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高麗ホテル(2)
 高麗ホテルは2つの棟からなっていて、途中の階から隣の棟に移動することはできません。ちなみに回転レストランがあるのは片方(向かって左?)だけなので、回転レストランのないほうの上野階に泊まってしまうとレストランに行くためにはいったん下まで降りて、それからまた上にあがらねばなりません。回転レストランまであがるエレベーターはすべてではないのでそれも注意が必要です。

 このホテルはまた、国際的なイベントに使用することが多く、特に2階の正面には円形の宴会場があります。外国からの要人が平壌を訪れたときに記者団が泊まるのはたいていこのホテルのようです。この高麗ホテルのほかに市内にはいくつかホテルがあります。大同江の中洲である羊角島に位置する羊角ホテル、普通江のほとりに位置する普通江ホテルなどが有名です。

 電話は部屋からダイヤル直通で海外に電話をかけることができます。日本へも簡単にかかりますが電話代は結構高いのでうっかり長電話をすると大変なことになるのはお分かりかと思います。

 平壌駅が近いので朝の散歩にはもってこいでしょう。ホテルを出て、右に行くとすぐが平壌駅です。さらにホテルの裏手あたりには地下鉄の駅もあります。残念ながらコインを使うため、外国人はそのままでは地下鉄に乗ることはできません。