1998 Round 14 Italian GP
Qualifying Practice

Last Updated: 98/09/13

BEFORE RACE     GO BACK TO BEFORE PAGE     GO BACK TO HOME PAGE     NEXT RACE

PositionNo.DriverTeamEngineTyresTime
13M.シューマッハフェラーリフェラーリGY1:25.289
21J.ヴィルヌーブウィリアムズメカクロームGY1:25.561
38M.ハッキネンマクラーレンメルセデスBS1:25.679
47D.クルサードマクラーレンメルセデスBS1:25.987
54E.アーバインフェラーリフェラーリGY1:26.159
610R.シューマッハジョーダン無限ホンダGY1:26.309
76A.ウルツベネトンメカクロームBS1:26.567
814J.アレジザウバーペトロナスGY1:26.637
911O.パニスプロストプジョーBS1:26.681
1012J.トゥルーリプロストプジョーBS1:26.794
115G.フィジケラベネトンメカクロームBS1:26.817
122H−H.フレンツェンウィリアムズメカクロームGY1:26.836
1318R.バリチェロスチュワートフォードBS1:27.247
149D.ヒルジョーダン無限ホンダGY1:27.362
1515J.ハーバートザウバーペトロナスGY1:27.510
1617M.サロアローズアローズBS1:27.744
1719J.フェルスタッペンスチュワートフォードBS1:28.212
1820R.ロセットティレルフォードGY1:28.286
1921高木虎之介ティレルフォードGY1:28.346
2016P.ディニースアローズアローズBS1:28.387
2122中野信治ミナルディフォードBS1:29.101
2223E.トゥエロミナルディフォードBS1:29.417



難しいコンディションの中、シューマッハがポール獲得!

 1998年F1第14戦イタリアグランプリの予選が9月12日(土)、モンツァ・サーキットで行われ、M.シューマッハ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

  予選開始時の天候は雨上がりの晴れ。そのため、路面が半乾きでどのドライバーも始めには出たくないため、コックピットに納まって模様眺めのまま30分を経過。それまでサーキットは静まり返ったままという異様な予選となってしまった。そこでようやく高木、ヒルが動き出す。しかし、まだぬれてるところがあって思うように走れない。しかし、残り時間は刻々と無くなるため、その後続々とコースイン。フェラーリ、ウィリアムズなどはインターミディエート・タイヤで様子を見ながらのアタックとなる。ここで、シューマッハが1分28秒台でトップ。その後マクラーレン勢は最初からドライ・タイヤでアタックを開始。目まぐるしくトップが入れ替わるがしばらくはアレジが1分26秒台でトップに。しかし、シューマッハがドライに履き替え、1回のアタックにすべてを集中し1分25秒前半のタイムをたたき出す。その後マクラーレン勢もアタックに入るが25秒の後半に留まる。残り時間が1分を切ったところでヴィルヌーブがマクラーレン勢の前に出て2位。最後ハッキネンは2回連続アタックを試み、中間タイムではシューマッハを上回っていたが、最終セクションで遅れ、3位に終わってしまった。クルサードは4位。

 最後まで所々濡れた路面が残り、更に皆がそれを敬遠したため最後の最後まで目まぐるしくトップが入れ替わる難しい状況の中、難しければ難しいほどシューマッハの強さがはっきりと出た予選だった。ドライ・タイヤでの1回のアタックにすべてを賭け、最速を狙ったライン取りをしっかりキープしてのポール獲得。逆にマクラーレン勢は最後の詰めが甘かったのか、ヴィルヌーブにも先を越されてしまう。ただ、ここモンツァもポールは優勝できないジンクスがあるサーキット。前回スパも同じジンクスで大波乱があっただけに今回もどうなるかわかりません!

 スパと言えば、後からクルサードにぶつかっておきながら、「わざとにぶつけられた!」とマクラーレンのピットに怒鳴り込むと言う茶番劇を演じたシューマッハは、自分の否を認めてクルサードに謝罪した。また、最初の大アクシデントの原因を作ったかに見えたクルサードは、実は後ろからアーバインに追突されてスピンし、それが17〜18台を巻き込んだアクシデントの原因だったようだ。クルサードも散々だねぇ〜



BEFORE RACE     GO BACK TO BEFORE PAGE     GO BACK TO HOME PAGE     NEXT RACE


Designed by Kazuhisa Sato (^o^)/