ぼくはこんなにも静岡の2000〜2001年を
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たこいきおし

 『糸納豆EXPRESS』誌上に発表され、よくわからないけどなぜか各方面から好評を得ているたこいの日記の電脳版。ネット上からは消失している分についてテーマ別(?)に再編集してみました。
 今回は「わたしは如何にして心配するのをやめ、結婚をするようになったか」スペシャル(笑)、ということで、プロポーズの前後に起こったイベント的なことにまつわる部分の抜粋。


2000年4月1日(土)

 新幹線で東京まで。新橋からゆりかもめに乗って東京ビッグサイトへ。

 ビッグサイトに行ってみると、催し物の案内板で出張目的の真面目な集まりの表示板の間に「コミックシティ」なんて文字が挟まっていたので思わず笑ってしまう(笑)。

 夕方、会社のちょっと変則的な同期3人で銀座のライオンで飲む。


4月2日(日)

 今日はひたすら一日中会場を歩き回ってとても足が疲れる(笑)。

 終わりの時間は某イベント(笑)と重なっていて、背広姿の人間と、カートに荷物を積んだ人たちが大量に駅に向かっている(笑)。ゆりかもめは満員っぽかったので、水上バスを使う。

 秋葉原で高橋まさんと光佐子さんと待ち合わせ。糸納豆BBSの常連さんのオフ会ということで(笑)。しかし、高橋まさんと光佐子さんが実は初対面だったというのはけっこう意外であった(笑)。二人とも東北大SFの飲み会によく出ているので、どこかでバッティングしていると思っていたのだけど(笑)。

 地下鉄で銀座まで出て、銀座7丁目のライオンの歌うビアホールで飲む。


9月30日(土)

 東北大SF研恒例芋煮会。早朝、静岡を出ても奥多摩のキャンプ場に着く頃には12時近く(笑)。ちょうど芋煮が煮えたあたりに滑り込む。今回の参加者は細川夫妻、れんさんと藤倉さん、五十嵐夫妻、小林夫妻、森さん、松永さん、恵ちゃん。芋煮を食べ始めたところで雨が降り始めてしまったので、河原を撤収してロッジ前の炊事場へ移動。

 しばらくして高橋まさんも登場。なんの迷いもなく芋煮をしている炊事場に来たのはさすがというべきか(笑)。

 夜はえんえんとロッジの中で飲んでいる。適当なところで毛布にくるまって就寝。


10月1日(日)

 朝はロッジで目を覚ます。さすがに二日酔いで体調はよくない(笑)。森さんと二人でロッジの中とか芋煮に使った調理器具とか片づけて、河原に出る。薪で火をおこして恒例の朝食ハムチーズトーストを作る。河原を撤収して森さんのクルマで八王子駅まで送ってもらう。

 それから秋葉原へ(笑)。アミュレットで2400cのHD増設にチャレンジ。増設の終わった2400cを引き取ってから秋葉原駅で光佐子さんと落ち合う。参加者2名だが、第2回糸納豆BBSオフ(笑)。

 秋葉原からてくてく歩いて神田を散策。光佐子さんの実家がもともとあったという再開発地区の更地を見学(?)してみたりする。あと、紅茶専門の喫茶店でちょっとお茶してから、御茶ノ水駅に向かう道すがらのビアホールでしばらく飲んで、解散。いや、SF研の飲み会とかでは聞いたことのなかった面白い話がいろいろあったんだけど、詳細は略(笑)。


11月27日(月)

 2時に新宿の紀伊国屋で東洋大SF研の田中香織さんと待合せ。インタビューを受ける。いや、なんでも、昔の大学のSF研のことをインタビューして回って、ファンジンを作るとか。今時そんな昔のことに興味を持つとは奇特というかなんというか(笑)。先方が資料として用意してきたのが、いかにも「翻訳の東北大」という感じのファンジンだったので、こちらからはファニッシュなもの(笑)をいろいろ持って行って、バランスを取ってみた。テーブルに積み上げたファンジンを肴に、思いついたことをぽつぽつ話す。2時間弱ほどテープを動かして、その後1時間ほどそのまま雑談して、新宿の紀伊国屋に戻ったところで解散。

 そのまま紀伊国屋で光佐子さんと待合せ。今世紀最後のムーンライダーズライブを聴きに行く。

 たくさんゲストが来るという話だったのだが、しょっぱなから知らないバンドが続く(笑)。1時間半くらいしてから(笑)、ようやく高野寛登場。いかにもテクノな曲を3曲ほど演奏。その後がビートニクス。そういえば、生の高橋幸宏見るのって、これが初めてか。2曲目くらいに「次はYMOのコピー行きます。たぶん、いちばんビートニクスらしくない曲ですが……」といって始まった「君に胸キュン」(笑)には場内爆笑(笑)。

 ビートニクスの後、10分ほど休憩。いよいよ真打ち登場か、と思わせておいて登場したのがポカスカジャンというコミックバンド(笑)。いや、これは、音楽形態模写(笑)の一発芸がウリらしいんだけど、えらく面白くて、場内大爆笑(笑)。

 で、ひとしきり盛り上がったところで、やっとムーンライダーズのご登場(笑)。選曲はまあ、比較的初心者でも楽しめそうなメジャーな(ムーンライダーズの中では(笑))曲ばかりで、20世紀集大成、って感じでしょうか(笑)。初心者の光佐子さんも「ほとんど知っている曲だった」ということで、その点は一安心(笑)。

 とはいえ都合4時間のライブというのは年寄りの体にはけっこうこたえたかも(笑)。その後は、新宿のライオンの2階のアイリッシュパブでちょっと休憩して、解散。


12月17日(日)

 夕方から静岡のブティックグループのクリスマスパーティー。なんとビンゴ大会で大当たり(笑)。いや、ビンゴで当たったという経験は今までなかったのだが、いきなり1番に当たってしまう。くじ引きのパネルでJURGEN LEHLというブランドの女性もののスーツが当たってしまう(笑)。

 そのまま2次会にも行くが、2次会でもくじ引きで3等くらいの当たりを引いて、あちこちのブランドのフェア時の景品と思われるポーチとレターセットとランチョンマット&コースターセットなどもらってしまう。

 終電の時間を過ぎてしまったので、タクシーで焼津まで。職場の前で下ろしてもらって、自転車で部屋に戻る。


2001年1月13日(土)

 36歳になってしまう(笑)。

 昼食は久しぶりに喜多方ラーメン屋へ。開店時間ちょうどに行ったら、どうも本日初めての客だったらしい(笑)。新メニューで冬期限定の味噌ラーメンというのがあったので、試しに頼んでみると、食べている最中に店長らしき人が「お味はいかがですか?」などと聞きに来る(笑)。メニューを見直してみたら、「1/13から」とある。どうも、新メニューの味噌ラーメンを頼んだ初めてのお客さんというのをしてしまったらしい(笑)。

 それから、静岡の街へ。カールヘルムに新年のあいさつに行ってみると、古顔の店員さんの方は他のショップのセールの応援に狩り出されて不在。適当に店内を見て回って、シンプルなチェックのパッチワークシャツを1枚買う。「まあ、きょうは誕生日なので、自分へのプレゼントのつもりで……」とかいったら、Tシャツを1枚おまけにもらえる(笑)。ついでにピンクハウスにも年始のあいさつにいってみると、こちらもなじみの店員さんは他のショップのセールに狩り出されていた(笑)。

 焼津に戻ってから、いきつけの酒屋さんで初亀の吟醸など買う。一応誕生日なのでショートケーキを食べてみたり。夜はぶりの刺身などつまみに初亀の吟醸を飲む。


1月20日(土)

 夕方から立川の細川家で21世紀最初(笑)のSF研新年会。参加メンバーは、会場提供の細川さんご夫妻と、森さん、れんさん、高橋まさん、光佐子さん、小林さんご夫妻、ひろこさん、緑川さんとたこい。例によって、細川さんと森さんのギター演奏会があってみたり、いろいろあったような気がするが、詳細は略(笑)。

 因みに、光佐子さんが着てきた服がたこいがビンゴで当てたスーツだったのだが(笑)、それは別に秘密でもなんでもない(笑)。れんさんには「たこいくんたら、他にあげる人がいなかったのね」とかいわれてましたけど(笑)。

 その後、しんしんと雪が降り頻る中、森さんと高橋まさんと3人でタクシーで八王子の森さんちまで。森さんちで、さらに飲む(笑)。


1月21日(日)

 朝は、森さんちでみんな8時に目を覚まして『クウガ』の最終回を観る。TVの画面に鮮やかな青空が映し出されていた間、窓の外もすっかり晴れ上がって青空状態だったので、気持ちがすっかりすがすがしくなってしまう(笑)。

 朝の4時まで飲んでいたにしては体調がよかったので、いつものジョナサンで軽く朝食。それから、高橋まさんと秋葉原に行く。アミュレットに久しぶりに入荷していた2400c英語キーボードを買ったり、ガシャポン専門店で1月にリリースされたばかりの「すいんぐあずまんが」のキーホルダー全6点セットを買ったりする。

 それから、職場に行くという高橋まさんと別れて、東海道線でとことこ静岡まで戻る。

 静岡に戻ってから、ピンクハウスに年始のあいさつにいってしばらく雑談したり(笑)、カールヘルムに年始のあいさつにいってしばらく雑談したりする(笑)。


2月1日(木)

 朝は7時前に家を出てちょっと遠くへ出張。

 夕方は懇親会で飲む。近くの寿司屋で2次会まで。


2月2日(金)

 朝から引き続き出張の用事。出張帰り、秋葉原をちょっと散歩してから、JRで川口へ。

 とりあえず埼玉パブブルワリーで地ビールを3種類ほど飲む。その後、光佐子さんが迎えに来てくれて、そこから徒歩5分くらいの光佐子さんの部屋に行く。たこいの昇進祝い兼誕生日祝いをしてくれる、とのこと。ほどなく、光佐子さんのお友だちで糸納豆BBS常連のちゃちゃさんも登場して、3人で鍋をつつく。しかしまあ、その席では誰も「昇進」とか「誕生日」とかいう話をしていなかったのはご愛敬(笑)。

 で、なんだか楽しくいろいろ雑談をしていて、日付が変わる頃ちゃちゃさんは先に就寝。その後も光佐子さんと二人でえんえんと雑談をしていたんだけど、ここで、なんの拍子だったか既に二人とも覚えてないんだけど(笑)、非常に唐突に「結婚しましょう」という話になる(笑)。いや、話題の関係で、「もし、そういうことを告白するなら今のタイミングだ」みたいな瞬間がぱっとあったみたいだったんだけど(笑)、残念ながら、その時何の話をしていたかはおろか、自分たちがその瞬間にどんな台詞をいったのかも二人とも覚えていなかったりして(笑)。いや、確か、「結婚相手として考えている人が他にいないようなら立候補します」みたいなことをこちらがいって、なんかほとんど即答で「OKです」といわれたみたいなんですけど。


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