1998 Round 16 Japanese GP
Qualifying Practice

Last Updated: 98/10/31

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PositionNo.DriverTeamEngineTyresTime
13M.シューマッハフェラーリフェラーリGY1'36"293
28M.ハッキネンマクラーレンメルセデスBS1'36"471
37D.クルサードマクラーレンメルセデスBS1'37"496
44E.アーバインフェラーリフェラーリGY1'38"197
52H−H.フレンツェンウィリアムズメカクロームGY1'38"272
61J.ヴィルヌーブウィリアムズメカクロームGY1'38"448
710R.シューマッハジョーダン無限ホンダGY1'38"461
89D.ヒルジョーダン無限ホンダGY1'38"603
96A.ウルツベネトンプレイライフBS1'38"959
105G.フィジケラベネトンプレイライフBS1'39"080
1115J.ハーバートザウバーペトロナスGY1'39"234
1214J.アレジザウバーペトロナスGY1'39"448
1311O.パニスプロストプジョーBS1'40"037
1412J.トゥルーリプロストプジョーBS1'40"111
1517M.サロアローズアローズBS1'40"387
1618R.バリチェロスチュワートフォードBS1'40"502
1721高木虎之介ティレルフォードGY1'40"619
1816P.ディニースアローズアローズBS1'40"687
1919J.フェルスタッペンスチュワートフォードBS1'40"943
2022中野信治ミナルディフォードBS1'41"315
2123E.トゥエロミナルディフォードBS1'42"358
  -----107%-----   1'43"033
20R.ロセットティレルフォードGY1'43"259



シューマッハ ポール獲得!ハッキネン2番手

 1998年F1第16戦日本グランプリの予選が10月31日(土)、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われ、M.シューマッハ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

 今回の日本GPは、今シーズンの最終戦であり、ここでチャンピオンが決るとあってかテレビで見ていても客が入ってるなーって印象を受けたが、ニュースによると12万人もの人が詰め掛けたそうで、かなりの盛り上がりを見せていた。

 そのチャンピオンを争うハッキネンVSシューマッハのポール争いは、先にコースインしたハッキネンが1回目のアタックで1分37秒前半のまずまずのタイムを出すが、シューマッハは1回目に1分36秒台をマーク。ハッキネンもその後36秒台に入れるがシューマッハには届かず、更にシューマッハはタイムを縮め、ハッキネンは最後のアタックに望みをたくすが、デグナーの出口でコースアウトを犯し、結局ポールはシューマッハが獲得した。まさにドライバーズ・サーキットと呼ばれる鈴鹿では、シューマッハの力がマクラーレン/ハッキネンを上回ったってことだろう。

 さて、明日の決勝はどういう展開になるのか? ハッキネンを応援する者として一番恐いのが、トラブルによるリタイア。今シーズン、マクラーレン・メルセデスのマシンのポテンシャルは圧倒的なのに、信頼性の問題でいくつかのレースを落としている。逆にフェラーリはシューマッハのハードなドライビングにも耐え抜く信頼性を身につけ、今回鈴鹿でもトラブルは考え難い。そう考えると、ハッキネンは無理をせず、2位キープの走りで良いのではないだろうか。本心ではシューマッハを負かしてチャンピオン!!って言いたいが、チャンピオンになれなかった場合のショックの方が大きい。チャンピオンになるって言うのは、そう簡単なことではないからねぇ。今年逃したらもうチャンスはないと思った方がいい。だから、ハッキネンはシューマッハとは争わず、ひたすらマイペースでマシンに負担をかけずに2位でチェッカーを受けることに集中したことが良いのではないか。「そんなの負け犬だ!」とも言われそうだが、チャンピオンを獲るとためには、これが一番の策だと思うんだけど・・・・。とにかく壊れないでくれ!マクラーレン・メルセデス!!


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