高麗ホテルと並んで高級ホテルといえるのがこの普通江ホテルです。平壌の市内を流れる普通江のほとりにあるこのホテルはそれほど大きくないものの実は高麗ホテルよりも魅力がある。
このホテルのロビーには高麗ホテルよりずっと大きい書店があり、さらには日本と変わらないぐらいのレベルのケーキが食べられる喫茶コーナーがある。洋風のけーきというものは平壌の外のところではなかなか食べられないのだ。
更に嬉しいのはレストランに日本の定食のようなものが数多くあって、冷麺や朝鮮料理に飽きた人にはお薦めです。うっかりするとここはいったいどこだろうと思うようなテーブルになることも。
このホテルのすぐ近くの普通江は平壌市民の憩いの場所で、休日ともなると広い場所ではボートを楽しむ人や、季節がいいと川のほとりでのんびり過ごす市民の姿が見られます。この川のほとりは遊歩道になっていて、ずっと散策することが可能です。つまりこのホテルに泊まるとこの散策が朝などにできるのです。古より柳京と言う別名を持つ平壌は柳絮が舞うことでも有名で春には北京にも負けないほどの柳絮が舞います。この川のほとりにも柳が多く植えられています。
宿泊したことがないので詳しくは分からないのですがこのホテルの前には大きなパラボラアンテナが複数置かれ、一説にはBSやCNNが見られるらしいとのことです。
写真は普通江ホテル前のアンテナ群です。よく見えませんが複数あります。