1996 Rd.11th German GP Qualifying Practice

Last Updated: Jul.28 1996


GO GRID TABLE    GO BACK TO BEFORE PAGE    GO BACK TO HOME PAGE

○D.ヒル今期7度目のポール・ポジション

 1996年F1第11戦ドイツ・グランプリの予選が7月27日(土)、ホッケンハイム・サーキットで行われ、D.ヒルが今期7度目のポールポジションを獲得した。2位はG.ベルガー、3位地元M.シューマッハ、4位M.ハッキネン、5位J.アレジ、6位J.ヴィルヌーブ
 ここ3レースほとんど走っていないフェラーリがシューマッハの地元でまともにレースができるのかがまず気になるところであるが、フェラーリはマシンにかなり手を加えてきてるという。それが吉と出るか凶と出るか。予選では3位とまずまず。あとは信頼性がどうなんでしょう?
 ベルガーの2位は今期最高のポジション。前回イギリスでも2位とようやく調子に乗ってきたか?高速サーキットが好きなベルガーなだけにこれは楽しみである。
 前回イギリスで久々の表彰台のハッキネンも前回と同じ4番グリッド。また粘り強い走りを見せて欲しい。
 逆に前回優勝のヴィルヌーブは6位とチョット苦しいポジション。しかし、昨年までインディーに参戦していたとは思えないほどスタートがいいヴィルヌーブだけにジャンプアップも有り得る。
 さてヒル。ポールポジションは取るんだけど、レースでは?。うまくスタートできればそのままぶっちぎれるだろうけど、失敗したら・・・。失敗しても勝てる強さが見たいんだけどな・・・
にという事もあって、D.ヒルがポールを獲得。2位にもヴィルヌーブが入りやっぱりウィリアムズの優位はここでも揺るぎ無い。
 ここ2戦、マシンがボロボロのフェラーリのシューマッハは3位。アーバインの順位から精一杯やった結果であろう。このレースはトラブル無く完走して欲しい。それでないとレースが面白くならない。
 前レースで復調の兆しを見せたハッキネンは、今回も好調を維持。予選4位は今シーズンの最高位。前半戦でマクラーレンを凌ぐ活躍を見せたジョーダン/バリチェロも6位と好位置。これにアレジも加わってウィリアムズに対抗できたらどんなに面白いレースになることか。しかしウィリアムズに対抗するのは至難の技か。
 またシルバーストーンが好きと言っていた片山右京も12位と今期最高位。12位が最高位と言うのはチョット寂しいけど、レースでは大いに暴れて欲しい。そのためにもマシンが壊れないでくれればいいんだけど・・・。
 今回のTV放送は28日23:45からの予定。今オリンピックの真っ最中。特に明日はニッポン期待の女子マラソンの生中継がゴールデンタイムに放映されるとのことで、きっと日本中が注目するんだろうけど、F1にももっと注目して欲しい!(しかし、マラソンも気になるなあ・・・)




1996 Rd.11th German GP Starting Grid

1(5)D.ヒル(Williams)1'43"912
2(4) G.ベルガー(Benetton)1'44"299
3(1)M.シューマッハ(Ferrari)1'44"477
4(7)M.ハッキネン(McLaren)1'44"644
5(3)J.アレジ(Benetton)1'44"670
6(6)J.ヴィルヌーブ(Williams)1'44"842
7(8)D.クルサード(McLaren)1'44"951
8(2)E.アーバイン(Ferrari)1'45"389
9(11)R.バリチェロ(Jordan)1'45"452
10(12)M.ブランドル(Jordan)1'45"876
11(10)P.ディニース(Ligier)1'46"575
12(9)O.パニス(Ligier)1'46"746
13(15)H-H.フレンツェン(Sauber)1'46"899
14(14)J.ハーバート(Sauber)1'47"711
15(19)M.サロ(Tyrrell)1'48"139
16(18)片山 右京(Tyrrell)1'48"381
17(17)J.フェルスタッペン(Arrows)1'48"512
18(20)P.ラミー(Minardi)1'49"461
19(16)R.ロゼット(Arrows)1'49"551



GO BACK TO BEFORE PAGE     GO TOP     GO BACK TO HOME PAGE