捏造問題連絡船 過去ログ2(No.101〜200)

総目次  

ログ2目次

[101] Re: Re:事実誤認があります 難波紘二 2001年4月17日 10時34分
[102] Re: 有難迷惑です 岡安光彦 2001年4月17日 14時39分
[103] Re: 有難迷惑です おがみ 2001年4月17日 16時41分
[104] Re: 迷惑違い 岡安光彦 2001年4月17日 17時22分
[105] Re: 迷惑違い 難波紘二 2001年4月17日 19時02分
[106] Re: 違うってば 岡安光彦 2001年4月17日 21時54分
[107] Re: 補足 岡安光彦 2001年4月17日 22時07分
[108] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど 岡安光彦 2001年4月17日 22時25分
[109] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど 難波紘二 2001年4月17日 23時45分
[110] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど 難波紘二 2001年4月17日 23時53分
[111] 情報提供です 浄水器 2001年4月18日 00時29分
[112] 雑誌のタイトルを教えてください ash 2001年4月18日 00時54分
[113] 事実と推測、または憶測。この掲示板について。 koyugun 2001年4月18日 01時22分
[114] Re: 「非情な原則」の及ぶ範囲 岡安光彦 2001年4月18日 10時13分
[115] Re: 「非情な原則」の及ぶ範囲 難波紘二 2001年4月18日 12時24分
[116] Re: 開き直らず質問に答えよ 岡安光彦 2001年4月18日 19時08分
[117] 難波さん、はっきり申し上げます。 賀川真 2001年4月18日 19時22分
[118] 遺書を読み解く 難波紘二 2001年4月18日 21時31分
[119] Re: 新潮45の記事 MT 2001年4月19日 01時08分
[120] 放水開始 管理人 2001年4月19日 01時10分
[121] Re: 新潮45の記事 早傘 2001年4月19日 01時16分
[122] 恥の上塗りな改訂 ash 2001年4月19日 03時18分
[123] 管理人様にお問い合わせ ash 2001年4月19日 03時54分
[124] Re: 管理人様にお問い合わせ 管理人 2001年4月19日 07時42分
[125] Re: 新潮45の記事 賀川真 2001年4月19日 10時21分
[126] 了解いたしました。 賀川真 2001年4月19日 10時30分
[127] Re: 放水開始 難波紘二 2001年4月19日 10時48分
[128] Re: 放水開始 管理人 2001年4月19日 18時03分
[129] [105]の削除について 管理人 2001年4月19日 18時21分
[130] 他にも話題はあるよ:一斗内松葉山試掘中間報告 早傘 2001年4月20日 04時21分
[131] Re: 放水開始 管理人 2001年4月20日 12時09分
[132] 参考:Archaeologyの記事 bambi 2001年4月20日 12時51分
[133] Re: 新潮45の記事 MT 2001年4月20日 18時35分
[134] Re: 雑誌のタイトルを教えてください 勉誠出版編集部 2001年4月20日 21時46分
[135] Re: Archaeologyの記事以上に悲しくなること さとうけいすけ 2001年4月20日 23時18分
[136] ありがとうございました ash 2001年4月20日 23時27分
[137] Re: ? MT 2001年4月21日 00時34分
[138] Re: 虚舟をめぐって MT 2001年4月21日 00時40分
[139] Re: ? 管理人 2001年4月21日 01時29分
[140] Re: ? MT 2001年4月21日 10時13分
[141] 質問:どのような判例でしょうか? bambi 2001年4月21日 10時30分
[142] Re: 質問:どのような判例でしょうか? 管理人 2001年4月21日 11時23分
[143] Re:ありがとうごさいます。 bambi 2001年4月21日 11時52分
[144] Re: 改訂版の序 早傘 2001年4月21日 14時41分
[145] 「無断公表」問題について 管理人 2001年4月21日 18時16分
[146] 毎日新聞労働組合の考え 管理人 2001年4月21日 21時58分
[147] Re: 投稿者名の訂正をしたいので 岡安 2001年4月21日 22時00分
[148] Re: 投稿者名の訂正をしたいので 岡安 2001年4月21日 22時01分
[149] Re: 投稿者名の訂正をしたいので 管理人 2001年4月21日 22時16分
[150] 歴史評論5月号 早傘 2001年4月22日 11時33分
[151] Re: 毎日新聞労働組合の考え 早傘 2001年4月22日 19時50分
[152] Re: 歴史評論5月号 MT 2001年4月22日 22時56分
[153] Re: 改訂版の序 ash 2001年4月23日 02時30分
[154] Re: 「無断公表」問題について ash 2001年4月23日 02時40分
[155] 考古学協会発表要旨 早傘 2001年4月24日 22時00分
[156] 週刊朝日5/4・11合併号 早傘 2001年4月25日 00時52分
[157] Re: 週刊朝日5/4・11合併号 ash 2001年4月25日 01時15分
[158] Re: 週刊朝日5/4・11合併号 早傘 2001年4月25日 01時26分
[159] Re: 考古学協会発表要旨 MT 2001年4月25日 01時40分
[160] 「讒言」についての御確認 賀川真 2001年4月25日 10時29分
[161] Re: 「讒言」についての御確認 賀川真 2001年4月25日 10時31分
[162] 早水台遺跡のニュースは? bambi 2001年4月25日 10時43分
[163] Re: 早水台遺跡のニュースは? koyugun 2001年4月25日 18時19分
[164] Re: 週刊朝日5/4・11合併号 koyugun 2001年4月25日 18時31分
[165] Re: 週刊朝日5/4・11合併号 koyugun 2001年4月25日 18時36分
[166] 考古学協会総会5/20公開討論会を聞くには? 大杉 2001年4月25日 21時46分
[167] Re: 考古学協会総会5/20公開討論会を聞くには? 早傘 2001年4月25日 22時08分
[168] 週刊新潮5/3・10合併号  bambi 2001年4月26日 12時35分
[169] Re: 週刊新潮5/3・10合併号  ash 2001年4月27日 00時24分
[170] 「情報局」ページを更新しました 管理人 2001年4月28日 13時33分
[171] Re: 言い訳 MT 2001年4月29日 01時18分
[172] Re: 週刊新潮5/3・10合併号  早傘 2001年5月1日 22時49分
[173] 雑誌いくつか 早傘 2001年5月1日 23時02分
[174] ねつ造関係文献(雑誌)一覧 ash 2001年5月2日 00時17分
[175] Re: ねつ造関係文献(雑誌)一覧 早傘 2001年5月2日 01時08分
[176] Re: 感想各種 MT 2001年5月2日 01時46分
[177] Re: 見事に混同してました さとうけいすけ 2001年5月2日 17時31分
[178] Re: 一斗内松葉山(河合信和氏の意見) 早傘 2001年5月2日 22時26分
[179] 国会会議録に見る捏造問題 早傘 2001年5月2日 22時39分
[180] 小鹿坂遺跡の件 koyugun 2001年5月3日 08時25分
[181] Re: 小鹿坂遺跡の件 うささぎ 2001年5月3日 09時26分
[182] Re: 国会会議録に見る捏造問題 元企業技術者y 2001年5月5日 07時12分
[183] Re:一斗内松葉山から「石器2点発見」 早傘 2001年5月6日 20時58分
[184] Re:re:一斗内松葉山から「石器2点発見」 早傘 2001年5月6日 21時14分
[185] Re: 面白いですか? 岡安光彦 2001年5月6日 22時57分
[186] Re: 面白いですか? 管理人 2001年5月7日 00時43分
[187] 質問―教えてください ash 2001年5月7日 02時32分
[188] Re: Re:一斗内松葉山から「石器2点発見」 ランプアイ 2001年5月7日 07時08分
[189] 面白くないですか? ランプアイ 2001年5月7日 07時10分
[190] Re: 面白くないですか? 管理人 2001年5月7日 12時17分
[191] Re: 学生社は知らないでしょうか? bambi 2001年5月7日 12時27分
[192] 失礼しました。 ランプアイ 2001年5月7日 13時48分
[193] Re: 失礼しました。 ランプアイ 2001年5月7日 14時24分
[194] Re: 上高森遺跡は? bambi 2001年5月7日 16時47分
[195] 関連書籍新刊 大学生 2001年5月7日 20時33分
[196] Re:出土状況「極めて不自然」 早傘 2001年5月7日 21時30分
[197] Re: 「極めて不自然」(3大新聞社の報道) 早傘 2001年5月7日 22時37分
[198] Re:毎日へのリンクを訂正 早傘 2001年5月7日 23時03分
[199] Re: Re:毎日へのリンクを訂正 トンビ 2001年5月8日 11時42分
[200] Re: 学生社は知らないでしょうか? 杜の住人 2001年5月9日 01時01分


[101] Re: Re:事実誤認があります
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月17日 10時34分

おがみさん、あの後問題の発言を掲示板で確認しました。
「一緒に掘ったら」と提案したのは確かに岡安氏で、それに同意して以下のような発言をしたのがソフィーこと平口氏でした。

「このまま発見が続いたら、考古学的な解決はつくのだろうか。筆者が大学生のときに馬場壇A
遺跡の発掘に参加した年月を考えると、もう20年近く、劇的な発見だけが続いている。筆者は
これを学問とは思わない。そろそろ、発見・発掘に熱中するよりも、資料の本格的な検討には
いる時期が到来していると感じている。」というアルカさんの結びの言葉には不遜さを感じま
す。

アルカというのは、角張さんが社長をつとめる会社のことですね。
平口氏が、角張論文は「不遜だ」と言ったのは間違いないでしょう。

ねつ造発覚で、角張の意見が正しかったことが証明されたのだから、「不遜だ」と述べた方が、謝罪するか反省の意をネット上で表明するか、それがまともな人間のすることだと思います。


[102] Re: 有難迷惑です
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月17日 14時39分

このスレッド(の展開において)私の氏名を持ち出されることは、少なからず愉快ではありません。


[103] Re: 有難迷惑です
投稿者名: おがみ
投稿日時: 2001年4月17日 16時41分

配慮が足りず、申し訳ございませんでした。>岡安さん

いまでも確認できるスレッドがありながら、事実誤認に基づいて
議論が進められることに危惧をいだいたので、指摘してしまいました。


[104] Re: 迷惑違い
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月17日 17時22分

例によって舌足らずな書込みをして誤解を招いてしまいました。ご寛恕。

[93] [94]の賀川・難波両氏のやり取りの直後に、同じスレッドに続けて角張さんとともに唐突に名前を出されたので驚きました。どういう脈絡なのかさっぱり分かりません。どのような意図があるのかはともかく、私としては面白くない、という意味での投稿でした。


[105] Re: 迷惑違い
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月17日 19時02分

それは失礼しました。しかし、発覚以前にねつ造があると思っていた人は、ほとんどいなかったのだから、別に問題にする必要はないと思いますが。
現に貴方だって、私が「全部ねつ造だ」と言ったら火のように怒ったでしょう。

誤解をさけるために、角張論文の該当個所を転載します。
**********************
発掘優先の考古学
藤村氏関与の遺跡を再発掘すれば、事実は明らかになるだろうという見解がある。
これはねつ造発覚以前にも言われていたことが重要である。

「南河内考古学研究所」というホームページの掲示板には、筆者の書いたホームページに岡安光彦氏とソフィー氏の
2名が討論し、そんなに疑うなら一緒に発掘してみればいい、それが解決を導くだろうという意見が書き込まれた。
この掲示板の重要点は、発覚以前の議論であり、ねつ造はないと言い切る研究者達の総意がここに示されていると筆
者は解釈している。ここで岡安氏は、東北大学の藤沢敦助手の言葉を引用し、藤村氏の不思議であるが卓越した能力
という了解が研究者間に現実にあることも示している。
読売新聞の片岡正人記者も、そんなに疑うならば一緒に掘ればその不思議を体験できるので、疑う人は一緒に発掘し
てみればわかると書いている。
ねつ造発覚後は、朝日新聞記者の宮代栄一氏が発掘で証明するべきとコメントし、さらに「科学」で鎌田俊昭氏の投
稿では、机上の空論ではなく、発掘で挽回する、ということを提案している。

 以上のように発掘優先の考古学者が多いことは、ねつ造がわかる以前も以後も、発掘せよ、との意見が声高らかに
述べられることでわかる。一人のジャーナリストの後ろにも大勢の発掘優先の考古学者がいるのだろう。
 しかしこうして、「発掘」が真っ先にでてくるのが問題である。座散乱木遺跡以来、藤村氏の不思議がトリックで
はなく真実と受け止められたのは、発掘だけが全てを明らかにするという狭い考古学に頼りすぎたことからではない
のだろうか。

私の実体験では石器文化談話会や東北旧石器文化研究所が不正な発掘調査をしているとは思えない。むしろ正常な発
掘を行い、発掘には落ち度がなかったのだろう。だからこそ、発掘の合間をぬって仕掛けられたトリックが発掘によ
って覆い隠されたと思う。トリックを許し続けた発掘によって、藤村トリックは現実のものと錯覚されたのだろう。
 こうした発掘優先の考古学者達は、石器を分析で理解する方法よりも、発掘という方法が考古学のずっと上位の方
法と考えているのだ。
 ねつ造検証にあたって、わたしは、再発掘は必要な措置だと思うが、それだけが唯一の証明ではないし、再発掘に
過大な期待をよせることは危険であると思う。再発掘されたデータにはこれまで以上の慎重な判断を期待したい。


[106] Re: 違うってば
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月17日 21時54分

さて今夜も取引先の人と飲んできたので、思考が乱れていたらお許しを。

私が嫌だと思ったのは、賀川真さんとのやりとりのあとで、唐突に名前を出されたからです。私は、デオドライザーではありません。

かえって意地になって逆の方向に進むと思って黙っていましたが、やはり言わなければならないのでしょう。

人倫の道をともに歩んでいただけるのであれば、賀川真さんに、なにがしかの謝罪といわなくとも、それなりの言葉があってしかるべきだと、私は思います。

お互い異なる人格を持っているので、そのような価値観を共有できるかどうかは、また別の問題ですが。

協会の発表で問われるのは、論理だけではありませんよ。私は、ただ耐えますが。


[107] Re: 補足
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月17日 22時07分

火のように怒ったのは、例によって例のごとく貴方がとんちんかんな間違いをしていたから。いいかげんに勘違いを改めて欲しい。


[108] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月17日 22時25分

藤沢さんと話したのはたしか5月頃かな。
そして、そのとっくの昔に、我々の間ではやばい!ってことになってたわけ。
なんとかしなきゃって思って焦った。しかし、どうする?!
問題は、それを「信じている」友人達に、どうやって伝えるか、だったの。
結局、うまくいかなかった。そのうちにマスコミが動いて発覚してしまった。
もっと、何とかできたはずだったと、今でも心が疼く。
そうした心の痛みに促されて、これまでのことをしてきたのです。

勘違いしないでくださいね。


[109] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月17日 23時45分

だから角張さんの文章を読んだときには、岡安はねつ造を疑っていて、ソフィーがそれに反論したのだ、と素直に理解したのです。
するとおがみさんのレスがあり、貴方のレスがあったので、「これは読み違いか」とおがみさんが、指摘したURLを見たら、岡安も最初はねつ造否定派だったと、解釈できる文章でもあり、面倒くさいから、角張の論文の該当個所を提示して、これはもう打ち切りにしようと思ったわけ、

賀川氏の件で言えば、「親父を冒涜したから謝れ」(と彼は言っていないが)、と仮に言われても、私には謝ることがない。
今夜のテレビで、田中真紀子が小渕元総理を侮辱したと、自民党執行部から言われているが、あれと同じ。
学問にも、国政にも、情緒はいらない。


[110] Re: 人の心の痛み、分かってる筈だけれど
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月17日 23時53分

言葉が足りませんでしたね。
学問の世界では、生きていても死んでも、その学問内容において、「現在」として取り扱うのが原則。
学問内容が古くなったり、間違っていて、初めて葬り去られるのです。
賀川氏が生きていようと、自殺しようと、まったく関係ありません。
この非情な原則が受け入れられない人には、学問をする資格がありません。


[111] 情報提供です
投稿者名: 浄水器 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月18日 00時29分

捏造問題ウォッチャーの皆様、おはこんばんちわ。

「考古学のおやつ」に、捏造問題に関連する講演会と展覧会のお知ら
せがありました。

>講演会・安齋正人・日本の前期旧石器の存非を考える
>5/12(土)、1時半から3時:古代オリエント博物館友の会講演会

展覧会は、

>展覧会 特集・日本の旧石器
>2001/5/12-7/1:古代オリエント博物館
>大揺れに揺れた旧石器研究を見直す展覧会。主な出品資料は加生沢
>遺跡(愛知)、星野遺跡(栃木)、鈴木遺跡(小平)等約80点。監
>修:東京大学安斎正人氏。
(一部省略)

いずれも、
「考古学のおやつ」の「たぬぼりPOST」から
http://www.ops.dti.ne.jp/%7Eshr/bbs/tn/tn.html

捏造発覚前から議論のあった、例の加生沢遺跡、星野遺跡の遺物
が、ガラス越しながら見れるようです。
前期旧石器かはたまた偽石器か、ぜひ実見して各自で判断しまし
ょう。
ところで、早水台や聖嶽洞窟の遺物は出品されないのでしょうか?


[112] 雑誌のタイトルを教えてください
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月18日 00時54分

勉誠社(今は勉誠出版ですか)の雑誌には、
『人文学と情報処理』
『アジア遊学』
『日中文化研究』
などがありますが、どの雑誌に投稿されたのでしょうか?


[113] 事実と推測、または憶測。この掲示板について。
投稿者名: koyugun (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月18日 01時22分

> 学問の世界では、生きていても死んでも、その学問内容において、「現在」として取り扱うのが原則。
> 学問内容が古くなったり、間違っていて、初めて葬り去られるのです。
> この非情な原則が受け入れられない人には、学問をする資格がありません。

これは理解できます。
事実は事実であり、そこには感情移入や根拠の弱い推測・憶測などは排除せねばなりません。

しかし、週刊誌をはじめとして、直接的表現はスレスレのところで避けているものの、かなりの推測や憶測、結論めいたものへの誘導と言うべきものがあったのは事実ですね。

特にここは、かなりの行政機関や関係方面の学者の方々もご覧のようです。一般の方々も相当見ておられます。ある意味、多少公的な「情報源」といっても良い部分がありますね。
このような状況を勘案すると、書き込んである内容も書いた本人の意思又は意識を超えた次元で一人歩きをはじめる危険も孕んでいる訳です。

ですから、推測や憶測等は、ここが自由な「掲示板」という性格上、書いてはいけないということはないのでしょうが、推測や憶測等は、きちんとそう判るようにしなければなりません。

私たちの意思を離れたところで多少なりとも公的な性格(雰囲気程度のものにしても)を帯びているのならば、それなりの書き方を今後もしていく必要があると思います。


[114] Re: 「非情な原則」の及ぶ範囲
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月18日 10時13分

お得意の論点すり替え戦略につい乗ってしまいました。

私が問題にしているのは、「旧石器考古学辞典」をめぐって、[92]で「せいぜい賀川さんが、学生社に抗議することでしょう。」と無用な発言をし、それに対して[93]で賀川真氏から

> 「旧石器考古学辞典」とは、全く事情が異なります。
> ・・・ 余りにも独善的で勝手な御判断には閉口しております。

と返されたにも関わらず、それに正面から答えず適当にお茶を濁した上で、唐突に角張論文を持ち出して別の話に持っていくという、あこぎな議論の進め方です。

発掘至上主義がどうのこうの、学問は非常だ云々の話とは、全く次元が異なります。

なぜ「せいぜい賀川さんが、学生社に抗議することでしょう。」などと書いたのですか。ご遺族にとって、そんなことをする意志も必要もないことは、これまでの一連の賀川真さんの発言で明白なはずです。私にも「余りにも独善的で勝手な判断」のように思えます。

なぜ、敢えて名指しで、遺族の心の傷口に塩を塗り込むような記事を、この掲示板に投稿しなければならなかったのですか? そうしないと学問が進歩しないのですか?
もし仮に、聖嶽をめぐって意図的な捏造があったと仮定しても、だからといって、この掲示板で遺族をいたぶる必要は何もないでしょう?
> この非情な原則
は、遺族にも及ぶのですか? 私が「脂肪酸分析」の論文に名を連ねると、私の娘が鎌田氏や岡村氏に殴られるのでしょうか?

実は、ご自分でもまずかったと思ったのではないのですか?

そういう後味の悪い議論の直後に、唐突に角張-岡安の名を出されるのは不愉快である、私はそう申し上げたかったのです。我々は、難波先生の解毒剤ではありません。
といっても、たまたま「角張論文」を読んだ直後だから話題にしただけだ、と言われてしまえばそれまでですが。

難波先生の議論におけるドジや勇み足は、多くの場合ご愛敬なのですが、このところ(かつてトラさんも指摘していましたが)、ご愛敬では済まされない発言が飛び出すので心配しております。いつでも弁護士を付けて裁判を受けて立つ、と仰いますが、そうした問題ではないと思うのですが。

なお、「発掘」の問題については、全く論点が異なるので、別スレッドで投稿します。脂肪酸分析の問題にも関わります。


[115] Re: 「非情な原則」の及ぶ範囲
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月18日 12時24分

> この非情な原則
> は、遺族にも及ぶのですか? 私が「脂肪酸分析」の論文に名を連ねると、私の娘が鎌田氏や岡村氏に殴られるのでしょうか?

わからん人だねえ。賀川名誉教授に、嫌がらせの電話を掛けた人に考古学関係者がいたとすれば、そいつは学問の何たるかがわかっていない、クズだということ。
学問の世界は、その独自の論理があり、遺族といえども素人が口を出す資格はない。学問とその人の、家庭とは何の関係もありません。


それなのに、この賀川真という人は、例えば最初は仮名でこう述べている。

賀川名誉教授は62年の発掘の報告書で、石器の出土状況が不自然なので、後世に再調査が必要だと書いています。
その後も再三にわたって、再調査の必要性を論文で記しています。
よって、この書き込みは妥当性を欠いています。
あなたは当時の論文を読んだのでしょうか。
決して結論が出ていないことは当時の論文で明らかです。(3/25「考古学通信」での聖嶽関係者(賀川真)の発言)

それで論争が不利になってくると、「遺族です」と名乗り、こう述べている。

はっきり言って、別府大学の管理には問題はあると思います。
しかしこれは現在第三者による検討委員会の手で、詳細が検討されております。
父は一貫して、61年予備調査6点、62年本調査8点計14点としています。
その後の論文の写真もすべて14点の写真を使用しております。
この石器は別府大学博物館で管理されていたわけですが、
教育目的等で、貸し出し等を繰り返していった結果こうなってしまったようです。
この問題については別府大学の最終報告を待つしかないと思います。(3/26「考古学通信」での賀川真の発言)

このやり方は、「この葵の印籠が見えぬか」という、やり方と同じで、もっとも日本的な、情緒的なやり方です。
いま自民党の橋本候補は世論の指示において、田中真紀子や小泉純に圧倒的に負けている。その劣勢を取り戻そうと、執行部は真紀子が小渕を冒涜したと言いがかりをつけようとしている。
「死者は聖化される」という暗黙の前提があるのにつけこんだ、汚いやり口です。

私が言いたいのは、「故人の名誉を守る」と遺族があがけばあがくほど、逆効果になる。
それどころか、故人の名誉に息子が泥を塗る、ということになりはしないか。
ということなのですがね。

こんな論争に血道をあげるより、「騎馬民族論争」の資料調べをして、再開に備えた方がよいのではないかな。


[116] Re: 開き直らず質問に答えよ
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年4月18日 19時08分

かつて平口さんの議論のしかたを揶揄していたが、自分の方が問題外に悪質ですよ。
論点のすり替えにすらなっていない。開き直りを止めて、次の質問に答えなさい。

その1> なぜ「せいぜい賀川さんが、学生社に抗議することでしょう。」などと書いたのですか。ご遺族にとって、そんなことをする意志も必要もないことは、これまでの一連の賀川真さんの発言で明白なはずです。

その2> なぜ、敢えて名指しで、遺族の心の傷口に塩を塗り込むような記事を、この掲示板に投稿しなければならなかったのですか? そうしないと学問が進歩しないのですか?


[117] 難波さん、はっきり申し上げます。
投稿者名: 賀川真
投稿日時: 2001年4月18日 19時22分

あまりにもばかばかしいのでもう黙っておこうと思いましたが、とても黙っていることが出来ません。
難波さん。あなたはよほど文章読解力が無いか、自分が不利になると論理をすり替える学者としてはもっとも卑怯な人かのどちらかですね。
すぐに論理をすり替えるのは自ら論争する資格を放棄していることです。
あなたは学者だそうですが、とても学問を真摯に行っているとは思えません。
事実、岡安さんが的確にNo.114で指摘をしてくれたことに対してNo.115では何も答えていません。
あなたは以前「捏造論争の部屋」においても私のNo.1834に対していきなり本論と関係ないキュブラー・ロスの話や古森義久の話を出してすり替えを行っております。
そして議論する気はなかった旨書かれていますが、そもそもLD50なる投稿で発端を開かれたのはあなたです。
その中に私として納得のいかない部分があったためレスを付けたのです。
私の書き込みNo.93に対してもNo.94において私の言った問題には一切答えることなしに「私は何も勘違いしておりません。」と書いていますが、それが多分一番大きな勘違いなのです。
また、わざわざ3/25の「考古学通信」での3/25付けの私の発言を引用頂いておりますが、前後のやり取りを完全に無視していますね。
あれはNotasteさんが父のことに対して「彼は余りに薄っぺらな根拠から無意図的な捏造をしてしまいました(安易な結論をしてしまった)。」との書き込みを行われたので、
父の論文等を見る限り聖嶽については、当時においても、また現在においても父は最終的な結論を出していない旨述べさせていただいたのです。
また、「それで論争が不利になってくると、「遺族です」と名乗り、こう述べている。」と書き私の3月26日の発言を引用されています。
いったいどこで私の論争が不利になったのでしょうか。
具体的な経緯では「在京ライターM」さんが「別府大学としては、聖嶽の出土遺物を厳重に保管・管理されてきたのか」御質問をされ、
Notasteさんが「炭素14法で調べられる出土品は調べておくとかそういう姿勢はみせたのでしょうか?」
との御質問をされたことに対してお答えした物です。
それに対しての回答として、なにか問題があったのでしょうか。
また、私が実名でコメントしたことを御批判のようですが、それがどうして「この葵の印籠が見えぬか」という、やり方になるのでしょうか。
私は決して「遺族だ、私を批判するものは許さない」といった書き込みをしたつもりはありませんし、
そういう意図もありません。
まじめな御批判ならばどんどんしていただいたほうが私のためにもなります。
ただ、その後、ネット上での無責任な誹謗中傷が無くなったことは一つの副産物であったかもしれません。
更にあなたは同じNo.115において「学問の世界は、その独自の論理があり、遺族といえども素人が口を出す資格はない。」と言っています。
これは論外です。このような考え方が学問を閉鎖的にしていくのです。
しかも、以前のログから判断するに、あなた自身考古学者ではない。
これはあなた自身をも否定する考え方です。
更に私はこうしたネット上で、学問内容に一度たりとも口を出したことはありません。
あくまでも父の問題で、事実誤認について指摘させていただいただけです。
当然その後の学問的検討の結果について、それをどうこうするつもりもありません。
その点もあなたは大きく勘違いをされています。

ついでにあなたのNo.94についてお答えしておきます。
まず、「週刊文春は、「賀川名誉教授がねつ造した」とは述べておりません。」に対してです。
確かに直接的な表現ではそうは言っておりません。
しかし文春は1月25日発売号で見出しにおいて捏造と断定し、3月8日発売号ではその石器が4ケ所の遺跡から集められていたとしております。
そして、その中の一つが発掘の前に別府大学の考古学の研究室にあったと書いております。
当時別府大学のみならず、大分県で考古学を専攻していた研究者は父しかおらず、
これは、明らかに父を名指ししたようなものです。
(これらのことの裏付け取材を文春が行っていないことは抗議の場で明確になっております。)
また、御丁寧に匿名発言として、「当時西九州で旧石器時代の発見が相次いだので大分県の考古学者は県内で旧石器の遺跡を発見すると予算が着くと思っていた」なる旨掲載しておりますが、これも同じ根拠で父のことかと思います。
しかし当時既に旧石器の遺跡として早水台遺跡(50年代)や丹生遺跡などが既に発見されており発言そのものに妥当性がありません。

「小片鑑定に依拠している聖嶽人には、問題がある」についてですが、それはきちんとした調査をしてから結論を出すべきことです。
馬場さんは現状レプリカによる形状で予測をされているに過ぎません。
もちろんそういう予測がある以上現状では「旧石器考古学辞典」入れることは出来ないでしょう。
すべては正確な調査をしたうえで判断するべきことではないですか。

「別府大学の資料管理には、大いに問題があった。」について。
それはその通りです。だからこそ、今第三者による調査をしているのです。

「内部に賀川名誉教授を陥れようと策謀していた人物がいることも、間違いないでしょう。」について。
これについては何を根拠に「間違いない」と言えるのかはなはだ疑問です。
もし、文春の3月8日発売号が根拠でしたらそれは違います。
別府大学関係者を名乗る匿名発言が確かに文春に載っておりますが、先程出した例もそうですが、
その他の発言も別府大学関係者や考古学関係者ならば容易に分かる事実誤認を多く含んでいます。
私は故の匿名発言の主が本当に別府大学関係者かについては大きな疑念を持っています。
また、発言のほんの一部を継ぎはぎにして、発言者の石とは別に文春が全く別の方向にもって言った例もあります。
最初の春成先生の例などはまさしくその顕著な例です。
もちろん関係者といえば、卒業生や聴講生、事務職員等多岐にわたり、膨大な人数になりますから
一概には言えませんが、私個人的には記事そのものが「捏造」ではないかと疑っております。
もちろんあなたがおっしゃるように「陥れようと策謀していた人物」いた可能性は否定はしません。

「遺書に言われているように清廉潔白なら」に対してです。
父の遺書にそのようなフレーズは一切出てきません。
似たものは「学問を白石の如く大切にしてきました」及び「白石よりも潔く生きてきた」との部分です。
これは明らかに学問に対しての自分の姿勢を示した部分で、それはその通りであったと思います。
しかし、「清廉潔白ならばなぜそういう管理体制や人物が生まれたのか、」と言う話とは話の次元が違います。
ちなみに管理体制については父も責任はあったと思います。
石器が増えたと目される時期には博物館長でしたから、それは逃れられないでしょう。
一番の問題はある意味で人を信頼しすぎていたことではないかと私は個人的に思っています。
また、例の「陥れようと策謀していた人物」がいたかどうかですが、
御指摘のように長年文学部長や学長を勤めてきました。
その間教職員で不祥事で懲戒した人物もいたでしょうし、出席日数が足りなかったり試験の出来が悪く単位を出さなかった学生もいたでしょう。
そういう意味で「陥れようと策謀していた人物」がいたとしてもなんの不思議もありません。
しかし、遺族である私の口からは言いにくいことですが、父の人柄は広く慕われていたことも事実です。
それは、今回の通夜や葬儀、さらにその後の新聞各紙に載った追悼文などでも確信されました。
もちろんあなたは遺族の身贔屓だと切り捨てるでしょうが、それはそれで結構です。
また、長く文学部長や学長にいたからと言って学内行政のやり手であったことはありません。
それはあなたは議論から逃げられましたが、「捏造問題論争の部屋」のNo.1800及びNo.1834をじっくりお読み下さい。

総括すれば、あなたは何か話があれば、必ず無前提に「遺族というのはこう言うものだ」「大学というのはこう言うものだ」「長年学内行政にいるものは・・・」「考古学者というのは・・・」と言う一般化で語っています。
一般論で語ると、その段階で、個別個別の性格は抜け落ちてしまいます。
百歩譲ってそういう傾向があるにしろ、ここでは個別「賀川光夫」「賀川真」「別府大学」の問題です。
一般論でステレオタイプのなかに放り込まないでいただきたい。
もしどうしても理解がおできにならないようでしたら、どうぞ御自由にそれぞれについて直接お調べ下さればよろしいのではないでしょうか。
以上大変長文になりましたがお読みいただいて有り難うございました。


[118] 遺書を読み解く
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月18日 21時31分

やれやれ、賀川氏の息子には、国語の読解力も足りないようですね。

これは言いたくなかったので、指摘しませんでしたが、週間朝日、3/30号に遺族の手により公表された遺書にはこうある。
(1)子供宛のもの
「生涯すべてを辱める悪質な讒言と報道に対して父は死をもって抗議します。」
(2)学会学友、市民の皆様宛のもの
 「代表者である私の死により関係者の潔白を証明し無謀な報道に抗議する以外にない」
(3)妻宛のもの
 「このたびの石器事件は悪質な讒言により最大の辱めとなりました」

これらがどのような時間的経過で書かれたのかは、わからないが、「讒言」という言葉と「報道」という言葉が、総計2回ずつ用いられている。
しかし「讒言」と「報道」が同時に用いられているのは、(1)のみであり、その語順は「讒言」と「報道」であり、両者は等値として扱われている。
讒言とは、上司に対して根拠のない中傷を述べ、それによって相手を陥れることをいう。従って、賀川氏が正常な日本語能力をもっていたと仮定する限りにおいて、これが「週刊文春」の報道をさすとは考えにくい。
もしそうなら「悪質な讒言である報道に対して」と述べたはずである。

従って賀川氏の抗議自殺は、「悪質な讒言により」誘発された「無謀な報道」に対して行われたと解釈される。
また人間は優先順位の高い方から、書くのが普通であり、「報道」をもっとも重視していたら、それを真っ先に書いたはずである。ところが遺書では、報道は「讒言」の後に出てくる。
これは賀川氏が、「讒言」をもっとも憎んでいて、それが頭の底にこびりついていた証拠と考えられる。

讒言をした相手は、上司である別府大学の理事長に対してであると解釈するのが妥当であり、春成や馬場がしたとすればそれは「讒言」とはいわない。
そうすると問題の根源は、賀川氏が長年に渡り文学部長と学長を勤めた、別府大学の内部か、その周辺にあるとしか考えられない。
むしろ事態の真相を知る、ごく近い関係者に「造反」があったとみるのが、自然である。
だからこそ、賀川氏は「死をもって抗議する」しか、対抗の方法がない、と考えたと思われる。

週刊文春は、とばっちりを受けただけだと思います。文春が、今の日本のジャーナリズムのやり方から、大きく逸脱していたわけではない。

何でしたら、遺族の抗議に対する、週刊文春の文書回答も公表して下さい。


[119] Re: 新潮45の記事
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月19日 01時08分

18日夕刻、書店にて、『新潮45』の5月号に賀川真さんの文章が掲載されていました。
800円くらいだったと思います。少し立ち読みして、買いませんでした。
失礼ながら、聖嶽の一件は急ぐ必要がない。むしろ、急ぐべきではないと感じました。

記憶が不確かで、恐縮ですが、確か、一周忌などまだ、先のことでございましょう。

賀川光夫が「ねつ造」をしたなら、したのでしょう。出版社の暴言に抗議して自死なすったのなら、なすったのでしょう。だれぞ裏切ったと感じていたのなら、感じていたのでしょう(慣例により故人は敬称を略)。
人の評価に関わることですから、真偽判別と情感をない合わせ、生者の特権として熱く熱くご議論なされるのもどんなものかな、と思いました。


[120] 放水開始
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月19日 01時10分

難波さんの[92]発言を発端とする議論は、議論の参加者の発言それぞれに有意義な部分はあるものの、この掲示板の設置目的を逸脱しつつあります

よって次のとおりに発言を制限させていただきます。この掲示板が多くの方に活用されるための措置であることをご理解いただき、ご協力をいただけるよう御願いします

-------------------------------------------
1 難波さんに対して
 [92]発言における「せいぜい賀川さんが、学生社に抗議することでしょう」との発言が不適切であることを認め、賀川さんに謝罪してください。謝罪されたことを管理人が確認するまでは、それ以外の一切の発言を投稿しないでください

2 岡安さんと賀川さんに対して
 難波さんの発言姿勢についての発言は停止してください
-------------------------------------------

以上の措置は、不適切な発言を発端とする参加者間の非難合戦を制止するものです。聖嶽洞穴に関する議論全般を禁止するものではありません。疑惑の解明または解消に寄与する情報・意見が積極的に投稿されることを期待します
管理人


[121] Re: 新潮45の記事
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月19日 01時16分

とりあえず書誌情報のみ

新潮45 5月号 本体800円
賀川洋「『遺跡捏造学者』と言われて父は自殺した」(p90-96)


[122] 恥の上塗りな改訂
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月19日 03時18分

ashです。

改訂版のまえがきを立ち読みしたのですが、あぜんとしました。
藤村関連の事項の削除は、12月の語る会で編者の疑いが晴れなかったこと、聖嶽の削除は1月のシンポジウム等を受けてのことだそうです。
全く辞書の編さんを何だと考えているのでしょうか、この編者方は。
ねつ造発覚で彼等に問われたことは、もともと疑惑のあった遺跡を【自らきちんと確かめずに】辞書に載せたことでしょう?
ねつ造が発覚したから、疑いをかけられているから、といって【自ら確かめもせずに】削除するとは何事でしょう?
ベクトルの方向が変わっただけで編さんの態度は何ら変わっていないではないですか。
こういうのを恥の上塗りと言うのです。
こんな無責任な態度で編さんされた辞書に何の値打ちもありません。

早傘さん>
>心配なのは、慌てて改訂版を出して、再改訂が必要にならないかということです (^^;

今回削除した項目で疑惑が晴れたら、「重刷」で追加するそうです。
「重刷」ごとに項目が増減する、そんな辞書聞いたことない(嘆息)


[123] 管理人様にお問い合わせ
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月19日 03時54分

ashです。

[67]において難波氏が、河合氏からのメールを転載しております。
捏造論争版で、管理人様は著作権法に基づいた管理を行う旨を明言されました。
http://www2.neocity.to/treebbs/view.cgi?board=016/fake-debate&root=1506&target=1927&mode=tree&page=2
著作権法の内容は当然ご存知かと思いますが、私信(メール)は「公表された著作物」ではないため引用の対象外となります。
http://jca.net-b.co.jp/info/law/c-law1.html#32
しばらく静観しておりましたが、何らかの対応をとられる気配がないため、問い合わせた次第です。
ここで、管理人様がとるべき対応は、難波氏および河合氏にメールの公開の許可をとっているかどうか、許可を与えたかどうか確認し、結果に応じてしかるべき処置を行うことでしょう。(個人的には興味深い内容なので、事後承諾でも良いと思います)
首尾一貫した対応を望む次第です。


[124] Re: 管理人様にお問い合わせ
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月19日 07時42分

ashさん 私も[67]発言を読んだ際に同様な懸念をいだきました。

しかし、下記引用部分がまさに、メール公開の是非についての河合さんからの回答と判断できることから、公表の許可を受けたものとして取り扱った次第です。

疑問が発せられた以上は河合さんに確認をとることといたします


[67]より
> 突然のメールに対して、さっそくのレスポンスありがとうございます。口演抄録を
**(中略)**
>私自身、自らの過ちを公表しております。したがって、どのような形で公表いただいてもけっこうです。


[125] Re: 新潮45の記事
投稿者名: 賀川真
投稿日時: 2001年4月19日 10時21分

訂正を一つ。
新潮45を執筆したのは、私ではなく兄の洋です。
宜しくお願いいたします。


[126] 了解いたしました。
投稿者名: 賀川真
投稿日時: 2001年4月19日 10時30分

了解いたしました。
No,118に対しても反論はありますが、ここでは飲み込みます。

一般論としてですが、
確証の無いことを断定的に書くことは文春と同じで問題かと思います。

私も少し熱くなって、本掲示板の趣旨から外れてしまったようです。
管理人さん、及び閲覧者の方々に不快な思いをさせたことを深くおわび致します。


[127] Re: 放水開始
投稿者名: 難波紘二
投稿日時: 2001年4月19日 10時48分

> -------------------------------------------
> 1 難波さんに対して
>  [92]発言における「せいぜい賀川さんが、学生社に抗議することでしょう」との発言が不適切であることを認め、賀川さんに謝罪してください。謝罪されたことを管理人が確認するまでは、それ以外の一切の発言を投稿しないでください
>
> 2 岡安さんと賀川さんに対して
>  難波さんの発言姿勢についての発言は停止してください
> -------------------------------------------

 では正式に、賀川さんから「謝罪要求」をその理由とともに、提出して下さい。
 それが納得のいくものであれば、謝罪するにやぶさかでありません。


[128] Re: 放水開始
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月19日 18時03分

本日18:00に下記内容のメールを難波さんに送付しました

----------------------------------------------------------------

敬愛する難波さん、このようなメールをお送りすることは残念です。

[127] 発言は、謝罪以外の投稿を停止する[120]発言に反するものです。今後の混
乱をさけるために、17時30分より、難波さんのIPからのアクセスを禁止させてい
ただきました。これは臨時的なものであり、難波さんが謝罪の弁を私にお預けくだ
さったならば解除します。

さて[127]発言については次のとおりお答えします

>正式に、賀川さんから「謝罪要求」をその理由とともに、提出して下さい。
>それが納得のいくものであれば、謝罪するにやぶさかでありません。

 賀川さんは「謝罪要求」をされていないことはこれまでの発言で明らかと存じま
す。メールでもそのようなものはいただいていないことを明言します。

 賀川さんへの謝罪を要求しているのは、管理人である私[早傘]であり、それが、
この掲示板のために必要と考えるからです。謝罪が必要な理由は、先に指摘した部
分が「不適切」だからであり、なぜ「不適切」かは、すでに各氏に指摘されている
ことであり、改めて論じる必要を認めません。

難波さんの発言の愛読者として、難波さんが私の願いをお聞き入れくださり、連絡
船の一員として復帰されることを願っています。

早傘@連絡船船長


[129] [105]の削除について
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月19日 18時21分

[105]発言の大部分は、原著者の許可を得ずに未公表の著作物を公開したものであるとの有力な情報があり、臨時的な措置として[105]を削除しました。原著者と連絡をとり、事実であることが確認できれば、最小限の部分のみに編集した上で復活させる予定です(仮に情報が誤りだった場合には原文のまま復活させることはいうまでもありません)

管理人


[130] 他にも話題はあるよ:一斗内松葉山試掘中間報告
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月20日 04時21分

昨日のアクセスは1008回でした。アクセス数に応じて管理人が何かもらえるなら喜ぶんだけど、なんにもいいことないしなあ。みんな何を期待しているのかなあ

一斗内松葉山の試掘調査の中間報告が報道されています

http://news.yahoo.co.jp/headlines/khk/010419/loc_news/09020000_khknws014.html (河北新報4/19)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/iseki/200104/19-2.html (毎日新聞4/19福島版)

ま、当然のように石器は出てないようですね。
万が一出てきたら面白いなあという不純な気持ちもあったりするんですが。


[131] Re: 放水開始
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月20日 12時09分

[128]発言以後にメールで次のようなやりとりがありましたので報告します。

なお、難波氏の申し立てについてのコメントはご遠慮ください

----4/29 18:20 難波紘二発--------------------------------------------

早坂様:まことに残念ですが、私は自分の信念に反した行動をすることはできません。
 その結果生じる事態については、もちろん私が責任を負うべきものです。
 それに本人から申し立てがあればともかく、他の人が「謝れ」というのは、リンチ
の一種だと思います。
「新潮45」をお読みになれば、私が指摘したように別府大学の内部告発が、自殺の直
接原因であることは明らかです。
 以上で私の申し立てを終わります。「掲示板」に転載くだされば幸いです。
 
  (引用・署名略)

----4/20 12:01 早傘発---------------------------------------------

敬愛する難波さん

掲示板に掲載された投稿には、管理人も責任を負うというのが、判例の示すところ
と理解しています。したがって、責任を負えないと思われる投稿については管理者
権限を行使することを御理解ください。

また、謝罪要求は、難波さんの実身をなんら拘束するものではなく、“ネット人格
としての難波紘二”が掲示板に発言する条件にすぎません。ある程度公的な性格を
持ちつつも所詮はプライベートなものである掲示板の管理権限の行使として許容さ
れるものと考えております。

なお、私が問題としているのは、『旧石器考古学辞典』に関する賀川真氏への見当
違いの批判であることをご確認ください。


 以上、この返信までは掲示板に転送させていただきます。今後のやりとりは原則
非公開とし、なんらかの合意が得られた場合のみ掲示板にアナウンスします。

   管理人 早傘


[132] 参考:Archaeologyの記事
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年4月20日 12時51分

難波先生がご不在の時に、書き込むのも気が引けますが、
> Archeology 54(2)にニュースとして、"GOD'S HANDS" DID THE DEVIL'S WORK(神の手が悪魔の仕業をなした)という記事が載っていますね。
> 内容は、藤村事件の要約で、新しい内容はない。しかしこういう形で、海外にバッチリ紹介された、という事実だけは残る。

該当するURLは、
http://www.archaeology.org/0101/newsbriefs/godshands.html

Archeology 54(2)ではなく、Archeology54巻1号 2001年1/2月号です。
私のお気に入りの登録日を調べたら、2001年2月14日 9:06:40 と、
なっていました。
旧捏造問題BBSのさとうさんが、海外での報道記事は、ご自分のHP
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/christ/metaarch/fake/fake-eng.htm
で逐次紹介されていましたので、早速お知らせしようとしたのですが、
もうすでに、当記事は掲載済みだったので、2月14日以前に、ArcheologyのWeb上で、
掲載されていたものと思います。
この記事がいつ書かれたのかは、確認できませんが、2月14日以前だとすると
新しい内容はないのは、当然で、あれだけ、海外の新聞、TVなどで
報道されたのですから、雑誌Archeologyに紹介されるのも当然と思っています。

起きてしまったものは仕方が無い、後は、事後をどのように処理していくか
日本考古学界が世界から注目されているのだと思います。

ただ、
>"There's nothing more you can say," said its former chairman Toshiaki Kamata, who resigned in the aftermath of the scandal. "With this media coverage, all our work over the years is as good as ruined."
と、この捏造事件の結果、(東北旧石器文化研究所の理事長を)辞任された
鎌田俊昭氏が、今回の捏造発覚により、ご自分達の過去の業績を全て否定された
事を認める風に言われているのは、実際には、
「発掘によって、自分達が受けた汚名を晴らしたい」と日本の新聞報道などで
鎌田氏が述べられていた事と、かなりニュアンスが違うような気がします。

それに、鎌田氏は、考古学協会の委員会の委員は辞任されましたが、東北
旧石器文化研究所の理事長を辞任されたとは聞いていません。
又、東北旧石器文化研究所の事を、the Tohoku Institute と訳するのも
乱暴な気がします。

この記事の著者のKRISTIN M. ROMEY氏は、Archaeologyの著者リスト
http://www.archaeology.org/index/authorn.html
をみると、毎号、世界各地の考古学ニュースについて記事を書かれて
いるようですので、おそらく、日本からの報道などを参考に
記事を書かれていて、直接の取材がなかったのではないかと思われます。


[133] Re: 新潮45の記事
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月20日 18時35分

失礼いたしました。


[134] Re: 雑誌のタイトルを教えてください
投稿者名: 勉誠出版編集部 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月20日 21時46分

> 勉誠社(今は勉誠出版ですか)の雑誌には、
> 『人文学と情報処理』
> 『アジア遊学』
> 『日中文化研究』
> などがありますが、どの雑誌に投稿されたのでしょうか?
上記のものでは、ありません。
『SCIENCE of HUMANITY』34号 定価1600円(税別)
特集 前期旧石器捏造事件の真相を語るです。
詳細は、またお知らせいたします。

『アジア遊学』は、『日中文化研究』の書名変更をしたものです。


[135] Re: Archaeologyの記事以上に悲しくなること
投稿者名: さとうけいすけ
投稿日時: 2001年4月20日 23時18分

bambiさん、こんにちは。

> 旧捏造問題BBSのさとうさんが、海外での報道記事は、ご自分のHP
> http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/christ/metaarch/fake/fake-eng.htm
> で逐次紹介されていましたので、早速お知らせしようとしたのですが、
> もうすでに、当記事は掲載済みだったので、2月14日以前に、ArcheologyのWeb上で、
> 掲載されていたものと思います。

Archaeologyの記事を見つけたのは、3月だった気がします(たぶん)。で、Google検索で見つけたので、あそこはクロールされるまでに少し時間がかかるので、bambiさんの推測はそうはずれていないかと思います。

でもそれ以上に悲しいのは、「The Museum of Hoax(捏造博物館)」http://www.museumofhoaxes.com/
に、かなり早い段階(たぶん昨年以内)に旧石器捏造事件が博物館入りしたことです。記事への直リンクはhttp://www.museumofhoaxes.com/fujimura.html


[136] ありがとうございました
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月20日 23時27分

ashです。

ありがとうございました。

『アジア遊学』って、『日中文化研究』の継続誌だったのですか。
どうりで最近『日中文化研究』を見かけないはずだ(^^)

『SCIENCE of HUMANITY』ですが、34号も出ているのに勉誠出版さんのサイトにはUPされていないので、NACSISで調べたら『人文学と情報処理』の継続誌のようですね。
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AA11520788


[137] Re: ?
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月21日 00時34分

4月29日とありますが、19日の誤記ではありませんか?
難波さんの誤記・意図的なもの
早傘さんの誤記・意図的なもの

実際のところ、大半の閲覧者は「聖嶽」の実在すら疑っているのですから、正確を期していただきたいものです。


[138] Re: 虚舟をめぐって
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月21日 00時40分

突然、思い出しました。
魯迅が「荘子の毒にあたった」などといっていたとか。
荘周は官立の漆畑で管理人をしていたということですから、近づくとかぶれるのです。


[139] Re: ?
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月21日 01時29分

私の誤記であることは自明。質問という形をとるまでもないでしょう

> 実際のところ、大半の閲覧者は「聖嶽」の実在すら疑っているのですから、正確を期していただきたいものです。

前後の因果関係が不明です。そもそも聖嶽が旧石器時代の遺跡かいなかは、今回の措置とは論理的に無関係です

もちろん正確を期すべきことはいうまでもなく、今後十分に校正してから発言することで、ご指摘へのお礼とさせていただきます(とはいいつつも、このように責められるほどのミスかなあとも思うのですが考え甘いですか?)

反論できない状況にある難波氏へのご批判は遠慮願っていますが、私の管理についての御意見・御批判はメールでも掲示板への発言でもいかようにもどうぞ。ただし、掲示板への発言の場合はできるだけ簡潔かつ明瞭に御願いします。


[140] Re: ?
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月21日 10時13分

回答有り難うございます。
当方の質問、2行目以下は無駄ですね、たしかに。

何が起きているのかさっぱりわかりませんでしたので、いらぬ事を致しました。


[141] 質問:どのような判例でしょうか?
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年4月21日 10時30分

>掲示板に掲載された投稿には、管理人も責任を負うというのが、判例の示すところ
>と理解しています。

具体的に、どのような判例でしょうか?


[142] Re: 質問:どのような判例でしょうか?
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月21日 11時23分

コンピュータ関連判例の紹介(日 本) -分野別索引- by 夏井高人
http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/doc/juris/index1.html

上記のインデックスから「ニフティサーブ名誉毀損事件第一審判決」
を御覧ください。裁判所の判断はずうっと下の方にありますので、上の方にある原告や被告の主張を判例と誤解されないよう、ご注意願います。


[143] Re:ありがとうごさいます。
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年4月21日 11時52分

早々にありがとうございます。参考にさせていただきます。


[144] Re: 改訂版の序
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月21日 14時41分

“日本の考古学リソースのデジタル化”に4月18日付けで序文が転載されています

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/zenki/jiten.html

教えてくれればいいのに>アームチェアさん

上記のページに付された今回の改訂についての見解には異論がありますが、それは私自身が改訂版を入手してからとします


[145] 「無断公表」問題について
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月21日 18時16分

無断公表の疑念が指摘された2つの投稿について、次のような取り扱いを
することとしました


[67] について
 河合さんからいただいた返答は次のような内容です
  1. 「接触のあったことを公表してよいか」と問われましたので、
    「どうぞ、それくらいなら」のつもりでした。
  2. すでに公表されてしまったので、**(中略)**今さらしかたがない

 上記の2、および河合さんから難波さんへの回答のうち「どのような形で公表いただいてもけっこうです」が、メール全体の公表も認めるとの誤解を招く表現であり、悪質性が認められないこと、以上2点から、[67] 発言はそのままとします。


[105] について
 角張さんからいただいた返答は次のような内容です
 1. 削除をする以前でしたら、そのままにしておいてください。
 2. 削除という措置をとられたら、それは、そのまま削除ということにしてください。
 3. ほとんど現状維持ということで、行使することを最低限にしておいてくださいと
   いう意味です。

 角張さんの意向を踏まえ、かつ記録性を重視する立場から、新規発言の形しか取れない掲示板上への復活はさせず、過去ログにおいて復活させることとします


以上のとおりです。くれぐれも著作物の取り扱いにはお気をつけください
ただし、情報交換を本旨とするこの掲示板では往々にして、著作権の取り扱いが
微妙な事例が出てくると思われます。その場合、この掲示板での許容の範囲は、管理人が、著作権法の解釈および慣行その他の条件を勘案して随時判断することを御了承ください。


[146] 毎日新聞労働組合の考え
投稿者名: 管理人
投稿日時: 2001年4月21日 21時58分

同じ毎日新聞といっても、労組のHPということで、どんなかなと思ったのですが

>、『報道被害』についても論じられているが、我々が『新聞は面白い』と思わせられれば、読者から『新聞を守れ』という声は出てくると思う」
というわけで、むしろ自分たちを守ることが一番。

>『報道被害』についても論じられているが、
と弱者のことは、あんまり気にならないようですね。
とにかく、面白ければいいんだよね。部数優先。
そして、何かあっても、自分たちが安全ならいい?

ちょっと残念。


[147] Re: 投稿者名の訂正をしたいので
投稿者名: 岡安
投稿日時: 2001年4月21日 22時00分

済みません。自分の掲示板管理の投稿者名がそのまま行っちゃいました。投稿しなおすのでできたら削除ください。
>早傘さま。


[148] Re: 投稿者名の訂正をしたいので
投稿者名: 岡安
投稿日時: 2001年4月21日 22時01分

おまけに
http://www.jca.ax.apc.org/mai-u/
のリンクを忘れてた!
ご寛恕


[149] Re: 投稿者名の訂正をしたいので
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月21日 22時16分

こんなの全然削除理由にならないよ
ツリー読めば 間違いなのはわかるんだから
恥を晒し続けるのが この掲示板の怖さなのです

岡安さんの安易な削除で、若隠居様がご苦労されていることを
お忘れか


[150] 歴史評論5月号
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月22日 11時33分

歴史評論5月号(4/10頃発売)に
【リレー連載・石器発掘ねつ造問題から考える】(3)
「歴史系博物館の展示に多様な見解を」(P90-95) 宮滝交二氏

疑惑の資料を撤去するのではなく、それこそが市民に公開すべき資料であり、検証の過程を展示でも見せていくことが、生きた博物館展示であるという趣旨の部分は、まさに、この間僕が思っていたことと同じ。読んでいます?>某国立博物館 (←そういう挑発的なのは控えましょうね )

博物館にお勤めだというMTさんの感想をお待ちしています

しかし、この連載いつまで続くのかな。歴史科学協議会の策略を承知で毎号買い続けるのはつらいよ。少なくとも、教育者の立場からというのと、市民の立場からというのの2回は続きそう。


[151] Re: 毎日新聞労働組合の考え
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月22日 19時50分

> >『報道被害』についても論じられているが、
> と弱者のことは、あんまり気にならないようですね。

ここで指しているのは、公人の自覚が不足した政治家達の「報道被害」の主張であってちょっと批判の的がずれているのでは

それよりも僕はこの講演会の資料や記録が欲しい。関西方面の方どなたかお持ちでは?


[152] Re: 歴史評論5月号
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月22日 22時56分

「負の遺産」という「プラス思考」ですか。
本文まだ目にしていません。入手でき次第、感想文投稿させていただきます。


[153] Re: 改訂版の序
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月23日 02時30分

ashです。

「重刷」ではなく「重版」でしたね。
ここに謹んで訂正させていただきます。


[154] Re: 「無断公表」問題について
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月23日 02時40分

ashです。

河合さんのメールの件は事後承諾となったわけですね。
内容的に興味深いので良かったです。

河合氏、竹岡氏の新刊、角張氏の新論文、1月の旧石器シンポの記録集と
立て続けに出そうですね。
お金がちょっと心配です。


[155] 考古学協会発表要旨
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月24日 22時00分

日本考古学協会第67回総会発表要旨「考古学的脂肪酸分析の問題点」(難波紘二、岡安光彦、角張淳一)

岡安さんちと http://www.momoso.net/articles/shibousan.html
角張さんのとこに http://www.aruka.co.jp/
掲載されています

議論は南河内考古学研究所喫茶室 http://cgi.skao.net/kissa/trees.cgi?log=&mc=n
と考古学通信掲示板 http://www63.tcup.com/6302/k21926.html
で進んで?います


[156] 週刊朝日5/4・11合併号
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月25日 00時52分

週刊朝日5/4・11合併号(4/24発売) p42-44
“日本の前・中期旧石器遺跡は壊滅だ「残るのは1割」”(「前期旧石器」バスター 竹岡俊樹)

肩書きは原文のとおりです

情報考古学会で話した内容がベースになっています

この掲示板の読者の多くはタイトルを見て「1割も残るんかい」と突っ込むのでは

竹岡氏によると、時期が明確なのは岩手県の金取遺跡IV層くらい。富山遺跡は「前・中期旧石器遺跡の所産でしょうが、まだ時期は明らかではありません」。このほか「相沢忠洋氏が発見された資料(早傘注:権現山遺跡等か)や、九州の断片的な資料(早傘注:辻田遺跡等か)も地層などの関係で時期を明確には特定できない」

富山の評価が後退したようです。こうなると大半の研究者と大体同じ見解だと思います。
金取遺跡IV層は、今のところ明確に否定する研究者はいないようです。が、遺跡が水成堆積層らしいから、出土層位と年代の評価が微妙かもしれないと気になっています。


[157] Re: 週刊朝日5/4・11合併号
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月25日 01時15分

ashです。

「前期旧石器」バスター……ですか。
こう言っては難ですが、なんかイロモノみたいですね。
大丈夫かな、竹岡氏。
何か自棄になってるように見えます。

こうして見ると、日本の前期・中期旧石器時代遺跡は層位的に難があるのが多いですね。
どうしてなんでしょう?


[158] Re: 週刊朝日5/4・11合併号
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月25日 01時26分

はじめに受けをとらねばならないという芸人の性でしょう
(非常勤講師は、そういうセンスが必要と聞きます)

>日本の前期・中期旧石器時代遺跡は層位的に難があるのが多いですね。
>どうしてなんでしょう?

層位的に難がないものが無いから(証明不能)

先ほど紹介し忘れましたが(そのためにアクセスしたらashさんの発言があった)
記事をまとめたのは岩田一平さんです


[159] Re: 考古学協会発表要旨
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月25日 01時40分

連名の発表者がケンカ?してみせる、とは心憎い演出です。


[160] 「讒言」についての御確認
投稿者名: 賀川真
投稿日時: 2001年4月25日 10時29分

父の遺書に置けます「讒言の解釈」及び新潮45の解釈について、事実関係の御確認と、
私共の見解に就きまして書き込みさせていただきます。
まず、「讒言」の辞書的な語義についてですが、確かに岩波「広辞苑」には上司に対してと言う
内容が括弧着きで掲載されておりますが、一般的には人を陥れるために行う中傷行為を
さすと広く解釈されていると思います。(そのような解釈の辞書も存在しております)
特に今回の場合は父は既に数年前に定年退職しており父には上司は存在しておりません。
別府大学の理事長についてはそういう意味では全く上司関係にはありませんし、
理事長自身美術が御専門の方ですので、考古学会上の上司関係にもなりません。
更に考古学会に関しても父は大分県考古学会の会長在職中でもあり上司は存在しません。
よって、狭義の「讒言」の語義で、「上司である別府大学の理事長に対してであると解釈
するのが妥当」と解釈するのは事実関係上不可能であります。
また、新潮45における難波さんの解釈も94ページ下段の部分をとらえての事と類推されますが、
兄はその後、同じ紙面で明確にそうした発言の信ぴょう性の無さを指摘しております。
ただ、私も今回週末に大分に帰省したおり兄と話しまして、「内部」と言う言葉遣いについては
慎重に行うよう話をしたところです。
では「讒言」とは何か。
春成先生に就きましては最後まで、聖嶽問題や文春問題について、
最後まで連絡を取り合っており、(意見の一致も一部ではしております。)
全く私どもとしては「讒言」の主とは考えておりません。
また、馬場先生についてもあくまで、人骨のことを問題にしておられますので、
これも父に対する「讒言」の主ではありえません。
私どもは「讒言」とは3回目の「週刊文春」において、たびたび匿名で
登場している「別府大学関係者」なる者の発言と考えております。
「関係者」=「内部」ではありません。
なぜならば、40年前当時の関係者で、別府大学内部の方は文春本文でも登場している
後藤重巳教授以外に無く、後藤先生は父とは非常に親しく共に文春の報道に深く傷ついて
おられる方です。
後藤先生以外に当時の別府大学の父の研究室に出入りしてかつ現在御存命の方は他には
あと2名しかいらっしゃいません。この2名の方以外に文春に掲載された内容を発言できる
可能性ありません。(発言が可能な方は最低でも60歳以上の方に絞られます)
しかしこの2名の方は、確かに当時は別府大学には在職しておられましたが、
その後30年来別府大学とは無関係の方です。
また、この方々も父からの問い合わせ(3月8日)に対して発言については明確に否定しておられます。
更にその発言内容そのものも、本当に別府大学に(特に考古学)に関係した方ならば
するはずの無い事実誤認を多く含んでおります。
よって、私どもはこの発言そのものの信憑性を深く疑っております。
たとえ本当にその発言があったとしても、別府大学にほんの一瞬程度関ったことがあるに過ぎない
方かと思います。
そういう意味においても難波さんが言う「週刊文春は、とばっちりを受けただけ」ではありえない
と解釈しております。
また、「文春が、今の日本のジャーナリズムのやり方から、大きく逸脱していたわけではない。」
については日本のジャーナリズムが共通に持っている問題がこの文春の報道で顕在化した
すなわちどこの週刊誌でも共通に起こりうる問題という意味においてはその通りでしょう。
しかし、それは週刊文春に責任がなかったということには全くならないと思います。
それどころか、すべては文春の粗忽な取材と編集の結果もたらされたものと確信しております。
以前難波さんが引用された「創」の編集長・篠田博之氏とも私は直接お会いしてお話ししておりますが、
篠田氏もこの見解と全く同様の御見解でした。
以上事実関係の御確認として投稿させていただきます。
なお、投稿が遅くなりましたのは木曜日より、本日まで父の納骨等で、帰省しており、
パソコンの無い環境にいたからです。
また、この投稿に際しまして、「難波氏の発言姿勢についての発言」は停止対象だが事実関係についての
発言は停止されていない点、管理人様に、確認済みである点を付け加えさせていただきます。
以上長文お読みいただいて有り難うございました。


[161] Re: 「讒言」についての御確認
投稿者名: 賀川真 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月25日 10時31分

文春からは、回答期限をを5月末にして欲しいとの要請が来ており、
現在文書での回答はございません。
この点付け加えさせていただきます。


[162] 早水台遺跡のニュースは?
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年4月25日 10時43分

本年2−3月調査の早水台遺跡はどうなっているのでしょう?
ぜんぜん、全国ニュースには流れてきませんね。

日本の事を、アメリカからの発信で知るというのもへんな感じ。
http://groups.yahoo.com/group/palanth-l/message/9539


[163] Re: 早水台遺跡のニュースは?
投稿者名: koyugun (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月25日 18時19分

今年の調査で出土した遺物は、後期を遡る(つまり後期よりは古い)物が出ていると聞いていますが、実際に現場を見ていません。詳細は知りませんので、お答えできない状態ですが、調査団の見解としては、そのようなことだそうです。


[164] Re: 週刊朝日5/4・11合併号
投稿者名: koyugun (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月25日 18時31分

事実確認までしているわけではありませんが、九州の断片的な資料って何でしょうね。
九州まで来て見られたことがおありなのかどうか?


[165] Re: 週刊朝日5/4・11合併号
投稿者名: koyugun (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月25日 18時36分

3万年の壁を突き破って古くなる石器は確かになかなかでないということは事実です。
南九州では、なぜか立切・横峯など、後期初頭になると良好な資料がいきなり増えます。ヒトが殆どいなかったのでしょうか?


[166] 考古学協会総会5/20公開討論会を聞くには?
投稿者名: 大杉
投稿日時: 2001年4月25日 21時46分

信頼できる前期旧石器遺跡は?の話題など、今後の学問的な議論に期待が広がる今日この頃。

日本考古学協会総会
http://user.komazawa.com/~arch/kyokai.html
公開討論会 2001年5月20日(日)13:00〜16:30
http://user.komazawa.com/~arch/discussion.html
「旧石器発掘捏造問題」をいかに解決するか−日本の前・中期旧石器研究の現状と問題点−
ですが、「公開討論会」とのことなので、協会員でなくとも話が聞けると思われますが、事前の申込など必要でしょうか? 当日ふらりと行っても聞けるんでしょうか?

上記HPや日本考古学協会http://www.avenue.co.jp/~kouko/にも詳細情報がなく、問い合わせ先も事務局の駒澤大学文学部考古学研究室の電話番号のみですので、同じ疑問を持ってる方もおられるでしょうし、書き込む次第です。


[167] Re: 考古学協会総会5/20公開討論会を聞くには?
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年4月25日 22時08分

大杉さんこんばんは
入場は自由です。入場だけならば参加費も不要です
発表要旨集は例年千円程度です
また、図書交換会場では、各地の調査報告書や学会誌、同人誌が販売される他
学生社や雄山閣などの出版社の書籍も割引販売されます
少し前に話題になった SCIENCE of HUMANITY の前期旧石器特集号も販売するという
噂です


[168] 週刊新潮5/3・10合併号 
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年4月26日 12時35分

週刊新潮5/3・10合併号 特別価格¥320(税込)
昨日新聞を見ましたら、広告がありました。
GW特大号ワイド 人生「修羅」のあと
最初より6つ目に 旧石器ねつ造のゴッドハンド藤村新一廃人説 と、
いうタイトルで顔写真まで掲載されていました。

購入は予定してません。


[169] Re: 週刊新潮5/3・10合併号 
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年4月27日 00時24分

ashです。

内容は、
昨年12月18日に藤村氏のインタビューに成功した共同通信社の記者の裏話と、
鎌田氏、藤村氏の知人の談話による精神的不安定説。
今年2月に奥さんと離婚していたという話ですね。

共同通信社の記者の裏話では、考古学関係者A氏の仲介で東北自動車道で
藤村氏と会ったそうです。

ところでこのA氏って鎌田氏ではないでしょうか。
たしか鎌田氏も同席したとかという報道がありませんでしたか?

とりあえず、この精神的うんぬんはねつ造を二遺跡に限るための方便の疑いが
ありますので、話10分の1ぐらいに聞いておいてください。


[170] 「情報局」ページを更新しました
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年4月28日 13時33分

掲示板で紹介したいネタはいろいろあるんですけど、とりあえず情報局で懸案だった部分をいくつかいじりました

"神の手"事件情報局
http://homepage2.nifty.com/HAYAKASA/godhand/


[171] Re: 言い訳
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年4月29日 01時18分

歴史評論・週刊新潮の記事入手できました。
桜井さんの開設した過去ログを拝見して、佐藤さんは何を「余分な雑談」と見なしているか、少し理解できました。
とは申せ、今この書き込みをしておりまするMT。その所在する地方の伝統的な「儀礼的戦争」の事務局長をいたしておりまして、五月の初旬まで、ほとんど戦闘モードでございますので、なにか打ち込みましても「何だこの馬鹿野郎は」「このたわけはしななきゃあ直らねええな」的な記述になってしまうことを危惧いたします。
多少、血の気が引いてから投稿いたしたく存じますのでどうか怠慢の節、ご寛恕ください。
十二合ほど摂取してこのくらいの日本語でありますこと、どうかご海容賜りますようお願い申し上げます。


[172] Re: 週刊新潮5/3・10合併号 
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月1日 22時49分

考古学系サイト掲示板情報でこのスレッドが無視されているのはなぜだろう。
他の掲示板は5/1までの話題がフォローされているのに。
週刊朝日と混同しているだけというのが素直なところか。
まさか存在を抹消したいスレッドなのか :-) (考古学通信掲示板の紹介の仕方を見るとありえないとはいえない)


[173] 雑誌いくつか
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月1日 23時02分

未紹介の情報がたまる一方なので、とりあえず関連記事掲載誌の名前だけ列挙

『科学』4・5月合併号
『正論』6月号
『東北学』4

ついでに単行本も

『クローズアップ現代2 21世紀の出会いサイト 』日本放送出版協会
『時事少年 流行と事件のア−カイブ1999〜2001』爆笑問題/集英社
『偽善系II』日垣隆 /文藝春秋
『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 立花隆 /文藝春秋


[174] ねつ造関係文献(雑誌)一覧
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年5月2日 00時17分

これまで、ねつ造に関連した文章(雑誌掲載のみ)の一覧です。
頁数があるものは、私が何らかの形で収集済みのものです。
ないものは、もちろん未収集です。
ある程度網羅しているはずですが、もれている可能性もあります。
その場合は補足をよろしくお願いします。
なお、もれているもので可能性が高いものは、女性週刊誌で、
たしか昨年11月下旬に2冊程度あったような記憶があります。
あと『考古学研究』も抜けています(^^;)

《週刊誌》

「ワイド特集 (続)変な噂悪い噂 8 「50万年前遺跡」なんてホントに信用できるか」
『週刊新潮』2000年3月9日号,53-54頁

「「毎日」スクープ「石器を埋める」現場写真撮影の仕掛け」
『週刊新潮』2000年11月16日号,144-145頁

中山千夏
「旧石器発掘捏造事件の影に宝探し少年たちの事情がある」
『週刊金曜日』2000年11月17日号,43頁

後田竜衛
「「石器」を埋めた本当の動機 場を盛り上げる癖あり」
『AERA』2000年11月20日号,18-20頁

福島義雄
「文献にない世界描く魅力 考古学ブームに潜む落とし穴」
『AERA』2000年11月20日号,21頁

一色 清
「編集長敬白」
『AERA』2000年11月20日号,92頁

「あの「石器発掘ウソ男」妻が涙の訴え!」
『週刊アサヒ芸能』2000年11月23日号,214-216頁

関根真司
「墓穴を掘った人」
『週刊朝日』2000年11月24日号,13-15頁

高橋伸児
「60万年前の最古の石器」も×!? まだまだあるぞの声 「神の手」藤村新一氏手製のフェイク遺跡」
『週刊朝日』2000年11月24日号,34-36頁

「「古代史ねつ造」の裏はカネ、カネ、カネ」
『週刊ポスト』2000年11月24日号,215-217頁

「「旧石器発掘」捏造事件の真相 「汚れた神の手」藤村新一氏が訴えた"捏造ストレス"」
『週刊現代』2000年11月25日号,46-49頁

「古代史ねつ造 「神の手」が書きかえたその瞬間」
『サンデー毎日』2000年11月26日号,11-13頁

平野幸治・滝沢泰子
「古代史ねつ造事件 「神の手」はなぜ暴走したのか」
『サンデー毎日』2000年11月26日号,22-23頁

「「特ダネ」ワイド 「新しいドラマの始まり」3 捏造「神の手」藤村新一氏の妻が語った「糖尿、ストレス、入院」」
『週刊宝石』2000年11月30日号,34-35頁

「ワイド特集 人生ボロボロの代償 7 石器捏造「藤村新一」が逃げ込んだ先」
『週刊新潮』2000年12月7日号,54-55頁

瀬戸口 烈司
「英・ピルトダウン人“発見”と旧石器の発掘捏造」
『週刊金曜日』2000年12月8日号

立花 隆
「私の読書日記 旧石器捏造事件 カエル 債務」
『週刊文春』2000年12月14日号,168-169頁

「年末先取りワイド 事件の家族たちは今… 石器発掘捏造「神の手」は「炭焼きでもするか」」
『週刊文春』2000年12月14日号,188頁

「石器発掘捏造、その大きな代償――"神の手"藤村新一氏は座禅修行で寺を転々、そして入院の悲惨」
『週刊宝石』2001年1月25日号,196-197頁

塙 藤徳
「論争 「学問的事実」の報道と学者・政府・マスコミの責任 」
『週刊金曜日』第355号(2001年3月16日号)

高山文彦 評
「文春図書館 考古学の未来に一石を投じるジャーナリスティックな一冊! 立花隆編著『立花隆、「旧石器発掘ねつ造」事件を追う』」
『週刊文春』2001年4月12日号,161頁

「GWワイド 人生「修羅」のあと 17 旧石器ねつ造のゴッドハンド「藤村新一」廃人説」
『週刊新潮』2001年5月3・10日合併号,179-180頁

竹岡俊樹(聞き手 岩田一平)
「日本の前・中期旧石器遺跡は壊滅だ 「残るのは1割」」
『週刊朝日』2001年5月4・11日合併号,42-44頁


《月刊誌》

『現代』編集部
「藤村新一氏「石器発掘捏造事件」を考える」
『現代』2001年1月号,43-49頁,講談社

林 寛人
「高森原人「石器捏造報道」を嗤う」
『文藝春秋』2001年1月号,370-376頁,文藝春秋

小田静夫
「日本旧石器研究の封印された論争」
『世界』2001年1月号,27-30頁,岩波書店

芹沢長介
「波乱の考古学界を憂える」
『中央公論』2001年1月号,152-157頁,中央公論新社

原田 実
「あまりに罪深い"神の汚れた手"―石器捏造事件の構図と波紋」
『正論』2001年2月号,310-319頁,産経新聞社

足立倫行
「発掘捏造事件 埋没する町おこしの夢」
『世界』2001年5月号,238-248頁,岩波書店

原田 実
「考古学界よ、諌死に報いよ」
『正論』2001年6月号,産経新聞社


《学術系雑誌》

『季刊考古学』第74号,雄山閣出版
特集:前期旧石器文化の諸問題
口絵(カラー)中国の前期旧石器文化
       九州の中期旧石器文化
藤本 強「旧世界の前期旧石器文化をめぐって」,14-19頁
前期旧石器時代の様相
 早田 勉「層位と年代」,20-25頁
 長友恒人「年代測定」,26-30頁
 杉山真二「植生と環境」,31-35頁
 河村善也「哺乳類」,36-40頁
各地の研究状況
 佐川正敏「中国」,41-44頁
 絹川一徳「朝鮮半島」,45-48頁
 小野 昭「ヨーロッパ―長編年と短編年―」,49-52頁
 梶原 洋「内陸および北アジア」,53-59頁
 橘 昌信「九州における中期旧石器時代の石器群」,60-64頁
旧石器捏造事件へのコメント
 斎藤 忠「旧石器捏造事件に関連して」,65頁
 馬場悠男「人類学から「旧石器遺跡捏造スキャンダル」を見る」,66-67頁
 織笠 昭「再び「石器で人を愛せるか」」,67-69頁
 山口 敏「1980年代の原点にかえれ」,69-70頁
 山中一郎「石器研究法の革新を」,70-71頁
 鈴木忠司「捏造問題への対応について」,71頁
 松藤和人「旧石器捏造事件に寄せて」,71-72頁
 甘粕 健「上高森事件について」,72-73頁
 大塚初重「前期旧石器捏造事件と私の立場」,73頁
林 謙作「所謂「捏造事件」をねぐって―型式学的考察」,74-79頁

『科学』2001年2月号(VOL.71 NO.2),岩波書店
検証 旧石器発掘ねつ造事件<第1回>
 矢島國雄「日本考古学協会の課題は何か―その1」,115-117頁
 渋谷孝雄「前・中期旧石器を検証する―地域研究団体は訴える」,118-120頁
 菊池強一「石器の産状は何を語るか―検証の一歩前進のために」,160-165頁
 鎌田俊昭「ねつ造を見抜けなかった責任と検証」,166-170頁

石部正志
「旧石器ねつ造問題をめぐって」(石器発掘ねつ造問題から考える1)
『歴史評論』2001年2月号,75-80頁,校倉書房

矢島國雄
「日本考古学協会の課題は何か―その2」
『科学』2001年3月号(VOL.71 NO.3),岩波書店,213-215頁

菅谷文則
「いわゆる石器捏造事件を祝融として考古学界の発展を」(古代学への提言 9)
『古代学研究』152,2001.03,表紙2-表紙3頁

黒尾和久
「「日本考古学の再生」にむけて」(石器発掘ねつ造問題から考える2)
『歴史評論』2001年4月号,92-98頁,校倉書房

田口泰正「旧石器時代遺跡捏造事件はなぜ起きた?」
『望星』2001年4月号,東海大学出版会

『季刊邪馬台国』72, 梓書院
緊急特集「旧石器捏造事件」
 編集部「旧石器捏造事件、旧石器捏造事件を追う」
 小田静夫「日本旧石器研究の封印された論争」
 竹岡俊樹「上高森遺跡否定論文が出るまで」
 竹岡俊樹「「前期旧石器」とはどのような石器群か」
 尾本恵一「国際的に開かれた考古学を」
 養老孟司「科学のつくウソ」
 原田 実「前期旧石器遺跡偽造事件」
 斎藤隆一「旧石器の警告」

宮瀧交二
「歴史系博物館の展示に多様な見解を」(石器発掘ねつ造問題から考える3)
『歴史評論』2001年5月号,90-95頁,校倉書房

佐藤宏之
「日本列島に前期・中期旧石器時代は存在するか」
『科学』2001年4+5月合併号,岩波書店


[175] Re: ねつ造関係文献(雑誌)一覧
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月2日 01時08分

素晴らしい!

知らなかったのがいくつかあります(アサヒ芸能も注意していたつもりだったんですが)

女性誌では、女性自身が1回、週刊女性が2回取り上げました

あと週刊プレイボーイとか

連休に入ったら、リストを整備しますね


[176] Re: 感想各種
投稿者名: MT
投稿日時: 2001年5月2日 01時46分

すみません、2点。

管理人さん(早傘さん)のご尽力に敬服。しろうとではないとして、どのようなくろうとなのかとしばし、感じ入りました。

難波さんが「考古学通信」に投稿なされた文章からその先へ飛んで見ました。さすがに大学院クラスの数学者になると、1+1=38くらいの高度な算数をする方がいるようで、他人の発言を500倍にパワーアップなされる。
1を1000倍になされる変人(病理学者)とどっこいどっこいの、とても面白いお話です。
ゆっくり拝読して見たいものです。
いっそ、難波=岡安=黒木=佐藤=MT説を提唱してみましょうか。

管理人さん、削除してみてもいいですよ。


[177] Re: 見事に混同してました
投稿者名: さとうけいすけ
投稿日時: 2001年5月2日 17時31分

> 週刊朝日と混同しているだけというのが素直なところか。

見事に混同してました。今慌てて追加しました。


[178] Re: 一斗内松葉山(河合信和氏の意見)
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月2日 22時26分

「河合信和の人類学」の NEWS のコーナーに河合氏の見解(4/30付)が記されています

http://www10.freeweb.ne.jp/diary/nobukazu/page/news.html

ちなみに

一斗内松葉山は
 1次:藤村氏が石器発見→2次:藤村氏抜きで隣りを掘るが石器出土せず

総進不動坂の場合
 1次:藤村氏が石器発見→2次:藤村氏抜きで隣りを掘るが石器出土せず
 →3次:藤村氏を呼んで調査したら石器発見→4次:藤村氏が捏造を自白


[179] 国会会議録に見る捏造問題
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月2日 22時39分

御存知の方も多いと思いますが、4月20日から国会会議録検索システム(http://kokkai.ndl.go.jp/)が一般公開されています。国民として(仕事の上でも)おおいに活用したいものです( javascript 必須なのが好みでないけれど)。

というわけで、「遺跡」や「石器」をキーワードに拾い出した、神の手事件に関連する質疑を情報局に載せたのです

「国会会議録に見る捏造問題」
http://homepage2.nifty.com/HAYAKASA/godhand/kokkai.htm

時間に余裕がある人は、実際に検索システムに行って、「沖縄 海底 遺跡」とか「登呂遺跡」とか「遺跡 道路」とか「文化財保護法」とかで検索すると、興味深い質疑が見つかります


[180] 小鹿坂遺跡の件
投稿者名: koyugun (ホームページ)
投稿日時: 2001年5月3日 08時25分

毎日新聞の5月3日web版で長尾根・小鹿坂遺跡の石器鑑定結果について触れられていますね。見解の要旨5点そのものは、特に目新しいものはありませんが、事実上ほぼ「黒」に大きく傾いたといって良いようですね。

記事の標題が「埼玉・小鹿坂遺跡、年代に疑問強まる」だったので、地層年代の件も含まれるのかと思いましたが ・・・


[181] Re: 小鹿坂遺跡の件
投稿者名: うささぎ
投稿日時: 2001年5月3日 09時26分

上記の記事のアドレスは次の通りhttp://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20010503k0000m040169000c.html


[182] Re: 国会会議録に見る捏造問題
投稿者名: 元企業技術者y
投稿日時: 2001年5月5日 07時12分

 早傘さん、様々な情報の紹介ありがとうございます。この「国会会議録に見る捏造問題」は、意外な情報でびっくりしました。まさか、捏造問題が国会会議録に収録されているとは思いませんでした。

 掲示板も一時の過熱状態から醒め、静かな状況が続いているようですが、過熱状態が異常で、現在の姿が平常なのでしょう。関係者がそれぞれの情報あるいは意見を交換する、それを私のような部外者が閲覧し、知的意欲の充足に役立てる、疑問点を尋ねる、そんな状態が普通なのでしょう。
 激しい応酬が無くなり、寂しく感じる人もいるでしょうが、私にとっては、落着いて閲覧できる感じです。激しい応酬は、こういう考えもあるのか、と感心させられる面がありましたが、その反面、こんな表現をして良いのかと、はらはらする場合もありました。
 ねつ造問題とその後の掲示板などの情報や議論は、部外者の私にとって大変興味深いものがあり、いろいろ勉強になりました。但し、考古学関係者にとっては迷惑な事態だったと思います。考古学が専門領域に分化していることも知らない部外者が、考古学または考古学者を全体として捉え、批判や遠慮のない意見を投げかけたり、周知自明のことを問いただしたことで迷惑に思ったり、不快に感じた考古学関係者が多かったことと思います。
にもかかわらず、掲示板に登場した考古学関係者と思われる方々は、部外者の私の幼稚な質問にも応答されたことを感謝しています。今後も、時折、幼稚な質問をするかもしれませんが、その時はまた、教えて下さい。


[183] Re:一斗内松葉山から「石器2点発見」
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月6日 20時58分

朝日新聞web版より

「ねつ造」地層とほぼ同じ場所から石器2点発見 福島
http://www.asahi.com/culture/update/0506/001.html

記事要旨
1 一斗内松葉山で石器2点が見つかったと、安達町町教育委員会が6日発表。
2 埋め戻しのため1・2日に改めて調べたところ、1×2cm、3×5cmのだ円形の石器を発見
3 出土層は藤村氏らが石器を発見した地層とほぼ同じ
4 7日、専門家による調査指導委員会を緊急に開いて検証する。

面白くなってきましたねぇ〜   

なお、この記事の情報は2ちゃんで仕入れました
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=history&key=989149166


[184] Re:re:一斗内松葉山から「石器2点発見」
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月6日 21時14分

> 朝日新聞web版より
> 「ねつ造」地層とほぼ同じ場所から石器2点発見 福島
> http://www.asahi.com/culture/update/0506/001.html
上の記事は20:26付けで掲載されています

共同通信ニュース速報の方が早く、18:54付けでniftyのニュースクリッピングサービスに配信していました

内容も共同の方が詳しい

要点
1 記録のために測量をしていたところ、のり面の比較的浅い所から一日と二日に一点ずつ石器が発見された。
2 一日に見つかった石器は1cm×2cmの黒色で、二日に見つかった石器は3cm×5cmの赤っぽい色


[185] Re: 面白いですか?
投稿者名: 岡安光彦
投稿日時: 2001年5月6日 22時57分

管理人>面白くなってきましたねぇ〜

という言葉の意味をご説明ください。
貴方は、そういう野次馬根性で管理をされているわけ。   


[186] Re: 面白いですか?
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年5月7日 00時43分

> 管理人>面白くなってきましたねぇ〜

引用されているのは「早傘」の発言ですが。

> 貴方は、そういう野次馬根性で管理をされているわけ。

「早傘」の発言と、管理人の管理方針をごっちゃにするようでは、話になりません。
もしや酔っての発言かも知れませんが、その場合は、そんなのは言い訳にならないと予め言っておきます

管理人の目指すところは、これまでの「管理人」の発言や掲示板の名称等に示してきたとおりです


[187] 質問―教えてください
投稿者名: ash
投稿日時: 2001年5月7日 02時32分

ashです。

岡村道雄・松藤和人・木村英明・辻誠一郎・馬場悠男,1998『旧石器時代の考古学』(シンポジウム日本の考古学1),学生社
という書籍がありますが、
この書籍に収録されているシンポジウムの名称等を教えてください。
はしがきによれば、1994年11月26、27日に開かれたものだそうです。

よろしくお願いします。


[188] Re: Re:一斗内松葉山から「石器2点発見」
投稿者名: ランプアイ
投稿日時: 2001年5月7日 07時08分

> 朝日新聞web版より
> 「ねつ造」地層とほぼ同じ場所から石器2点発見 福島
> http://www.asahi.com/culture/update/0506/001.html

「「ねつ造」地層」とはどういう意味合いを込めたものなのでしょうか。
この記事を書いた朝日の記者は「すべてねつ造だった」との予断があるのでしょうか。
まぁそういう予断があるにせよ、いずれにしろ誤解を与えるというか、表現に問題がある書き方ですね。


[189] 面白くないですか?
投稿者名: ランプアイ
投稿日時: 2001年5月7日 07時10分

> 管理人>面白くなってきましたねぇ〜
>
> という言葉の意味をご説明ください。
> 貴方は、そういう野次馬根性で管理をされているわけ。

ハハハ、岡安氏は「面白くない」というわけですね。


[190] Re: 面白くないですか?
投稿者名: 管理人 (ホームページ)
投稿日時: 2001年5月7日 12時17分

ランプアイ様
メールアドレスから見て、青森・論争部屋をとおして発言を続けてきた方と同一人物と推定されます。

もし、そうであれば、できれば同じハンドルをお使いください。ハンドルを変更される場合はその旨一筆お書きください。

無用な論議を起こさぬようよろしくご協力御願いします

管理人


[191] Re: 学生社は知らないでしょうか?
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年5月7日 12時27分

本のはしがきに、何と言うシンポジウムか書いてないというのは、変な気がしますね。
出版社の学生社 http://www.gakusei.co.jp/ は、知っているのではないでしょうか?

あちこち、掲示板を覗いて混乱しているのですが、私は科博か歴博(どっちかというと科博)主催のシンポジウムじゃないかと思っているのですが、自信はありません。


[192] 失礼しました。
投稿者名: ランプアイ
投稿日時: 2001年5月7日 13時48分

No.189で無意味な投稿をしてしまいました。
すぐに削除しようとしたのですが、注意書きを読みもらし、
制限がかかっていることが分かりませんでした。
この書き込みについては勿論削除していただいても結構です。
軽率な行動で不快な思いをさせてしまった皆さんにお詫びいたします。
なおメールアドレスですがNo.188,189のものは共有アドレスですので
お使いの際はここで書き込んだものをお使いください。


[193] Re: 失礼しました。
投稿者名: ランプアイ
投稿日時: 2001年5月7日 14時24分

管理人氏のご指摘どおり、以前大学生として投稿していた者です。
別の掲示板(こちらとは無関係)で使用している投稿者名が反映されてしまいました。
以後投稿の際はこれまでの投稿者名を使用するように致します。


[194] Re: 上高森遺跡は?
投稿者名: bambi
投稿日時: 2001年5月7日 16時47分

上高森遺跡は、資金不足で、再発掘の目処が立っていないのでしたか?

>「1カ所掘れば約800万円かかる。… (宮城県教委談)

http://www.asahi.com/paper/special/sekki/001210a.html

藤村事件の検証には、相当な時間と、お金がかかりそうです。


[195] 関連書籍新刊
投稿者名: 大学生
投稿日時: 2001年5月7日 20時33分

関連書籍(六一書房発行の目録より)

宮城考古 第3号 特集:旧石器発掘捏造問題について 宮城県考古学会 2001 2500円

旧石器捏造事件の真相を語る science of humanity34 竹岡俊樹・小田静夫編 勉誠出版 2001 5月中旬配本 1600円

検証・日本の前期旧石器 2001年1月21日東京で開催されたシンポジウム内容等 春成秀爾編 学生社 5月25日配本 予価2000円


[196] Re:出土状況「極めて不自然」
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月7日 21時30分

出土状況「極めて不自然」=石器ねつ造問題で調査委−一斗内松葉山遺跡
[時事通信社2001年5月7日18:53]
http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/010507/dom/18534300_jijdomx569.html

上記記事によると、本日開かれた調査委員会の緊急会合で2点について検証した結果、出土状況や付着した土などに不自然な点が残ることから、「人為的に手が加えられた可能性は否定できない」との判断が示されたとのことです

共同通信ニュース速報[2001-05-07-19:38]によると、
 1 1日午後4時すぎにと2日の午前9時すぎに石器が出土
 2 出土位置は藤村氏らが石器を発見した場所から30〜50cm離れた浅い場所
 3 1点目は作業員が掘り出したが、2点目は土中にとどめ、今日の検証に備えた
 4 調査指導委の所見では
  2点目の石器は
   (1)先端部以外は土に密着していない
   (2)石と土の接地面が石器の形に固まっていない
   (3)色の異なる土が付いている、といった不自然さが指摘され、
  1点目の石器が埋まっていた場所の土も周囲より軟らかい
 5 以上の点から調査指導委員会は「古い地層から出土したと考えるには極めて不自然。人為的に石器を埋め込んだ可能性は残る」と発表
 6 今後発足する日本考古学協会の特別調査委員会が、石に付着した土などを科学的に分析
 7 安達町は補助調査を行い、9日午後に現地説明会を開く

NHKニュース速報[2001-05-07-18:35]も以上とほぼ同様だが、調査委員会が形態などから石器だと確認したことに触れている。

20:01付けでwebに掲載された http://www.nhk.or.jp/news/2001/05/07/grri840000003t35.html も同内容か。

朝日と毎日はどう報ずるか? しばし待とう


[197] Re: 「極めて不自然」(3大新聞社の報道)
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月7日 22時37分

読売もあがりました

読売新聞ニュース速報: ねつ造疑問視遺跡で「不自然」な新たな石器2点 (21:37)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20010507ic30.htm

委員会は、前副理事長が発見したとされる石器との関係については「現時点では判断できない」としているそうです

毎日もあがった
<旧石器ねつ造>「極めて不自然」 松葉山遺跡で発見の2石器 (21:34 *web掲載は22:00)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010507/dom/22000000_maidomm123.html

“委員の1人は「誰かが置いたということになるのだろう」と指摘”

朝日もあがった
石器2点は最近埋めた? 「ねつ造」再調査の福島の遺跡 (22:07)
http://www.asahi.com/culture/update/0507/005.html

委員である札幌学院大学人文学部の鶴丸俊明助教授は「石器には洗ったと見られる泥水の皮膜が残っているなど不自然な点が多い。(藤村氏が)調査した際、取り残したものと考えられる」と述べたそうです


[198] Re:毎日へのリンクを訂正
投稿者名: 早傘
投稿日時: 2001年5月7日 23時03分

毎日へのリンクが不適切でした。下記のページが写真も見られて(いまひとつよくわからないが)よろしいかと思います

http://www.mainichi.co.jp/news/journal/photojournal/today/08-01.html

先ほど書き漏らしましたが、再調査期間中はビデオ撮影など管理を強化しており「この間に置かれたとは考えられない」と言っているというのも、重要な情報ですね


[199] Re: Re:毎日へのリンクを訂正
投稿者名: トンビ
投稿日時: 2001年5月8日 11時42分

毎日の記事に書かれていたように、

「(3)現地にはない土が付いていた――ことが判明」

ということが事実であるならば、「不自然」どころではなく、明々白々に、
捏造であることの決定的証拠ですね。これこそ、皆が待ち望んでいた、2遺跡以外の捏造の決定的証拠ではないのでしょうか?

2遺跡以外の捏造を頑なに否定していたにもかかわらず、
このような証拠がつかめたことで、藤村遺跡の学問的価値の全否定(全てが捏造であるという証拠はないにしても)が可能です。

前向きの成果ではないものの、これ以上、不毛な論争を続けずにすむ、という意味で、十分に建設的です。
読売報道では、委員会は「「何者かが埋めた可能性もある」とした」とのことですが、なにゆえ、このように、決定的証拠が出たのに、可能性もある、などという表現をするのか、私には理解不能です。

朝日では、札幌学院大学人文学部の鶴丸俊明助教授が、「(藤村氏が)調査した際、取り残したものと考えられる」と述べていて、毎日でも「委員の1人は「誰かが置いたということになるのだろう」と指摘」と書かれています。

委員会の中では、いまだに、両論あるのでしょうか?それでこのような、玉虫色の発言になっているのかなあ。


[200] Re: 学生社は知らないでしょうか?
投稿者名: 杜の住人
投稿日時: 2001年5月9日 01時01分

これは公開のシンポジウムではなく、この本を作成っするために学生社が行った非公開のシンポジウムです。学生社の一部屋に参加者を集めて討論し、その結果を本にまとめたという状況です。1970年代の後半にも同様のシリーズがあり、今回はいわばそのリニューアルといえるでしょう。


総目次  

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