HOME>ピョンヤンを歩く>高麗ホテル(1)
高麗ホテル(1)
 高麗ホテルと言うのは平壌の中心、中区域東興洞蒼光通に位置する大きなホテルで、外国からの賓客の多くはここに泊まることになっています。45階にもなる高さを誇り、平壌市内のいたるところから見えるのでランドマークの役割も果たしています。

 一番上は回転レストランになっていて、平壌市内を一望しながら軽い飲み物を楽しむことができます。このホテルは平壌駅のすぐ近くなので、駅やその周辺から主体思想塔などの巨大建造物を見ることができます。高麗ホテルはいわゆる巨大建造物ではありませんが、大きいと言う店では一緒でしょう。

 中央入口から入ると、右にフロントがあります。フロントには各階の部屋の宿泊料金が電光掲示板のようなもので表示されています。フロントを過ぎて更に進むと外貨ショップがあります。お菓子や飲み物のほかにCDやビデオのようなものも売られています。

 左に入るとまもなく伝統的な朝鮮式の食堂などがあります。食堂の上3階には朝食を食べるレストランがあります。正面左の奥にある食堂はそこそこの味で、冷麺をはじめとしていくつかの料理を楽しむことができます。ホテル内にはそのほかにはレストランはないものの、正面を入って左に喫茶があります。コーヒーや紅茶のようなもの、健康茶、その他に簡単な食事もできたと思います。

正面フロント横のエスカレーターで上がると、ちょうどフロントの上あたりに書店があります。ここはカセットテープや文具なども少し置いています。書店を過ぎて奥に行くと1階売店の上あたりには、写真コーナーやFAX受付があります。高麗ホテルではアメリカのホテルにたまにあるように、受けとったFAXも料金がかかるので要注意です。

 正面地下にはプールなどの娯楽施設があるようですが、一度も足を踏み入れていないので詳しくは分かりません。パンフレットには写真つきで載っているようです。

<-玄関ホールから左側を見たところ