日常茶飯

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目次

月例

 おとといは第2水曜だから、マイクロソフトは<月例パッチ>を公開した(正確には米国時間第2火曜日らしいが)。 ソフトの欠陥を埋め合わせるためのアップデートだから何にも面白くはないけれど夕方パッチをあてた。 以前は、勝手なことをされるのは嫌だからソフトの自動アップデート機能は切って気がついたときに手動でやっていた。 でも、段々と面倒になって、自動に切り替えるようになった、きょうこの頃です。 自動アップデート機能はマイクロソフトだけじゃなく、パソコンのメーカのソフトや、 ウイルス対策ソフトなどもあるが全部自動にすることにした。 ある意味で<省エネ>。 関わりたくないと云うのが本音で、勝手にするがいいと云う程である。

 本の新刊は発売日のすこし前に、毎月確かめている。 文庫なら、新潮文庫は月末に出して翌月の新刊とする。文春は上旬にでるし、講談社は月の半ばである。 中公文庫は下旬なので、予めチェックしていた。 ところが今月はノーマークなのである。気にも留めなかった。 小林信彦さんの『昭和のまぼろし』(文春文庫)と京須偕充さんの『志ん朝の走馬灯』(ちくま文庫) がでている、と知ってきのう夕方近所の本屋へ出掛けた。

 うちの近所には本屋が何軒かある。 どれも小さな本屋ではあるが、文庫程度は置いている。 ところが、厄介なことがある。 新潮、文春などは扱っているのだが、ちくま文庫を扱わない小さい書店は多い。 一番近くの本屋は歩いて7分のところにあり、よく利用するのだが、ここもちくま文庫は置いていない。 ちくま新書は、毎月新刊を並べているのにである。

 ちくま文庫を扱う店があるにはある。 歩いて30分弱。 店の一番奥にいちおう専用の書棚があるにはあるが、これが当てにならないのだ。 ちくま文庫の新刊が書棚に並ぶ月もあれば、並ばない月もある。 並んでもすべての点数がそろわない、間引いている時もある。 どうやら、ちくま文庫が入る書棚の容量は決まっていて、溢れそうになると新らたに置かないようにしているのじゃないかなぁ。
'09年05月15日

デジカメ

 8年前からデジカメを使っている。 写真を撮るのではなくメモとして写すのが目的だった。 矢張り、写真は一眼レフのフィルムカメラじゃないと、と云う気分がある。 ところが小型のデジカメは気楽に持ち出せてぱちぱち撮れるから、 いつの間にかスナップ写真はデジカメでばかりと云うようになった。 35mmフィルムなんて久しく買っていないし、カメラもクローゼットの肥やしになっている。 つまり、きちんとした写真は長らく撮っていないと云うことか。

 8年使っているデジカメは320万画素(3.2メガピクセル)である。 いまどき家電量販店に出掛けると、ずらりとデジカメが並んでいる。 1000万画素が2万円程度。 しかも手ぶれ補正機能や顔検出機能などがあるのはテレビCMで知っていたけれど、 お店の展示品で試してしみると、凄いんだなぁ、これが。 でも買い換えたいとは思わない。 只、2年前からデジタル一眼には関心がある。 箪笥(たんす)の肥やしになっている一眼レフはオリンパス。 学生時代のもので、ニコンやキャノンのカメラには手が届かなかった。 それが、デジタル一眼の時代になって随分と安くなったなぁ。 但し、ニコンは東南アジア産である。 で、この2年デジタル一眼について検討しているのである。 大概は時間がかかるのだけど、衝動で買うこともあるンです。

 たいへん参考になったのは、たくき よしみつ著『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)である。 去年発売されて、タイトルは覚えていたが版元は知らなかった。 連休のときに本屋で探して見つけたのであるが。 タイトルどおり、 デジカメは高画素になるほど<写真は汚くなる>と云うことを、はじめの何ページか読めば分かる構成になっている。 デジタル一眼もフィルムカメラの一眼レフとは違うんだ。 わかって興味が失せた。 家電量販店に、樋口可南子が着物で座っているポスターがあった。 <こんどは一眼あそばせ。>とお辞儀されても買わないのだ。
'09年05月11日

連休が終わった

 空港の手荷物検査でゲートを潜るとブザーが鳴る。 金属探知機にかかってポケットのなかから金属を取り出してゲートを潜るとまたブザーが鳴る。 その繰り返しをする人をみかけたものだが、人のことは笑えなくなった。

 何年か前から手荷物検査で、ノートパソコンは荷物から取り出すことになった。 その頃にNHKで<暮らしのワンポイント アドバイス>と云うような番組をたまたまみたが、 旅行鞄の収納がテーマである。登場した収納評論家(そんな評論家だと名乗ったかは知らないが) は、鞄のいちばん奥にノートパソコンをつめるべしと曰(のたま)わくのである。 このおばさん、収納のことで頭がいっぱいで、飛行機に乗ったことはないンじゃないかと思ったのを思いだした。 まあ、テレビに登場する評論家と専門家ほど怪しいものはないのは、いまに始まったことじゃないが。

 で、空港である。 去年の冬だったか、金属探知機のゲートでブザーが鳴った。 こんなことははじめてである。 それまでは、ポケットのなかには鍵やら小銭やらと色々と入れた儘で平気だったから、ちょっとびっくりした。 係員が差し出す箱のなかにポケットのなかのものを入れて、やり直したら無事に済んだ。 検査が厳しくなったと云うのは知っていたが、どうやらポケットのなかの鍵(かぎ)を小型ナイフとでも探知したのだろう。 それからは、鞄からノートパソコンを取りだしてトレーに乗せて、鍵などを小箱のなかに入れて、 ノートパソコンのトレーの上に小箱を乗せる。 チケットを取り出して、鞄を肩にかけ、片手にトレーを持って手荷物検査に臨むようになったが、 以前どおり事なきを得ている。 でも、両手が塞がってけっこう大変なんですよ。ハイジャック対策らしいんだが。
'09年05月10日

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