日常茶飯

[注意] Netscape 4.x では日付が表示されません。このページ半月経つと移動します。
#117 
目次

バックアップ

 フロッピーディスクが全盛の時代は、パソコンのデータのバックアップはデータのサイズもさほど大きくなかった。 たまに、フロッピーディスクに収まらないときは、ファイルを分割するコマンド(MS-DOSの)があって、 何枚かに収めると云うこともあった。

 でも、8年前にウインドウズ2000マシンを使いはじめたとき、フロッピー・ディスクはお払い箱となった。 データを持ち出すときはUSBメモリになったし、 バックアップにはMOディスクを使うようになった。 フロッピーとMOは似たような形のディスクだが、容量は全く違う。 1.44Mと640Mである。 USBメモリも年々容量は増えたし桁違いに安くなった。 これでフロッピーの時代は終わった。さよなら。

 でも、640MのMOディスクにバックアップをとる頃には、データのサイズも肥大化したのである。 バックアップするのは、不測の事態に備えたのであって、 データの他にもソフトのアップデートしたプログラムも念のためバックアップしていた。 不測の事態には、ネットを頼らなくてもいいようにと愚考したのだろう。 確か、バックアップは月に一回はやっていたんじゃないかな。 でも、無駄な努力は長続きしないンですね。 バックアップは段々と間が伸びて行き、一年以上も間を空けるようになるのです。

 去年の末にある事情があって、ビスタのノートパソコンを買ったのだが、 最初は電源を入れて設定をすることになる。 買ったのは年末だがパソコンは去年8月に発売された製品モデルである。 で、ネットに接続していて初期設定を終わると、8月から年末までのアップデートの実行が勝手に始まるンです。 マイクロソフトの例の欠陥修正プログラム。 それだけじゃない、パソコンメーカの独自の修正プログラムも累積していて、 それが次から次と勝手に更新される。 中には勝手にダウンロードされるのだけど、手動でインストールするものもあるが、クリックするだけだもの。変わった。

 だったら、データだけバックアップすればいい。 それも案外と気にすることはないかも知れない。 いまどきのハードーディスクは衝撃の安全装置がついているし。 まえにも書いたけれど、20世紀の技術のパソコンは今にして何とか使えるようになった。

 古い方のパソコンは健在だけど、DVDドライブは読み出し専用のDVD-ROMと云うもの。 その後に、CD-Rのドライブなどが現れたと思うのだが確かではない。 CDにデータを書き込む装置で、興味はなかったが、そのうちDVD-Rとか何かが現れた。 つまり、音楽データを丸ごと記録するようになって、 さらにDVDビデオの録画コピーが可能になったと云うことで、店にはディスクが山のように積み上げている。

 古いパソコンはDVDを再生するだけだったが、 新しい方はマルチディスクの何でもコイ。 書き込みが出来るのだ。 片面一層のDVDなら、読み(リッピング)、書き込みにそれぞれ10分で済む。 それから、コピーしたDVDにプリンタでタイトルを印字して後は、 ケースの背面にプリンタで印字したタイトルのシールを張るのである。 これで、DVDのバックアップが出来た。 お分かりですねバックアップは意味が変わった。

 パソコンの中身のバックアップから、CDやDVDをバックアップするようになった。 で、DVDメディアには「データ用」と「録画用」と区別して記載されているのだけれど、 中身は違わないのである。 「録画用」とは、テレビ録画を前提に<私的録画補償金>と云うものが上乗せされていて、 少しだけ高くなっているのだと云うのね。
'09年01月31日

冬将軍

 暖冬だと高を括っていたが、矢張り冬は寒いものなんだ。 大寒を過ぎたころから断続的に寒い日がやってくる。 この週末も、寒波が押しかけて来るらしいが。

 寒くなるとどう云う訳か肩が凝る。 並みの凝り方じゃあない。 筋肉が萎縮するせいなのか、血行が悪くなるためかは知らないが結構辛い。 そうなると、何をするにも億劫になる。 で、いまはTBSの「金スマ」をみているのだけど。 NHK大河ドラマ「篤姫」の脚本家の身の上話である。 知らない人なので新聞のテレビ欄をみると、 <NHK大河ドラマ篤姫空前のヒットを生んだ脚本家・田淵久美子壮絶な人生>、と。 「篤姫」は珍しくみたのだが、「金スマ」の番組中、ドラマの映像が頻繁に流れるのには妙な気がした。 ドラマは決まってDVDになる時代になったせいなのかも知れないが、 他局のドラマを平気で話題にする番組があるからヘンだな。

 冬になると空気が乾燥する。 湿度が低くなればウイルスが元気になると云うこともあるが、肌も乾燥する。 スーパーで買い物をして、貰(もら)ったレジ袋が開かないのである。 袋を指で差すって開こうとするのだけど、指が滑って仕舞うのだ。 何だろうと思いながら繰り返して、気がついた。 指が乾燥しているのである。 だからといって指を舐めるのはどうだろう。 レジ袋の端にある折り返しをつまんで開いたが面倒。

 寒いときは悪いばかりでもない。 夜は暖かくして、よく冷えたハイボールを呑む愉しみである。 今夜は年代のついていない「余市」で。 安いけど、まあシングルモルトの香りはある。 少しは肩の凝りが納まるといいのだけれど。 そう云う問題じゃない。
'09年01月23日

ビスタてやつは再び

 ウインドウズ・ビスタを使って一か月半になる。 慣れたと云えば慣れたし、諦めたと云えば諦めた。 どうも、このOSは勝手が違うのである。 操作は手動でやりたいのに、そうはさせない。 アップデートは手動でするように設定を変えると、通知アイコンと云うのが現れて<大変だ危険だ>と大騒ぎする。 あんまり五月蠅(うるさ)いから自動更新に戻した。 まあ、設定を自動にしても問題なく知らないうちに最新の状態にはなっている。 たまに通知アイコンが現れて、<ダウンロードは済みましたが、これは特別に手動でインストールする必要があります>と 云うからクリックしてインストールされる。 自動設定も、お利口になったようだ。 パソコンのメーカーも自動更新は巧くなった。バイオスの更新がクリックで出来るのは魂消(たまげ)たもんだ。

 ビスタは新しいOSだから、古いソフトには互換性の問題がある。 ウインドウズ95のころから使っているソフトもあるが何ンにも問題はなかった。 只、インストールするときに<互換性の問題があります>と警告がでるのは決まって、マイクロソフトの製品である。 あはは。 Visual C++ 6(これ、プログラミング言語です)のときに現れた。 <解決策があるかもしれません>と云うのでクリックしたら、<分かりませんでした>と。 その次に、Visual C++ 2005 Express Edition (これはフリーの製品版で雑誌の付録に付いていた)。 <解決策があります>と。 さて、どうなるかとみていると、<更新のプログラムが見つかりました>と云うのでクリックすると途中まではうまく行ったが、 最後に<SQLなんとか>のサービスパック2のインストールに失敗するンですね。 で、<SQLなんとか>をアンインストールすると、 この辺は良く出来ていてサービスパック1も削除されているから、前よりも利口になったンだ。

 使っているうちに気づいたのだけれど、<復元ポイント>と云う仕組みがある。 何でも、パソコンがおかしくなったときに以前の状態に戻れると云うもの。 試したことはないので知らないが、 <復元ポイント>に戻ればそれ以後にインストールしたソフトも削除されて元に戻れるらしい。 その設定は手動でも行えるのだけど、ときどき勝手にやっている。 1か月半使っていて、偶然見つけたのは、<復元ポイントの削除>である。 いまのところ何も問題はないし、何かあればリカバリーすればいい。 自動設定で直ぐに最新の状態になるからなぁ。 そんな気分で実行した。

 どうだろう驚いた。 ディスク容量が25ギガ・バイト増えたのである。 25Gですよ。10年ひと昔ならハードーディスクいっぱいの容量ですよね。 結局こう云うことか。 何でも自動にする変わりに、資源を無駄遣いしているのだな。 先日、クロスケーブルで別のパソコンを繋いでファイルを転送した後。 ビスタは勝手が違うものだから、うっかり接続を切ったのがいけなかった。 その後で、ネットに接続しても不通になる。 プロパティを開いても判らない。 それが、アイコンの近くにある<接続の復旧>と云うのをクリックすると元に戻るのだからよく分からない。 まかせるしかないのか知らん。
'09年01月18日

Copyright(c) 2004-2009 Yamada,K All Rights Reserved