1999 Round 12 Belgian GP
Qualifying Practice

Last Updated: 99/08/29

BEFORE RACE     GO BACK TO BEFORE PAGE     GO BACK TO HOME PAGE     NEXT RACE

Position No. Driver Team Engine Time
1 1 M.ハッキネン マクラーレン メルセデス 1'50.329
2 2 D.クルサード マクラーレン メルセデス 1'50.484
3 8 H−H.フレンツェン ジョーダン 無限ホンダ 1'51.332
4 7 D.ヒル ジョーダン 無限ホンダ 1'51.372
5 6 R.シューマッハ ウィリアムズ スーパーテック 1'51.414
6 4 E.アーバイン フェラーリ フェラーリ 1'51.895
7 16 R.バリチェロ スチュワート フォード 1'51.974
8 5 A.ザナルディ ウィリアムズ スーパーテック 1'52.014
9 3 M.サロ フェラーリ フェラーリ 1'52.124
10 17 J.ハーバート スチュワート フォード 1'52.164
11 22 J.ヴィルヌーブ BAR スーパーテック 1'52.235
12 19 J.トゥルーリ プロスト プジョー 1'52.644
13 9 G.フィジケラ ベネトン プレイライフ 1'52.762
14 23 R.ゾンタ BAR スーパーテック 1'52.840
15 10 A.ウルツ ベネトン プレイライフ 1'52.847
16 11 J.アレジ ザウバー ペトロナス 1'52.921
17 18 O.パニス プロスト プジョー 1'53.148
18 12 P.ディニース ザウバー ペトロナス 1'53.778
19 15 高木虎之介 アローズ アローズ 1'54.099
20 20 R.バドエル ミナルディ フォード 1'54.197
21 21 M.ジェネ ミナルディ フォード 1'54.557
22 14 P.テ・ラ・ロサ アローズ アローズ 1'54.579


ハッキネン速し、今期10度目のポール獲得!!

 1999年F1第12戦ベルギーグランプリの予選が8月28日(土)、スパ・フランコルシャンで行われ、M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)が今期12戦中10戦目となるポールポジションを獲得した。マクラーレン勢の速さはダイナミックかつテクニカルなスパのサーキットで特に際立ち、2位クルサードと3位フレンツェンの差が1秒近く開いてしまっている。マクラーレンにしてみるとここは手堅く1,2フィニッシュを決めたいところ。

 チャンピオン争いでトップのE.アーバインは6番手と低迷。フェラーリはどうもセッティングが決まらず苦しい状況に陥ってしまった。サロも9番手。ただ、次戦地元イタリアでシューマッハが復帰しそうで、このレースは意地でも完走してポイントを取っておきたいところ。

 逆に好調なのがジョーダンの2人。来年ホンダが参戦することをにらんでか、ここに来て無限ホンダ・エンジンが急激に進化し、フレンツェンはストレートエンドの速度計測で330Km/hを超えるトップスピードをマーク。またヒルもここのサーキットが好きなのか、一時はフレンツェンを凌ぐラップタイムをマークし、最後は逆転されて4位となったものの、昨年は優勝しているだけに決勝でも期待大。

 来年ホンダ・エンジンを積むBARは、ヴィルヌーブ、ゾンタともにオールージュで大クラッシュ。2人ともケガは無かったようだが、マシンは完全に大破で、ケガがなかったほうが不思議なくらい。2人ともまったく同じような状況でコントロールを失っているので、マシンのセッティングに問題がありそうで、ヴィルヌーブに至っては今シーズン完走ゼロの中このレースも辛そう。ホンダの関係者も頭を抱えてしまいそうな状況だ。

 ここスパは天気が変りやすいのでも有名。昨年は雨の中、スタート直後にハッキネンがスピンを犯したり、シューマッハがクルサードに追突するなど、変りやすい天候によっては何が起こるか判らない。しかし、マクラーレン勢としては手堅く1、2フィニッシュと行きたいだろう。特にハッキネンはここでもしノー・ポイントで終わったら、次のモンツァではシューマッハも復帰しそうで、チャンピオン獲得が難しくなってしまう。さて、決勝はどうなるのか? 「神のみぞ知る」である。


BEFORE RACE     GO BACK TO BEFORE PAGE     GO BACK TO HOME PAGE     NEXT RACE


Designed by Kazuhisa Sato (^o^)/