オクラの育て方(全般)

オクラは3月上旬から6月下旬が種まきで、収穫は6月上旬から11月中旬です。

低温だと発芽が悪いので時期的には桜が咲く頃の4月中旬から5月中旬に種まきをして、6月中旬から9月に収穫が適宜と思います。
発芽適温: 25~30℃。
生育適温: 20~30℃。

一年中にスパーで販売されていますがオクラの旬は初夏から夏になります。
オクラは粘りがあって夏バテ防止にも効果がある野菜です。

家庭菜園でオクラを栽培してみませんか、花も綺麗で鑑賞にもなり栄養もあり粘りある体力つくりにどうですか。

オクラの種類

オクラは緑色の莢、紅色の莢になる品種、莢の形が5角形/8角形/丸型の品種、花の色が黄色/黄色に紅が少し入った感じになる品種があります。

オクラの花

オクラの花はとても綺麗で鑑賞用としても良いです。オクラの花、オクラの茎の色、オクラの莢の色で
栽培するオクラの種類を決めても良いです。

緑の茎で、5角形の莢の黄色の花が咲くオクラです。
スパーで通常販売されているオクラです。


 

 

 

 

 


赤い茎で、赤い莢で赤身のある黄色の花が咲くオクラです。「紅オクラ」「赤オクラ」という品種です。


 

 

 

 

 

 

オクラの形

5角形の形をしたオクラです。写真は丸みがありますが栽培も終了に近くなるとはっきりした5角形ではなくて丸みを持ってきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

茎の「赤いオクラ」「紅オクラ」です。
莢の形は丸い形、7角形くらいの星形をしています。

 

 

 

 

 

 

 

莢が丸い形をしたオクラです。
品種はたぶんですが「島オクラ」です。たぶんですいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オクラの種まき

写真は5月16日にポットに種まきをして5月21日に発芽した様子です。
種まきから発芽までの期間は1週間くらいです。

<オクラの種まき>
種蒔きの方法は3粒くらいを蒔いて、植え付けまでに1本に間引きます。

①ポットに種を蒔く方法、②畑に直に種を蒔く方法。 どちらでもOKです。

 

 

 

 

オクラ苗の植え付け

写真は6月21日にポットから畑に植え替えた時の様子です。

オクラの根は植え替えを嫌うのでポット蒔きは早めに畑にだします。
小さいうちは風に弱いので支柱をしたほうが良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 


<オクラの畝幅/株間>
写真は9月25日のオクラの根本です。5cmはあります。また、丈も1m50cmから1m70cmはあります。

畝幅は90cm、株間は40cmは必要です。

1本にする理由もここにあります。

 

 

 

 

 

 

オクラの収穫

オクラは主茎と葉の間に花が咲いて実ができます。

実を収穫する時はその直下にある葉を取ります。

栄養分をその上にある花や葉に持っていくためです。

こうすると
①たくさんの収穫ができます。
②台風などの風による被害が少ないです。
③風通しが良いので病気・害虫が少ないです。
④収穫もしやすいです。

鑑賞用もかねて栽培している方はお任せします。
葉が少ないので見た目が大きくなると寂しく感じるかもしれないです。


収穫もれして大きくなりすぎたオクラは固くて食べられませんが、
スパーなどで販売してオクラの2倍くらいまでは収穫したばかりのオクラは柔らかいので食べられます。味も同じです。

 

 

 

 

オクラへの追肥

毎日の収穫ができるオクラです。10日に1回は有機質化成肥料を与えて下さい。

9月の中旬を過ぎると寒くなるので肥料吸収があまりできないようです。なので9月中旬が過ぎたら追肥は不要で収穫できるまでして栽培を完了です。

オクラの肥料不足の判断

葉が2枚ありますが上の葉と下の葉で切れ込みの深さが違うのがわかります。

葉の切れ込みが深くなると肥料不足になっていると思って良いです。

 

 

 

 




 

オクラの果実(莢)に曲がり果、点々のイボのようなあれば肥料不足と思って良いです。

 

 


 

 

 

 

ただし、何れも9月中旬を過ぎると発生します。

 

 

オクラの害虫

 

<しんくい虫>


オクラの葉が急に萎れます。茎近くの葉の根本部分に穴をあけて中を食害します。

 

 

 

 

 

 

<ワタノメイガ>

葉を丸めて中に巣を作っています。

巣を開いてみると白い蜘蛛の巣のようなものと黒い糞があります。