編集後記#35
たこいきおし


■どうも。ものすごくお久しぶりです。およそ2年と4ヶ月のご無沙汰でした。糸納豆EXPRESS35号をお届けします(笑)。

■今回えらく前号からの間隔が長かったですが、手元の記録によると、前号から2ケ月後の2000年2月29日発行をかつて目指していたみたいです(笑)。
 まあ、流石にそれは無理がありすぎましたが(笑)、寄稿の原稿などは2000年6月頃の時点でけっこう集まってたんで、タイムリーなネタ中心だったんですが、すっかり古くなってしまいました。寄稿者の方々にはこの場を借りておわび申し上げます。

■そういえば、2年スキップしてしまっているうちに、創刊20周年になってました(笑)。つっても、しょっちゅう1年とか2年とかブランクが空いていて、通巻では35号にしかなってないので、大して自慢にはなりまませんけど(笑)。

■あと、報告が遅れましたが、2000年の第39回日本SF大会で糸納豆EXPRESSが第19回SFファンジン大賞エディトリアル・ワーク部門をいただきました。まあ、壇上に上がっている面々が代理も含めて半分近くTHATTA友の会メンバーで、「在庫一掃セール(笑)」との説もありましたが、その昔知る人ぞ知る「魔獣鶴亀伝」で狙って取り損ねて以来、いっぺんくらいはもらってみたかった賞なので、やっぱりうれしいです。
 ……なんていいながら2年4ケ月も間が空いてしまったのは、長年の念願がかなって気が抜けた、という側面が多少はあるのかも(笑)……いや、ただの怠慢ですね(笑)、すんません(笑)。

■そういえば、もうひとつ報告しておくと、なんと結婚なんてことをしました(笑)。世の中、何が起こるかわからないものです(笑)。

■では、掲載原稿についていささかコメントなど。

□「ぼくはこんなにも…」
 もう紙ベースでは何年遅れているか勘定するのが怖いので(笑)、流石に従来ペースでのWEB日記抄録はあきらめました(笑)。その代わりといっちゃあなんですが(笑)、今回は「わたしは如何にして心配するのをやめ、結婚をするようになったか」スペシャル(笑)、ということで、結婚の前後に起こったイベント的なことにまつわる部分の抜粋。

□「投函された1通の手紙」#12
 これは、2000年2月25日、前号が出て間もなく送られてきたものなので、今回の寄稿原稿の中でいちばん古いですね。ただまあ、懐かしものがネタなので、内容は意外に古くなってないのが救いか。三木くんごめんなさい。

□「The Counterattack of Alpha-Ralpha Express」#9
 これは2000年5月1日にメールで送られてきたもの。当時出たばかりの椎名林檎『勝訴ストリップ』をめぐる原稿ですが、発行が遅れているうちに椎名林檎は活動休止して、出産して、活動再開までしてしまいました。活動再開で多少はタイムリーかもしれないけど、室本、ごめん。

□「雲水日記Selection」#1
 インターネットで知り合ったよしもとさんに、実はこちらから依頼した原稿で、これは2000年6月5日にメールで送られてきたもの。これも、椎名林檎をめぐる原稿ですが……(以下同文)。わざわざ依頼しておきながらすっかり原稿を古びさせてしまって申し訳ありません。>よしもとさん

□「Technical Note」 #35
 流石に2年4ヶ月も空いているとさまざまな変化が(笑)。

□「The Counterattack of Alpha-Ralpha Express」Rapid#2
 これは2000年5月23日にメールで送られてきたもの。まあ、詳細はもう省くけど、室本、ごめん。

□「La Jollaからのボトルメール」#6(最終回)
 既に留学から帰って来てしまっているロケット屋、平岩からのメール。最近再送されてきましたが、これも元々は2001年4月12日にメールで送られてきたもの。お題の雪風は比較的タイムリーかもしれないけど……すまん、平岩。因みに、平岩の『グッドラック』はたこいがSFセミナーでの先行発売で買ったもので、著者サイン入りです。

■さて、次号は今回スケジュールの関係で掲載を見送った「お楽しみはこれからだッ!!」一挙掲載とか、そのあたりを考えてますが、どうなることやら。

■それでは、今年はSF大会は行かないと思うので、次はたぶん京フェスの頃にまたお目にかかりましょう(笑)。

(編集のBGM    Oranges & Lemons『空耳ケーキ』)


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