日常茶飯

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日本語入力

 ジャストシステムは日本で唯一といえるワープロソフト「一太郎」の会社で、 おまけに付いている日本語入力システム「ATOK(えいとっく)」は優れている。 マイクロソフトIMEとは話にならないほど使いやすい。 おまけを目当てに買っていると云えば聞こえは悪いが、 一太郎を標準のワープロに決めている官公庁は多いし、 民間企業でも使っているところは多いのかは知らないが確かにあると云う。 ワードより使い易いのは間違いない。 で、ジャストシステム社は毎年バージョンアップ版を発売するのである。 毎年一月になるとその知らせが来る。 そんなに付き合えないから、何年かおきにバージョンアップするかと云うほどの付き合いで、 その付き合いは長い。

 ことしは数年ぶりにバージョンアップした。 と云うのは数年前のATOKはビスタでも使えるが、時々おかしな動作をする。 日本語入力にすると、言語バーと云うのがふわふわ現れて気になるのだ。 以前のOSではそんなことはなかった。 設定で、<固定する>ようにしても云うことを聞かないから、<トレイ>に閉じ込める方法を知った。 すると、あの邪魔くさい言語バーが消えた。 英語モードから日本語に変えたとき、<あ>のアイコンが現れて区別が出来ればいいだけである。 それでうまくいったかに見えたが矢張りビスタには対応していないと気づいた。 何だか知らないがエラーが出たのである。 別に困るほどではないが、ビスタに対応していないのだろう。

 さて、数年ぶりに一太郎2009にバージョンアップした。 気になるのは、日本語入力のATOKで、 以前の辞書の引き継ぎが上手くいっているのかである。 つまり、これまで行った<単語登録>が引き継がれるかと云うことで、主に氏名を記憶させている。 漢字変換で一番厄介なのは名前なのだ。 漢字と読みを記憶させる。 それで、一太郎2009をインストールすると、何だか上手い具合に以前の設定やら、 肝心の辞書も引き継いだ、と云うようなメッセージが現れたから真に受けていた。

 使っていると、どうもおかしい。 名前の漢字変換に失敗する。 さてはと思ったら、人名に<雲黒斎>と表示出来ないのである。 「クレヨンしんちゃん」に出て来る悪党の親玉の名前(声に出して読んで貰いたい)で、いぜん登録したのが出てこないのは、 インストールしたときに辞書は引き継がれなかったと云うことである。

 古い方のパソコンにはそのデータがあるから、一太郎2009をインストールしてみた。 ジャストシステムのような老舗のソフトメーカーは、<一台のパソコンに限り有効>なんてケチなことは云わない。 ちかごろ、そんなソフトメーカーがごろごろ居る。 はなしを戻して、古いパソコンでは辞書はきちんと引き継がれている。 だったら、この辞書をバックアップして、移せばいい。 移せたのだけれど、ビスタの後に現れた<一太郎2009>が、ビスタで上手く振る舞えないのは、まずいんじゃないかなぁ。
'09年02月12日

立春

 きょうは二十四節気の立春で、昼間はまずまずの天気。 日差しが差せば暖かさを感じて、春の気配は確かにある。 過日、誂えた靴を毎日履いているのだけれど、まだ足に馴染まない。 部分的には馴染んできたのだが、右足の甲が痛いのである。 左は直ぐに馴染んだのに、これが不思議なのだ。 まあ、そのうち慣れるだろう。

 このところ鍋料理をつつくことが増えた。 寒い日は鍋が一番だとしても、最近では事情が少し変わったのである。 うちの冬の御馳走は、すき焼きが横綱だったのであるが、この冬はチゲ鍋なんですね。 手軽に出来て安上がりだもの。 白菜は根っこの固いところをざく切りにして煮込む。 やがて透けるように色が変われば柔らかくて、これが旨い。 薄切りの豚肉と鶏肉のつみれ、それに豆腐。 旨いんだな、これが。

 鍋が煮たっていよいよ食べるまえに、卵を割って蓋をする。 もうそろそろいいか、と見はからって蓋を開けると、卵は半熟している。それをレンゲですくって小鉢に落とす。 さあ、食べようかと、黄身にからめて食べるのである。 すき焼きに似ているか。

 近所の料理屋をみると、すき焼きとチゲ鍋は同じ値段なンですな。 これは、何処(どこ)でもそうだとは云いませんが、あくまでも近所のお店なんですがねえ。 すき焼きとチゲ鍋が同じ値段なのは、牛肉と豚・鶏肉を同じ値段にするようで、 何だか損した気になる。尤(もっと)もすき焼きを注文すれば得したことになると云うことです。
'09年02月04日

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