1998 Round 7 Canadian GP
Qualifying Practice

Last Updated: 98/06/07

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PositionNo.DriverTeamEngineTyresTime
17D.クルサードマクラーレンメルセデスBS1'18"213
28M.ハッキネンマクラーレンメルセデスBS1'18"282
33M.シューマッハフェラーリフェラーリGY1'18"497
45G.フィジケラベネトンプレイライフBS1'18"826
510R.シューマッハジョーダン無限ホンダGY1'19"242
61J.ヴィルヌーブウィリアムズメカクロームGY1'19"588
72H−H.フレンツェンウィリアムズメカクロームGY1'19"614
84E.アーバインフェラーリフェラーリGY1'19"616
914J.アレジザウバーペトロナスGY1'19"693
109D.ヒルジョーダン無限ホンダGY1'19"717
116A.ウルツベネトンプレイライフBS1'19"765
1215J.ハーバートザウバーペトロナスGY1'19"845
1318R.バリチェロスチュワートフォードBS1'19"953
1412J.トゥルーリプロストプジョーBS1'20"188
1511O.パニスプロストプジョーBS1'20"303
1620高木虎之介ティレルフォードGY1'20"328
1717M.サロアローズアローズBS1'20"536
1822中野信治ミナルディフォードBS1'21"230
1916P.ディニースアローズアローズBS1'21"301
2019J.マグヌッセンスチュワートフォードBS1'21"629
2123E.トゥエロミナルディフォードBS1'21"822
2221R.ロセットティレルフォードGY1'21"824



クルサード、久々のポール奪取!

 1998年F1第7戦カナダグランプリの予選が6月6日(土)、ジル・ヴィルヌーブ・サーキット(モントリオール)で行われ、D.クルサード(マクラーレン・メルセデス)がポールポジションを獲得した。

 例年では、天気が良く気温が高い状態でのレースが多いのだが、今年は金曜日から曇り空で少し肌寒いくらいの気温。そのためなかなかタイヤが暖まらず、グリップを出すのにみんな苦労していたのだが、それでもやっぱり主役はマクラーレン勢。まずはクルサードがトップに立ち、続いてハッキネンがタイムアタックに出る。しかし、前にコースに出たばかりのM.シューマッハがいてそれに引っ掛かり、タイミングを外してしまって、タイムアタックしないままピットに戻ってしまう。そして全員のタイムが出そろい、クルサード、シューマッハ、フィジケラが順当にタイムを出してきている中、ようやくハッキネンがタイムアタック。最初のアタックでタイミングを逸した影響が心配されたが、気持ちを完全に切り替えて、ほぼ完璧な走りでクルサードを上回るタイムをマークする。しかし、残り時間30秒のところで、クルサードがハッキネンを逆転して久々にポールを獲得。これは今期3度目となる。

 これが3度目の地元のレースとなるヴィルヌーブはやっぱりここに来ても苦しい。最後のアタックで何とか6位に入ったものの、去年までの強さがまったく感じられない。とにかくウィリアムズのマシンはコーナーの立ち上がりでトラクションがかからず、リアがスライドしてしまってなかなかスピードに乗れないようだ。この現象は昨日スタートしたルマン24時間レースでウィリアムズとBMWが共同開発したマシンでも出ているし、昔のウィリアムズ・ホンダ時代にも出ていたし、その問題を解決してくれたニューウェイの脱退が尾を引いてなかなか浮上できないようだ。

 去年はパニスやラルフ等の事故が多かっただけに、今年は無事レースが終わってくれることをまず願いたい。しかし、天候が悪く降水確率が50%以上とのことで、レースは波乱が予想される。もしそうなると、いつもあごの長いドイツ人が強さを発揮するのだが、果たして結果は? 乞うご期待!!


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