スワップファイルの改善2


 

「スワップファイルの改善」では、分散されたスワップファイルを連続領域にすることでディスクアクセス速度を改善する方法を説明しました。

「スワップファイルの改善2」では、スワップファイルのサイズを変更する事によるディスクI/Oの削減、CPUの負荷の軽減を目的にしています。ただしこの改善は、CPUの負荷を軽減できる替わりにディスクスペースを多量に消費します。しかし最近のHDD事情では多量と呼べないかも?

スワップファイルのサイズを固定化する方法を説明します。

  1. はじめにDEFRAGを実行しディスクの最適化を行う。
  2. 固定長にするのですからスワップファイルのサイズを決めます。最低 80MBは必要でしょう。ただし環境によっては、80MBで足りない場合もありますので、各自サイズを調整して下さい。
  3. スワップファイルのサイズを決めたら、仮想メモリの使用量を自動を手動に変更し「最小」と「最大」を同じ値に設定し、PCを再起動させます。
  4. [仮想メモリ]

  5. 以上の作業でスワップファイルは固定長になりました。今後、「メモリが足りません」とエラーメッセージが表示された場合、スワップファイルの容量が足りませんのでスワップファイルのサイズを大きくし再起動して下さい。
 

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Last Updated: 2002/01/19