日常茶飯

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復活ノートパソコン

 去年の暮れをもってウイルスバスター2007のサポートが終わった。 他のウイルス対策ソフトも同じだけど、ウィンドウズ2000は対象外になったのである。 その為、8年使っていたノートパソコンを新調して一か月余りになる。 OSはビスタだけど使っているうちに慣れた。 でも古いほうのウィンドウズ2000のノートは、これが健在そのもの。 元はと云えば、マイクロソフトがウィンドウズ2000の欠陥の修正を打ち切ったから、 ウイルス対策ソフトが並んでサポートを終了したわけである。 しかし、マイクロソフトがどうしようとサポートするのが本来の筋であると思うのだがね。 だって毎年、毎年、更新と云ってはお足(お金)を取るンだもの。 或いは、セキュリティの欠陥がよほど酷(ひど)いのか知らないが、他のOSではウィルス対策なんて聞かないのに。 それがマイクロソフトに限って、ウィルス対策ソフトが繁盛する有様である。

 で、年が明けて古い方の(元気な)ノートパソコンから用済みのウイルスバスターを追い出した。 このノートはネットに繋がないで使うつもりである。 するとどうだろう、本来の機能を発揮した。 快適に動く。 これまで重く感じたウィルス対策ソフトがないから当然だが。 しかし思えば8年前はウィルス対策ソフトなんてなくても困らなかったのである。 それが、余計な負荷をかけるし毎年お足が掛かるようになったのは、 マイクロソフトのヘンなビジネスモデルに付き合わされてるせいであるのは間違いない。
'09年01月15日

バッテリ

 ノートパソコンは長年使っているが、よく分からないことがひとつあった。 机の上で使ったり、居間のテーブルで使ったり、或いは床に寝そべって使うのだけれども、 外に持ち歩く習慣はないのである。 そうなるとコンセントに差し込んで使うのだから、バッテリの存在と云うか寿命が気になる。 電源があるのだから、バッテリを外して使うのが良いと聞いたことがあるが、 家の中で移動して使うこともある。そのときはバッテリに切り替えるし、 バッテリを外したノートはディスクトップと変わらない。 滅多にないことだが停電のときは、ハードディスクを壊す危険がある。 それよりも、ディスクトップなら電源のコンセントは差し込んだ儘なのだがノートだと、うっかりコンセントを抜く可能性がある。 そう云うわけで古い方のノートでは、バッテリをつけた儘で電源に接続し、のべつ充電していたのである。 お陰で消耗して仕舞い全く充電出来なくなった。

 リチウムイオン電池のバッテリは、充電せずに放って置いて完全に放電させると使えなくなることがある。 また、ACアダプタを電源に差した儘で使い続けているとフル充電と僅(わず)かな放電を繰り返し、これも消耗の原因になる。 つまり、古いノートでは悪い使い方をしていたのである。 お陰で数年前からバッテリだけではマシンを起動できないし、一年前にお陀仏になった。 で、新しいノートパソコンを使うようになって知ったのは、バッテリの充電に<いたわりモード>と云うのがあること。 試してみると、80%まで充電するとそれからは充電を止めるのである。 バッテリだけで起動するのに、電池は10%減る。 これなら問題ないと、一か月ほど使っていた。 最近、バッテリの設定に<超いたわりモード>と云うのがあるのに気がついた。 これは、50%まで充電すると云うもので、こっちでいいや。 と、設定を変えた。

 パソコンと云うものは20世紀の産物だろうと思うが、何ンにも面白いことはないのだけれど、 最近になって真朋(まとも)に使いやすくなった。 つくづくそう思う。
'09年01月10日

年末年始

 年末から正月の三が日の間はテレビは詰まらない番組しかないので、 夜は殆どテレビはみなかった。 むかしから詰まらなかったと思うけど、最近は輪をかけてくだらない。 で、かわりに、『落語研究会 古今亭志ん朝 全集』のDVDを通しでみて過ごした。 90年代の高座は凄いと、改めて思った。 持ち前の<リズムとメロディ>に、晩年の間の妙味がすばらしい。

 元旦はテレビの「相棒 スペシャル」をみたけど、まずまずの出来。 水谷豊の<相棒>が、寺脇康文にかわって田畑智子になったぐらいで、 きょねんの元旦スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件」の方が出来はよかった。 複数の事件と物語が同時進行し、やがて絡まってひとつに繋がるプロセスは飽きさせなかったし、 天網恢々(かいかい)疎にして漏らさず、と云うべき結末は見事だった。

 きょう創刊のCDつきマガジン「隔週刊 落語 昭和の名人 決定版」は、 本屋でみてみると予想とは違っていた。 版元は小学館だから、雑誌「サライ」がときどき特集で紙袋入りのCDつけた雑誌かと思っていたのだが。 紙箱である。 中身はCD入りのケースで、薄っぺらな冊子がついていると云うもの。 ことし1年かけて全26巻、26人、約75席だそうだ。 創刊号は、<古今亭志ん朝 (壱)>で、「夢金」と「品川心中」のCDである。

 気になっていたのは音源はいつのものかと云うこと。 すると、「夢金」は1977年12月3日、三百人劇場のもので、 「品川心中」は1979年11月12日の大阪・毎日ホール。 ええっ。 志ん朝さんが亡くなった後に、ソニーミュージックからでた『志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを』の全12巻のものじゃないか。 こんなのありか。
'09年01月06日

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