
平壌で電話をかけようとすると、大抵はホテルの部屋からかけるのがいちばん楽です。特に日本にかけるようなときにはホテルの部屋か、ホテルのフロントなどにある電話ボックスでかけることになります。
高麗ホテルの場合には2階に電話申し込みの場所があって、そこで申し込んで、ボックスから電話をかけるのである。そして料金を通話後に支払うことになっています。この形は旧ソ連などもそうでした。
普通江ホテルでも入口を入って直ぐの左側に電話があり、そこにいる職員に電話をかけたい旨告げて、電話をかけます。
平壌では海外への電話は公衆電話からはかけられないのではないかと思われます。写真は旧朝鮮民航チケット発券オフィスの前にあった公衆電話です。電話機そのものを近くで見ることが出来なかったのが残念でしたが、コインを持たない外国人は電話をかけることはできません。
個人の家の電話は少なく、番号は頻繁に変わるようです。通常は職場に電話をかけるようで番号を聞くと職場の番号を教えられることが殆どです。