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波の見方
サーフィンで、「自然との一体感」を楽しむためには先ず波について知ることから始まります。


波のできかた

沖からのうねりは、岸に向かって進んでくると海底が浅くなるにつれ、どんどんと盛り上がり、やがては盛り上がった表(海)面上の海水とその下の海水のスピード差により、やがて波頭から前のめりに崩れる現象を起こします。

サーフィンはこの波が最大限の大きさ(ピーク)をむかえ、崩れる(ブレイク)までの波のエネルギーを利用させてもらうのです。

波は、気圧・潮位の差や風によりうねりが発生し、進む方向によっては風の影響を受け、また海底の地形の違いからも、どんどんと姿を変え、岸に向かったうねりは、海岸近くで自らのエネルギーによって崩れ落ちて海岸にたどり着くのです。

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波の種類

くずれる波の形にも種類ができます。

海底の隆起物(岩やさんご礁)により急激な起伏によって崩れる波は、波頭が前に飛び出して、海面と飛び出した波頭の間に空間(チューブ、パイプと呼ばれる)を作り出します。
海底の起伏が少なく緩やかな海底(砂地)上で崩れる波は波頭は飛び出すことなく上部から順に崩れていきます。

ただし、海には月の引力によって干潮・満潮という潮の満ち引きがあるために崩れる場所が岸側だったり沖側になったりします。

一般的には波はくずれる前のうねりを 高さと速度、方向を数値的には計っていますが、同一の波は基本的に考えられません。ですから、波には1本づつ違う顔をもっているのです。

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