コンビニで朝食を買い、誰もいない運河で記念撮影。小樽駅前の三角市場に向かったも
のの、4時から開いている筈が一件も開いていず残念!町が動き出すまで海岸沿いの市
営駐車場前で朝ご飯を食べ、またうとうと。。。ZZZzzzz..駐車場の係のおじさんが、運良
く1時間前に門を開けてくれて7時に車を入れられる。
いくらなんでも7時には市場も始めているでしょうと、また駅前に戻る。どの店でも、かに
が一番目だっていた。たらば!毛!花咲!
”おねいちゃん、味見て行かない?おみやげ買ったの?”
どの店からも、威勢のよい掛け声で一気に目が覚める。そのうちの一件で足が止まった。
蟹のことはな〜んにも知らない二人は、へぇ〜、はぁ〜と試食で口をもぐもぐさせながら、
かにさんセミナーをかれこれ10分は受けてしまう。たらばも、にせものたらばが出回ってい
るらしい。本物のたらばの見分け方を教えられた2人は、これ以降かにを見る度、チェック
の目を光らせる。ちょっと得意げに〜。
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今が時期の花咲蟹や毛蟹もちゃっかりいただいたけれど、これから旅をするので帰りに
また寄りますと名刺をいただき、店を離れた。向かいのお店のおばちゃんは
”何はともあれ、味よ〜”
と、他のお客さんに、にせものたらばを売っていた。
駅前から町を横切っているアーケードの商店街を歩いて、小樽オルゴール堂の前に出る。
まだこの時間は観光客は見当たらず、地元の方の通勤風景をベンチの前でぼぉ〜っとウ
ォッチング。ちょっと、ホームレスの気分。脇の広場で時々ボォーっと鳴る音に気が付く。正
体は、蒸気時計。街灯程の高さの柱時計が、頭から蒸気をあげながら立っていた。近くの
マンホールからも蒸気がもれていて、ドライアイスのステージのよう。世界で数台しかない
とのこと。小樽に寄られたら、是非見に行ってくださいね。
そうこうしているうちに、9時になり、ツアー旅行の団体などで賑わってくる。オープン時間
と共に、オルゴール堂に入る。たかーい天井の木造の建物の中はちょっと薄暗くて、あちこ
ち鳴っている売り物の数々のオルゴールが鳴ってちょっと幻想的だった。さんざんまよった
あげく、ふくろうのオルゴールを購入。ねむそうな表情のふくろうで、聞いているほうも眠くな
りそうなオルゴール。お昼寝によさそぅー。シリンダー式のオルゴールにうっとりしているのは
コウメイさん。ごめんなさいね〜ちょっと桁が違うから。。。
斜め前のアンティークミュージアムで、貴重なオルゴールの展示や演奏を見てまたあちこ
ち覗きながら歩き出す。
次に目指したのは"北のアイスクリーム屋さん”というお店。えっ!!と思うアイスクリーム
がたくさんありました。コウメイさんはイカ墨とミルクとのダブル。わたしは蟹とバニラのダブ
ルに挑戦。味はミルクの味が強くって、思ったより無難な味でした。イカ墨はちゃーんと黒く
って、蟹はほぐした身が入っていましたけれど。
またまたコウメイさんが目に止まったものは、小樽地ビール。ひどく入れ物が気に入ったら
しい。今までで見た瓶で一番かっこ良い!!とのこと。また小樽に戻るので、そのとき買って
帰ろうと決めて、札幌に向かった。