け

肥料も同じで苦土石灰、堆肥を混ぜて耕して
畝幅70cm、株間は40cmから50cmで苗の植え付けをします。

写真は4月17日に植え付けをしたものです。

4月/5月/6月と春の風は野菜苗から見るときついものがあります。
植え付け後の支柱への誘因、防風対策が必要です。。

 

 

 

 

 




 

唐辛子の生育

写真は5月19日に撮影です。植え付けを行って1か月で花が咲きます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は6月6日に撮影です。植え付け後、1か月半で青唐辛子の収穫が可能になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

唐辛子の収穫

唐辛子の赤い実の収穫は2度あります。

写真は8月12日で全体の実が赤くなりました。

これで収穫したら栽培完了と思われますが続きがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は8月18日です。新芽が急激に伸びています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は9月7日で再度の花がたくさん咲いています。

1度目の赤い実はすべて収穫済みです。











 

 

 

写真は9月11日で青唐辛子の収穫が可能になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は10月21日です。
待てば全部赤くなるよう気がしますが冬用の種まきのためすべて収穫して栽培を完了です。干して乾燥させて漬物、煮物で利用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐辛子の害虫

唐辛子は害虫、病気が少なく家庭菜園で扱いやすい野菜です。安心な消毒薬にもなるので害虫の発生は少ないです。それでも、害虫は発生します。

<ワタノメイガ>

葉を丸めて中に巣を作っています。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

丸まった葉を開くとワタノメイガがいます。