|
1961年広島県尾道市生、家庭の事情から青山学院大学英米文学科中退。10歳の時姉から贈られた一冊の写真集でイタリアに魅せられ、その写真家と文通を始める。「イタリアにてウェイトレス募集」の広告に応じて85年渡伊。ミラノの日本料理店で働いてた時に給仕人のアントニオ・シネージと出会って結婚、大家族(両親+5人姉妹)に嫁入り。現在は夫の経営するレストランを手伝いつつ、エッセイを書き綴る。「ミラノ朝のバールで」は初のエッセイ集。 |
●「ミラノ 朝のバールで Milano...al var del mattino」● ★★☆ |
|
2008/03/08
|
これは、ホント楽しい、イタリア暮らしエッセイ。 本書の何が楽しいって、読んでいるとまるで自分もまたイタリアで暮らしているような気分、それも楽しんで暮らしているという気分になるからです。 そんな峠を乗り越えた後の思い切りがあるからこそ、こうしてイタリアという国、イタリア人の良さを受け入れ、楽しむことができているのでしょう。 |