格闘家猪木〜第1次格闘技ブーム

 K−1とアルティメットを中心に、現在は格闘技ブームといわれている。プロレス雑誌と並んで数種類の格闘技雑誌が本屋に並んでいる。
 しかし、プロレスは一連の格闘技ブームと距離を置いて、独自の路線を歩んでいるようである。唯一、U系と呼ばれるUインターやリングス、パンクラスといったUWFの流れをくむ団体が関わりを持っているが、安生や山本、そして高田までもがヒクソンに敗れ、プロレスの強さを世間に示すには至っていない。
 1970年代に巻き起こった格闘技ブームはそのスケールにおいて現在のものとは比べものにならない程、大きなムーブメントであった。そして、その中心にはプロレスが位置し、間違いなくアントニオ猪木が核となっていた。
 猪木は、絶対に負けが許されない闘いに敢えて臨み、世界のトップレベルの格闘家を次々と打ち破り、プロレスの強さを世間に証明した。
 そして、現在の格闘技ブームのすべてが、原点をたどれば、アントニオ猪木に行き着くということが、このページによって、第1次格闘技ブームの歴史を知ることにより、明かとなるだろう。
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・猪木vsアリの真実   

アントニオ猪木 異種格闘技戦全成績 20戦16勝1敗3引き分け

試合内容については、闘魂名勝負集 異種格闘技戦(全記録) をご覧下さい。